ディスディスブログ

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フェラーリ640に似てる!2022年F1バルセロナテスト3日目の結果と感想。ガスリーがやらかしました

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F1の2022年のプレシーズン・テストが、日本時間2022年2月23日水曜日から始まりました。

2022年2月25日日2022年2月25日はカタロニアサーキットでのテスト2日目です。

 

目次

 

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2022年F1ラインナップ

2022年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。

 

F1速報 2022年 1/27号 2022年 新年情報号 【綴込み付録】 2022年 F1カレンダー

 

www.dazn.com

 

DAZN』のwebサイトに詳しいことが書かれていました。

他のサイトにも色々書かれています。

 

  • チーム (PU) :ドライバー1、ドライバー2
  • メルセデス(メルセデス):ルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセル
  • レッドブル(レッドブル):マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
  • フェラーリ(フェラーリ):シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
  • マクラーレン(メルセデス):ランド・ノリス、ダニエル・リカルド
  • アルピーヌ(ルノー):フェルナンド・アロンソ、エステバン・オコン
  • アルファタウリ(レッドブル):ピエール・ガスリー、角田裕毅
  • アストンマーチン(メルセデス):セバスチャン・ベッテル、ランス・ストロール
  • ウイリアムズ(メルセデス):ニコラス・ラティフィ、アレクサンダー・アルボン 
  • アルファロメオ(フェラーリ):バルテリ・ボッタス、周冠宇
  • ハース(フェラーリ):ミック・シューマッハー、ニキータ・マゼピン

 

ライコネンがF1を引退。

ラッセルがウィリアムズからメルセデスへ、ボッタスがメルセデスからアルファロメオへ移籍。

アルボンがウィリアムズにてF1に復帰、周冠宇がアルピーヌからF1デビュー。

というドライバーの変更が2021年シーズンを迎えて起こりました。

 

チームのPUの変更はなかったかと思います。

 

レギュレーション変更

2022年度のF1のレギュレーションについてです。

 

www.as-web.jp

www.as-web.jp

www.as-web.jp

 

私が下手な説明をするより『AUTOSPORT』さんの記事をご覧いただいた方がよいでしょう。

正直申し上げれば私もよくわかっていません。

 

GP Car Story Special Edition Lotus 1977-1979 チャップマンの空力革命 GP CAR STORY特別編集

と言いながら私からも簡単に書いてしまいますと、「グランドエフェクトカー」が復活するようです。

グランドエフェクトカーはロータスがF1で初めて採用したのでしたっけ。

さらに前後のウィングが簡素化されます。

さらにさらにタイヤが13インチから18インチに大きくなります。

そのタイヤにはホイールカバーが取りつけられ、整流のためのディフレクターもつくようです。

 

グランドエフェクトカーの復活で、ダウンフォース全体の約半分をフロア下から得ようとしているとのこと。

前後のウィングから発生する乱気流を抑えて、前方の車への接近を昨年までより容易にしようとしているのでしょう。

そして、ウィングから得られるダウンフォースが昨年までより減少するのですから、コーナーリングスピード、特に中低速コーナーでの速度が昨年までより落ちるのではないかと予想されます。

高速コーナーはむしろ上がるかもしれません。

間違った認識でしたら申し訳ありません。

 

GP Car Story Special Edition Lotus 1977-1979 チャップマンの空力革命 GP CAR STORY特別編集

 

F1 2022年ウィンターテストの日程

2022年の、F1のプレシーズンに行われるF1合同テストの「日程」についてです。

 

プレシーズンテストはトータル6日間予定されています。

2022年は全2回に分かれて開催される予定です。

 

2021年はトータルでも3日間しか実施されませんでした。

それは新型コロナウィルス感染拡大の影響だったでしょうか。

2021年に実施される大規模なレギュレーション変更が2022年に1年延長されたことで、2021年は2020年のレギュレーションから大きく変わらなかったこと。

それと感染拡大防止や費用の負担軽減の側面もあったと記憶しています。

 

