毎週木曜日に日テレ（日本テレビ）で放送されている情報バラエティ番組『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』、昨日2015年12月17日の放送では「米処 越後 謎のラーメン愛！」が紹介されていました。
米処 越後 謎のラーメン愛！
昨日2015年12月17日の放送では、メインの特集で「新潟ラーメン」が特集されていました。何でも評論家さんたちからも山形と新潟と千葉のラーメンはご当地ラーメンが集中している（種類が多い）みたいでした。千葉に関しては比較的最近、番組で紹介されていました。
燕市の「背脂ラーメン」
新潟県の燕市では「背脂ラーメン」が有名だそうです。麺が幅7mmもあって水分を多く含ませモチモチ感を出し、スープに大量の背脂をチャッチャとかけているのが特長です。ご主人は「背脂チャッチャ系」と呼んでいました。
この背脂チャッチャ系スープは、スープの表面に背脂しか見えないレベルで大量の背脂が浮いていたので、見るからにこってりしていそうですけど、スープが煮干しを使った魚介豚骨スープを採用しているため、実際に食べてみるとさっぱりした味なのだそうです。
背脂ラーメンでは「杭州飯店」さんが紹介されていました。
長岡市の生姜醤油ラーメン
長岡市は「生姜醤油ラーメン」です。見た目は濃い目の醤油ラーメンですけど、スープに大量の生姜を入れています。お店によっては更にトッピングとして下ろした生姜を載せています。生姜ON生姜。
どうやってスープに生姜を入れているのか、摺りおろしているのかすら教えてもらえませんでしたね。トップシークレットだそう。それで儲かっているのですから、簡単に教えられませんよね。食べた方の感想は、辛めの醤油に生姜が溶け込んでいてコクと深みが出ている、ということでした。
生姜醤油ラーメンのお店は「青島食堂」さんが紹介されていました。
新潟市の「濃厚味噌ラーメン」
新潟市は「濃厚味噌ラーメン」です。通常の味噌ラーメンよりも3-4倍も濃い濃厚味噌スープを、お客さんの好みでポットに入った「割りスープ」を注いで割って食べるスタイルだそう。割りスープは豚骨や野菜、魚介がベースになっていて、あっさり系の味になっています。
割りスープでの割りすぎが気になりましたが、VTRでインタビューをしたいたお客さん曰く「美味しいんですよ、割りスープで割りすぎても。割りすぎたら割りすぎた味がまた楽しめる」だそうですよ。
濃厚味噌ラーメンは「東横」さんが紹介されていました。
おわりに
他には、三条市の「カレーラーメン」とあっさり系スープと細縮れ麺を使った新潟市「あっさり系ラーメン」の5種類で「新潟5大ラーメン」と言われているのだそうです。カレーラーメン
スタジオでは新潟市の濃厚味噌ラーメンを食べていました。割りスープで割るスタイルが思いの外好評で、みのもんたさんも絶賛していましたね。この濃厚味噌ラーメンで個人的に気になるのは、スープを作る際に大量にマーガリンを入れていたことです。トランス脂肪酸ですね。
トランス脂肪酸は、お菓子やデザート、ファストフード、インスタント麺、マヨネーズなどに使われているみたいですから、生きていく上で全く摂取しない訳にもいかないでしょうし、気にし過ぎることも良くないとは思います。でも、あれだけ大量に投入されているところを観てしまうと……という。
という不安要素はありますけど、あの濃厚な味噌スープはとても美味しそうでした……あれを真冬の雪国で食べたらさぞかし体が温まるだろうと思います。今回紹介されたラーメンに濃厚なスープが多いのは、新潟が雪国であることが大いに関係しているのでしょう。肉体労働をしている方が、濃い味付けで高カロリーの温かいラーメンを掻き込んで食べるのは、とても納得のできる理由です。
私はラーメン屋でラーメンを食べることがあまり得意ではないんです。以前書いた気がしますが、食事は気の置けない仲間、残念ながら今は一人もいませんけど、と駄弁りながらゆっくりと食事をしたいんです。スペインの人たちみたいなノリで。ラーメン屋は、一歩でも店内に入ったらそこからは戦争ですよね。落ち着いて居られないので、それがちょっと苦手です。でも濃厚味噌ラーメンと生姜醤油ラーメンは食べてみたいかも。
