ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

【平成二十九年三月場所】稀勢の里も照ノ富士に対して変化していましたが非難はされないようです【大相撲】

スポンサーリンク

大相撲』の「平成二十九年三月場所(2017年春場所)」は、2017年3月26日、十五日目の千秋楽を迎えました。とんでもない展開になりました。

 

 

大相撲2017年春場所

www.sumo.or.jp

 

平成二十九年春場所は、今場所新横綱となった西の横綱「稀勢の里(きせのさと)」が初日から12日目まで勝ちっ放しの12勝連勝で場所をリードしていました。

しかし13日目、東の横綱「日馬富士(はるまふじ)」との取組で敗れ、そのとき左肩を痛めてしまい、続く14日目にも西の横綱「鶴竜(かくりゅう)」に敗れて連敗しました。

あの怪我は取組中に起こったのか、土俵を割った後に土俵したに落下したときに起こったのか、VTRを見ると取組中に既に痛そうにしているようにも見えます。

稀勢の里の怪我はかなり重いように見えましたが休場はせず、14日目以降も出場していました。個人的にはもう優勝はないなと思っていましたし、これ以上の重症化を防ぐためにも休場することが必要だと考えていました。

 

 

照ノ富士の変化について

一方で、12日までに1敗でその稀勢の里を追っていた西の大関「照ノ富士(てるのふじ)」は、14日目、大関から関脇に陥落した「琴奨菊(ことしょうぎく)」と対戦し、立合いの変化で勝利したことで、非難の的となっていました。会場も騒然としていました。

照ノ富士は大関に昇進して以降しばらく、両膝ですか、脚を痛めていた本来の力を発揮できない場所が続いていました。翻って今場所は、怪我から復活したかのようにダイナミックな相撲が戻ってきていました。戻ってきているものの、怪我は完全には癒えていないのでしょうし、久しぶりの優勝に手が届くチャンスということで、安易に勝ちを取りに行ってしまったのでしょうか、変化をしてしまっています。

琴奨菊にとっては、照ノ富士戦の敗戦によって6敗目を喫してしまい、今場所10勝以上で大関復帰だったのですが……それも叶わなくなりました。

確かに、本来は横綱や大関が格下と相手をするときは正々堂々と正攻法で勝負した方が良いと思いますし、ファンの皆さんもガチンコ勝負での優勝争いを期待していたとは思います。しかし先述の通り、照ノ富士は長らく怪我をしていて、おそらく今場所も完調からは程遠かったでしょうし、相手は関脇に落ちたとは言え元々は大関の力を持った琴奨菊ですから、私はあの変化は仕方ないかなと思っています。できれば変化してほしくないですけれども。

照ノ富士の変化を非難する気持ちはわからなくないです。ただ、14日目の取組だけで終わらずに、翌日の千秋楽まで続けて彼を非難している方が会場にいたように思うので、それは残念でした。照ノ富士はあの変化によって観客からヒール扱いを受けてしまい、その後の流れを決定づけた一因になっているかなと、今から振り返ればそう思います。

琴奨菊も琴奨菊で、立合い時の頭が低すぎた(相手を見ていなかった?)ように見えますし、立合いを相手と合わせる意識も比較的薄い(やはり相手を見ていない?)ように見えるので、琴奨菊に否がない訳でもなかったでしょう。変化に弱すぎるのは技術的な問題があるのではないかと。

立合いは相手との呼吸を合わせることが大事だということはよく聞かれる言葉です。琴奨菊は自分の立合いばかりでそれがあまりない印象です。

 

 

稀勢の里も変化をしていた

横綱や大関の変化が駄目というなら、千秋楽の本割で稀勢の里も照ノ富士に対して立合いで左に変化していましたよね。照ノ富士は変化を読んでいたのか対処していました。

横綱でも怪我をしていたから良いのでしょうか? 照ノ富士の両膝だって痛いでしょうに。稀勢の里は良くて照ノ富士は駄目な理由がわかりません。

稀勢の里の変化を非難する報道は、少なくとも私は見た限りではないようです。ネットを見ると、稀勢の里の変化について言っている方はいらっしゃるみたいですが……何でしょう、この違いは?

 

 

本割、そして優勝決定戦へ

稀勢の里は14日目も負けて2敗を喫し、照ノ富士は琴奨菊を破って1敗をキープしたことによって、千秋楽は追う側追われる側の立場が逆転していました。

千秋楽の最後の取り組み前に、この稀勢の里vs.照ノ富士が組まれました。本割では稀勢の里が突き落としで照ノ富士に勝利し、両者ともに13勝2敗で星が並んで優勝決定戦へ、続く優勝決定戦でも稀勢の里が小手投げで照ノ富士を負かして、見事な逆転優勝を手にしました。

 

 

おわりに

今場所、西前頭12枚目で新入幕を果たした「宇良(うら)」は、14日目を終えて7勝7敗と星が五分、千秋楽の東前頭7枚目「逸ノ城(いちのじょう)」との対戦結果次第で、勝ち越しか負け越しかが決まる状況でした。結果は「すくい投げ」で宇良が勝利し、新入幕を勝ち越しで飾ることができました。良かった良かった。

それにしても稀勢の里です。私はまさか稀勢の里が勝つとは思っていなかったので、アニメの『鉄血のオルフェンズ』を観てしまっていて(その感想のブログ記事を書いていて)、ライブでは優勝の瞬間を観られませんでした。ニュースや録画で見る羽目に。日曜17時のアニメ枠がなくなるみたいなので今後は相撲に集中できそうです。

ですから、ニュースで稀勢の里が優勝したと知って、自分の目と耳を疑いましたし、VTRを観るまで信じられなかったです。本当に奇跡的ですね。ただ、怪我後に無理をしたことで完治が遅れなければ良いですが……遅れるだけならまだ良いですけど、重症化してしまっていたら、と思うと依然心配は残ります。

それと照ノ富士はあまり気にしないでもらいたいです。いや、できれば変化はしないでもらいたいですけど……。怪我なら変化しても良いのか、どの程度の怪我なら変化して良いのか、神事でもある相撲に対してルールを明文化せよなど言うのは野暮な気もしますし、難しい問題です。

 

dysdis.hatenablog.com

スポンサーリンク