  • 第1回:2022年2月23日〜2022年2月25日
  • 第2回:2022年3月10日〜2022年3月12日

 

2022年のウィンターテストは上記の日程で行われます。

 

テストの開催時間

テストが行われる「時間」についてです。

 

午前の部が日本時間17:00から21:00まで。

21:00から1時間の昼休憩が入ります。

午後の部が22:00から26:00までとなっています。

 

テストの開催場所

プレシーズンテストが開催される「場所」についてです。

2022年のテストの開催地は2021年から変更されました。

 

昨年はバーレーンのサヒールにある「バーレーン・インターナショナル・サーキット」で行われました。

今年は第1回と第2回とで違う場所で開催されます。

今年は第1回がスペインはバルセロナの「カタロニア・サーキット(カタルーニャ・サーキット)」で行われます。

第2回がバーレーンのサヒールにある「バーレーン・インターナショナル・サーキット」で行われます。

バーレーンは昨年プレシーズンテストが開催された場所です。

 

DAZNプリペイドカード 3ヶ月

 

バルセロナテスト3日目結果

2022年2月25日に行われたバルセロナテスト3日目の結果です。

 

 

Formula 1 (@F1) のTwitterアカウントによるウィンターテスト初日の結果のツイートです。

最速ラップはメルセデスのルイス・ハミルトン、最多ラップ数はハミルトンとウィリアムズのアレクサンダー・アルボンが記録しました。

 

 

最高速もメルセデスがのジョージ・ラッセルが記録したようです。

 

 

動画もありました。

2022年型マシンのデザインがよくわかります。

 

タイヤコンパウンド

タイヤのコンパウンドについてです。

 

 

ピレリのTwitterアカウント「Pirelli Motorsport (@pirellisport) 」のツイートです。

 

2022年はC1からC5までのコンパウンドが用意されています。

C3はプロトタイプも用意されているみたいです。

C1へ行くほど硬く、C5へ行くほど柔らかいタイヤと認識すれば良いでしょう。

 

コンパウンドの違いはタイヤに入ったピレリのロゴマークなどのカラーでわかるようになっています。

白色には2タイプあって、白色にブラケット(横線)が入っていないタイヤがC1で最も硬く、白色にブラケットが入っているタイヤがC2で2番目に硬いタイヤです。

黄色のブラケットがC3。

赤いにも2タイプあって、赤色にブラケットが入っているタイヤがC4で2番目に柔らかく、赤色にブラケットが入っていないタイヤがC5で最も柔らかいタイヤです。

緑がインターミディエイト、青がウェット。

 

  • C1:白・ブラケットなし(↑硬)
  • C2:白・ブラケットあり
  • C3:黄・ブラケットあり
  • C4:赤・ブラケットあり
  • C5:赤・ブラケットなし(↓柔)
  • インターミディエイト:緑・ブラケットあり
  • ウェット:青・ブラケットあり

 

上記のように見分けると良いでしょう。

 

硬いタイヤは持ちが良い・グリップが落ちる→長距離を走るときに使う。

柔らかいタイヤは持ちが悪い・グリップが高い→一発の速さが欲しいときに使う。

簡単に書くとこういう認識でしょうか。

 

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プレシーズンテスト3日目の感想

2022年バルセロナテスト3日目の結果を受けての感想を書きます。

 

メルセデスが最速か?

