平日朝07:00からEテレにて放送されている『シャキーン!』の、2015年7月20日月曜日の放送は宇宙ヤバイ系の回で楽しかったです。
世間の小中高校生が夏休みに入ったこともあってか、ネコッパチがネコッパチ星人として登場していて、「ネコッパチ星人の宇宙クイズ」なるクイズを出題していました。
まずは、木星の周りをぐるぐる回るガニメデという星、要は木星の衛星ですが、それに関して、「では問題、今年アメリカ航空宇宙局NASAの研究チームが“ガニメデ”の地下で発見したものは?」という問題を出してきました。答えは三択。
- 毎日プロポーズしてもなくならない「ダイアモンドの地層」
- 母の愛情のように広大な「海」
- 宇宙一のセレブになれそうな大量の「石油」
正解は2番。何とガニメデの地下に海があるのでそうです。地下に海?
Steve Vanceさん(NASAジェット推進研究所)らの新しいモデルは、岩石のコアと、最大で3つの氷の層にはさまれた水の層から成る。圧力で水よりも高密度になった氷が沈んで天体深部の氷の層となり、塩を多く含む高密度の水がより深部の水の層となる。 - ガニメデ内部に多段重ねの海の層?
という記事がありました。ガニメデには氷の層と水の層が重なりあっているという、2015年3月に発表された仮説があるみたいです。
ネコッパチ星人は、いつかこのガニメデに海の家を開くのが夢だそうですよ。めいちゃんに「ガニメデの氷で作ったかき氷、食べに来てくれっち」と誘っていました。食べるのは怖いですね……めいちゃんが食べて大丈夫なら食べたいです(へたれ)。
「ネコッパチ星人の宇宙クイズ」の第2問は、月に関する問題でした。「現在、月に無人探査ロボを送りこんで、様々なミッションを行う大会が開催中だっち。(中略)では、もっと簡単なミッションを紹介するっち。そこで問題。賞金およそ2億4000万円を獲得できるミッションは次のうちどれ?」というものです。こちらも三択。
- 月面を5000m走行する
- 月面に深さ10mの穴を掘る
- 月面で植物を育てる
正解は1番でした。月面を5000m走行するロボットを作れば、約2億4000万円ももらえるそうですよ。てかロボットの開発費用やロケット打ち上げにかかる費用などを考えたら、その賞金では安すぎる気がしますけど。
月の環境は過酷で、昼は表面温度が100度以上、夜は-150度以下になるということで、月面を5000m走らせることも至難の業みたいです。ネコッパチ星人は「めいちゃんもジュモクを月面探査ロボに改造して大会に参加させてみるっち」と言っていました。ネコッパチはいつもジュモクさんの扱いが乱暴です。
温度差が凄いですね。表面温度が極端な理由は月に大気がほとんどないからでしょうか。そのため太陽の光が当たっているところはとことん熱くなり、当たっていないところはとことん冷たくなる……のかな? 地球には大気も、広い海もあるから、ある程度は全体に混ざる的な。
そう言えば最近Tumblrを見ていたら、月に関する面白いテキストがタイムラインに流れてきました。上のリンクがそれ。月って不思議ですね。ちなみにアポロ11号の月面着陸は、私は全く信じていません。