ディスディスブログ

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ドラクエ1から8までを好きな順に挙げてみました

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先日『ドラゴンクエスト』シリーズのワースト3を挙げている記事がありました。

 

himasoku.com

 

こちらを受けて私のベスト3を挙げてみます。ちなみに、私はドラクエ1~8までプレイしています。

 

  1. ドラゴンクエスト3
  2. ドラゴンクエスト2
  3. ドラゴンクエスト1

 

はい、やはりロトシリーズが一番です。思い出補正という名のたたかいのドラムがバッキバキに効いています。

 

 

ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…


ぼうけんのしょはきえてしまいました - YouTube

 

私のベストはドラクエ3、ダントツです。ドラクエ3の何が凄いって、それは「ふっかつのじゅもん(復活の呪文)」がないこと。あの48文字を紙に書き写す必要がなくなる日がやって来るなんて…と感動したことを今でも覚えています。ただデータが消えてしまうこともあるそうですね(上動画)。私は体験したことがないです。

自由度の高さも大好きです。仲間を3人連れて、勇者の自分を含め4人パーティを組みます。仲間の3人はプレイヤーが自分で名前や性別、職業を決めることができます。私は定番の戦士と僧侶と魔法使いでした。鎧・兜・盾・剣といった重装備を買わなくてよく、会心の一撃の出やすい武闘家にする方も多いと思います。でも私は装備を買いたい・使いたい人なので迷わず戦士です。男勇者、男戦士、女僧侶、女魔法使いでした。男女2人ずつにしたい人。勇者以外は転職することができるのですが、私はクリアするまでしなかったです。「さとりのしょ」と遊び人で、勇者、賢者、賢者、賢者にするのはクリア後にしていました。パーティ内キャラクターの見た目をできるだけ同じにしたくない。

自由度の高さの続きで、ストーリー上、ポルトガで船を入手すると海へ出られ、行動範囲が一気に広がります。ただストーリー的に次にどこへ行っていいか分かりづらく、プレイヤーを不安にさせます。でも、私にとってはああいう不安感も冒険をしている感覚としてあるので、不安だけど不安だからこそ好きです。

ゲームボリュームも私には丁度良い塩梅です。長すぎず短すぎない。魔王バラモスを倒して歓喜したのもつかの間、自分たちの住んでいる世界とは別の、下の世界があって、そこに足を踏み入れると、そこは…!あのフィールド曲のアレンジが流れたときの感動ったらないです。あの身震いするような感動は一生忘れないでしょう。

SFCでもプレイした記憶があります。追加要素が幾つもあって楽しかったです。盗賊の職業が増えたり、装備アイテムも増えたり、すごろくができたり。でもキャラに性格を付く仕様はなくて良かったですか。 

 

 

ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々

ドラクエ2が2番目です。こちらは復活の呪文があることが良くも悪くも思い出に残るシステムです。

 


元祖 DRAGON QUESTⅡ ふっかつのじゅもん THEME FC - YouTube

 

ゲーム中断時に画面に表示される、48文字のパスワードを1文字でも書き間違えていたら…もう最新の状態ではプレイできなくなります。その前のデータを再入力してやり直しです。でも、たいていは諦めきれずに「あ」を「お」に変えてみたり、「わ」を「れ」や「ね」に、「め」を「ぬ」に変えてみたり、粘りますけどね。

今なら携帯やスマホ、デジカメで呪文が表示されている画面を撮影してしまえば済む話なのでしょうけれども、当時そんなものはありませんから、画面に表示された48文字を1文字1文字細心の注意を払ってノートやチラシの裏などに書き写し、書き写したら今度は誤字脱字がないかを何度も確認しました。それでも間違えているときは間違えてしまいます。

別の見方をすれば、ドラクエ3などのように何かの拍子にセーブデータが飛んでしまうことがないため、復活の呪文さえ残していれば・覚えていれば、友達のドラクエ2でも、Amazonなどで購入したドラクエ2でも、場所・時間を越えて続きからプレイできるということになるでしょう。心のメモリーカードにセーブしている方は今でもいるかも知れません。

ストーリー的には、スタート直後は1人で冒険に出て、1人、2人と仲間にしていき、最終的には3人パーティを組むことになります。プレイヤーがローレシアの王子、1人目の仲間がサマルトリアの王子、2人目の仲間がムーンブルクの王女。ドラクエ1をプレイした後にプレイした当時の私にとって、パーティを組むこと、仲間が増えること自体が衝撃的な出来事でした。それにベギラマが最強攻撃魔法じゃない!という驚き、イオナズンといなずまのけん(稲妻の剣)の名前の響きの格好良さも印象深いです。

