レッドブルF1は内部抗争の真っ只中と言われていますが、どうやら決着がつきつつあるようです。
チーム代表「クリスチャン・ホーナー」が、顧問「ヘルムート・マルコ」に勝利したと伝えるメディアがあります。
目次
カルロス・サインツ
Sky F1のクレイグ・スレーターによると、フェラーリのスペイン人「カルロス・サインツ」のレッドブル担当が、マルコからホーナーに変更されたとのこと。
この事実はレッドブルの内部抗争でホーナーが勝者となったことを意味すると、氏は考えています。
サインツの交渉が浮き彫りにした?
レッドブルのサインツ担当の連絡先が、チームのシニアアドバイザー兼ドライバープログラム責任者であるマルコから、チーム代表のホーナーに変更されたことが明らかになったそう。
スレイターはこれを、2024年シーズンの開始当時にメディアを賑わせたレッドブルの騒動と結びつけ、ホーナーが「勝者として浮上した」ことを示しているのかと考えたようです。
これ(レッドブルのセカンド)はF1で非常に望まれていたシートだった。
このニュースを聞いたときにオフィスの人たちと話しても、カルロス・サインツがマックス・フェルスタッペンの相手にならないことに少しがっかりしていた。
彼はこのシートをずっと狙っていた。
彼の代理人から聞いた話では、ここ数ヶ月は、状況は一進一退だったようだ。
レッドブルは興味を示しているようだったが、その後、また少し距離を置いていた。
興味深いことに、サインツのレッドブルとの交渉担当者がマルコ博士からホーナーに変わった。
もしレッドブル内部で権力闘争があったとしたら、ホーナーが明らかに勝者として浮上したという兆候なのだろうか?
チェコ・ペレスはとりわけ、今年初めのすべての問題を通してクリスチャン・ホーナーに忠実だった。
これ(ペレス続投)は間違いなくホーナーの選択だと思う、それは明らかだ。
もしマルコ博士が決定権を持っていたら、フェルスタッペンの反対側のシートに他の誰かが座っていたかもしれない。
それは誰にも分からないが、継続性は保たれていただろう。
とのことです。
サインツの動向は?
レッドブルの決定により、ペレスとシート争いをしてきたサインツはどう動くのか。
PlanetF1.comによれば、現時点でサインツはメルセデスF1の2025年シート争いからも 脱落しており、新たな主要なターゲットが失われている状況だそうです。
ドライバー市場では、誰もが誰かに依存していると思う。
F1は循環している。
まだ決心はついていないし、来年レースに出場するかどうかも分からない。
期限も決めていない。
とサインツは述べています。
誤役御免。
感想
感想です。
サインツは厳しい状況に追い込まれましたね。
他の情報にあるように、ウィリアムズで1年+オプションで状況を見定めることはありと個人的には思っています。
その間に、2026年の新レギュレーション下での勢力分布を把握して、移籍をするということですね。
でもフェラーリからウィリアムズでは、チームの価値としては確実に落ちていますから、それをサインツが受け入れられるかというところかと思います。
しかも、ウィリアムズに行って、そこでアルボンに負けるようだと、そこからトップチームへの返り咲きの道も途絶える危険もはらんでいます。
リスキーではありますが、選択肢が狭まっている現状、ある程度のギャンブルは必要でしょう。
まぁ他人事だから言えるのですけどね。
内部抗争でホーナーが勝利をしたことと、ペレスの続投は無関係ではないでしょう。
むしろそれが強く反映された現象と言えます。
角田裕毅の移籍問題にも関係してくることは明らかですし、本当に大きな出来事です、このホーナーの勝利は。
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おわりに
ということで、サインツの移籍交渉がレッドブルの内部抗争の勝敗を明らかにしたのかとの報道について感想を書いた記事でした。