これはよく言われることですが、敵が強くエンカウント率も高いです。ロンダルキアへの洞窟の鬼畜さは有名ですけど、個人的には船を入手するために、ムーンペタから出発し砂漠を抜けて、ドラゴンの角を風のマントを使って飛び越え、ルプガナへ辿り着くまでが最も鬼畜に感じられました。あれは長い…。ロンダルキアの頃は自分たちも強くなっているので、鬼畜ではあるけれど私にはまだ大丈夫な鬼畜さでした。

やっとのことでルプガナに着いたら着いたで、下手すると戦う羽目になるじゃないですか、それと知らず復活の呪文を書き取らなかったり宿屋で休んだりする前に奴らに声をかけたら、全滅するかも知れない。あれだけの長旅をしてきた後で…ですから、鬼畜すぎます。

それとラスボスもね…あの呪文を使うとか…ないわぁ。いや、本来ラスボスクラスの強さの敵があの手の魔法を使えない方がおかしいのでしょうけれども。

ある程度先に進んでは強い敵に阻まれ、拠点に戻って周辺でレベル上げをし、少し強くなったらまた挑戦してまた戻ってレベリング…と何度か繰り返しているうちに、ゴールドも貯まってくるので町で購入可能な装備アイテムを揃えたり、あるいは当時は「ふくろ」なんてありませんから、パーティに持たせられるだけ薬草を買ったり、でも毒消し草も持たせないと、MPなくなったときのためにキメラのつばさも、いやいや聖水も使うぞ…と色々なことを考えながら進めていく、そういう手探りの楽しさ・怖さがこの辺りのドラクエにはありました。

SFC版もプレイしています。こちらも面白かったです。仲間の1人が奴から呪いをかけられるエピソードが追加されていたと記憶しています。あのアイテムで回復するからと、残った2人で取りに行くのが地味にきつかった思い出。ベラヌールの町と世界樹の木周辺の敵が強かった。 

 

 

ドラゴンクエスト

ドラクエ1が3番目です。シリーズの礎どころか日本のRPGの礎となった作品、まさに金字塔です。

ドラクエ1はプレイしていないとドラクエ3を心から楽しめないといいますか、感動が半減するのではないかと思いますので、3を推すなら1も推さないと、ということが本作を3位に入れた理由の一つです。単体でも好きですけど。

 

 


DQ1 復活の呪文 - YouTube

 

こちらも2と同じく復活の呪文があります。文字数は20と少なめ。でもやっぱり書き間違えてしまう事態は発生してしまいます。フォントが若干読みづらいことも原因でしょうか。

シリーズ1作目ということもあり、操作関係が何かと不便なことが本作の特徴です。コマンドは「はなす」「どうぐ」など2以降にも受け継がれている項目の他、「かいだん」「とびら」「とる」といった項目もありました。主人公であるロトの子孫のグラフィックも、方向キーをどちらに入力しようとも、「こっち見んな」と言いたくなるくらい正面を向いたまま、カメラ目線でして、そのため町などで人と話すときは話したい方向を東西南北で指定しなければなりません。東西南北を覚えていない子供さんにいいかも?

戦闘は1対1、こちらも1人で敵モンスターも1体しか出て来ません。常にサシの勝負。物理攻撃だけでなく、攻撃魔法も補助も回復も全て自分1人で行わなければいけません。だがそれがいい。敵モンスターの魔法がこんなにも怖く感じられるとは…。

ダンジョンは基本真っ暗です。アイテムの「たいまつ」か「レミーラ」の魔法を使わないと周囲の様子が全く分かりません。確か、たいまつはレミーラより明かりが照らされる範囲は狭いけどダンジョン内では効果が持続し、レミーラは歩いて行くと次第に照らせる範囲が狭くなり最後は消えてしまう、という違いがありました。逆だったかな? 松明を焚いてダンジョンを探索する感覚は、私がプレイをした8まででは他になかったと思います。友だちはノートに手書きでマッピングをしていました。そういう点も最近のゲームにはないところですね。まぁ、やっていくうちに地図を記憶してしまうので、松明などは要らなくなるんですけど。

それと、バッドエンディングが用意されているところも本作の特徴の一つでしょう。記憶が正しければ、バッドエンディングへの選択肢は全てカーソルの初期位置に配置されていたはずで、ラスボスとの会話をろくに読まずボタン連打をしていたら、とんでもない結末が待っています。早くラスボスと戦いたい!と高揚して、冷静な判断ができなくなっているところへ仕掛けられた、堀井雄二氏の絶妙なデストラップ。

DQ1といえば「ゆうべはおたのしみでしたね」です。それと最強の勇者“もょもと”でプレイするパスワードは、おそらく当時の子供は皆知っていたのではないかと思います。週刊少年ジャンプにファミコン神拳というコーナーがありまして、そこに登場していたゆう帝とみや王とキム皇の3名、それと鳥山明さんの名前が“もょもと”のパスワードに入っているんですね。堀井雄二さんも入っていますが、ゆう帝も堀井さんです。

 

 


【DQ1・2・3】 ドラクエフィールド曲メドレー FC - YouTube

 

また、私はフィールド曲が好きです。特に1のフィールド曲が。『広野を行く』というタイトルなんですね、今回動画を見て初めて知りました。ゲームをしているときは、たいていエンカウントしてBGMが中断されてしまいますから、こうやって落ち着いてフルで聴くのも良いものです。

 

 

4位以降

せっかくなので4位以降も書いてみます。4位からは4, 5, 8が横並びで4位タイ、7位が7で8位が6です。順位が下だからといって6や7が嫌いということではありません。ドラクエで嫌いな作品は、プレイしてきた8までの中には一つもないです。

 

4は、3と打って変わり味方キャラクターと彼らの職業が固定されています。4章までプレイヤーが動かしていた味方キャラクターが、最終の5章になってようやく登場する主人公の元に集う、この展開が斬新でした。キャラクターはライアンが大好きでよく使っていました。速さのあるアリーナを使う方が多いと思いますけど。

そして悪とは何か、ラスボスには考えさせられましたね…ロザリー。去年PS1版を購入し、追加された6章をプレイしました。FC版のラスボスがあれになります。個人的には6章はなくて良かったかなぁと。

 

 

 

5は、主人公の息子が伝説の勇者だった、という親子3代に渡る物語の壮大さが好きです。石化された主人公が何年も放置される、あのシーンは何度見ても恐ろしい。

仲間モンスターのシステムが大当たりでした。モンスターを仲間にする&育てることの楽しさ、あれがなかったら5の評価はかなり変わっていたことでしょう。私はスラリンとピエール、ゴレムス、メッキー、ロビンを重宝していました。特にピエールは入手しやすいのに、耐性が高かったりベホマを使えたりで助かりまくりでした。ここまで読んでいただいている方の多くは、このモンスターの名前を聞いただけでモンスターの種類が分かるはずです。それって何気に凄いことですよね。

PS2版もプレイしています。2008年頃だったでしょうか、当時PeerCast人気配信者だったひ○くんの「はぐメタブートキャンプ」がめっちゃ面白かったです。ピアキャスではなく配信後にニコ動にあがった動画を見ていた、いわゆる「ニコ房」でした。この場合ニコ厨とは言いません。

 

8は広大なマップが本当に旅をしているようで好きです。朝昼晩と空が変化するため、旅情すら感じさせます。思えば遠くへ来たもんだ、と。3D酔いをする方もいらっしゃるみたいですけど、私は問題なくプレイできました。

あのアニメ風の絵柄で3Dを実現してくれたのは嬉しかったです。トゥーンレンダリングというらしいですね。以降製作されるナンバリングタイトルもあれでやればいいのに、リメイクもあれでやればいいのに、と思ったり思わなかったり。

チームモンスターを見つける楽しさも好きです。最初、それとは知らずにリリパット系(だったと思います)のモンスターがフィールドにぽつんと立っていたので、話しかけようと近づいてしまい、危うく全滅しかけたのは良い思い出です。個人的に戦闘時のテンションはなくてよかった。

 

7は視点変更で詰みかけた思い出があります。視点変更をしないと見つからない石版がありまして、それを見つけられなかったために先へ進むことができず、数週間投げていました。

物語は全体的に暗く、胸くそエピソードも幾つかありましたけど、現在と過去の世界を行ったり来たりする展開は好きでした。まさかキーファ王子が…大いに驚かされましたが、真っ先に道具とふくろを確認した私自身にも驚きました。彼に種を与えていた人は…ご愁傷様でした。私は種は主人公にしか与えない主義なので大丈夫でした。

 

6は、5までのシステムの良いところを集めたような、盛り沢山なシステムが特長です。私は、6はシステムよりストーリーが好きでした。上の世界と下の世界を行き来する展開は、7に近い気もしますが、ああいった話が好きなのかも知れません。

あとは特技というか転職ですね、私にはちょっと合わなかったです。各キャラクターが立っているところに、3の転職要素は入れない方が…という、相性の悪さを感じました。プレイヤー側でキャラを差別化すればいいだけですけど。それと主人公の影が薄く、正直どんなキャラクターだったか思い出せません。主人公がテリーだったらまた異なる順位だったかも?

 

 

おわりに

こういう順位になりました。正直、1位の3がダントツで、2~6位は団子状態です。

書いているとプレイしたくなってきますね。6と7は発売された当時に1回しかプレイしていないので、この2つはもう一度プレイしたいです。6はスーファミですから、やるとしたらハードを持っているPS1の7になりますか。ブックオフに行って100円のソフトが売られていたら買ってみようかしら。

9と10もプレイしてみたいです。10はオンラインらしいので避けると思いますが、9はいずれ。ゲームは1人でしたいタイプです。

 

 

ドラゴンクエストIX 星空の守り人

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