メルセデスが最速タイムを記録しました。

3日目だけでなく第1回バルセロナテスト3日間の最速タイムになります。

 

 

午前はラッセルが担当して、1分19秒233 (C5) 、66周。

午後はハミルトンが担当して、1分19秒138 (C5) 、94周。

 

王者メルセデスは速かった、ハミルトンは速かった。

そういうバルセロナテスト最終日でした。

 

がしかし、メルセデスはどちらのドライバーも最も柔らかいコンパウンドのタイヤで記録したタイムです。

レッドブルのペレスはC4で1分19秒556、同フェルスタッペンはC3で1分19秒756、フェラーリのルクレールはC3で1分19秒831、同サインツもC3で1分20秒072でした。

 

さらに言うと、ハミルトンはテスト終盤にタイムを出しています。

なので燃料をあまり積んでいない可能性があります。

ラッセルは午前中の中盤にタイムを出していた記憶です。

フェルスタッペンもラッセルと似た時間帯だった気がします。

 

等々考えますと、メルセデスが突出した速さを持っているとは言い難く感じます。

かと言ってメルセデスがレッドブルやフェラーリより遅いとも言い難いです。

この3チームは力が拮抗しているように見えます。

初日、2日目の結果を見るとこの3チームにマクラーレンを加えてもよいかもしれませんが、3チームないし4チームがトップグループにいるように私には感じられます。

拮抗しつつもフェラーリが若干抜けている感。

 

フェラーリF1-75は640と641に類似

フェラーリF1-75は今年型の全車の中でも好きなデザインです。

 

 

 

見ていてすごく感じていることがあります。

それは見出しにも書いたように、F1-75が「640」や「641」に似ている点です。

 

GP CAR STORY Vol.27 Ferrari 640 (サンエイムック)

こちらが「フェラーリ640」です。

かっこえええ!

 

似ていないじゃないかと思われる方は、検索エンジンに「Ferrari F1-75」と入力して画像検索をかけてみてください。

真正面の斜め上から写された画像が結果に出てくるはずで、それが640系にとても似ているように私には見えます。

サイドポンツーンのエアインテークが640は縦長、F1-75が横長の違いこそあれ。

 

私はフェラーリの640と641が大好きです。

真上から見るとバイオリンなど弦楽器みたいに見えるなと、子どもながらに思った記憶があります。

640が特に好きですね。

641や641/2はサイドポンツーンの上部に丸みがあって、640が持っていた美しさが若干損なわれている気がして当時嫌でした。

 

1989年型の640は、セミオートマチックトランスミッションを初導入したマシンですよね、確か。

それもあって、この年のフェラーリはハマったときはべらぼうに速いけど危うい、そういうイメージでした。

そこに魅力を感じてもいました。

特にマンセルと640とV12エンジン、このパッケージがやばかった。

メキシコとハンガリーだったと思うのですが、この2レースでのフェラーリの走りは凄まじかったです。

格好良かった。

 

先述したように、640は1989年型のマシンです。

F1-75は2022年型なので今から33年も前のマシンになります。

その2台のマシンデザインに似ているのですから面白い話です。

これは偶然の一致ではないでしょう。

どちらも同じフェラーリのマシンですから、設計時にデザイナーが意識していないはずがありません。

と私は思います。

 

フェラーリ640は「奇才」と呼ばれた「ジョン・バーナード」のデザインです。

デザインが33年の後に参考にされたかもしれない、しかも参考したかもしれないF1-75がテストで速さを見せている。

このことを見てもジョン・バーナードの奇才・天才ぶりを改めて感じさせられます。

 

ガスリーがやらかした

アルファタウリのガスリーがやらかしました。

 

 

午前中にマシンをクラッシュさせました。

詳しい情報はわからないのですが、どうやらドライバーのミスの線が濃いようです。

 

その後スタッフが懸命に修復するも、ニューマシンでスタッフが扱いに慣れていないこともあり、午後になっても修復できず。

結果として、午後の担当を予定していた角田裕毅は一度も走ることができませんでした。

 

しかも3日目の午後はコースに水が撒かれました。

ピレリタイヤのウェットタイヤのテストをするためです。

マシンのウェットでの挙動を見たり、今年のウェットタイヤの特徴を見たり、ウェット用のセッティングを探ったり、すべきことはチームにたくさんあったはずです。

角田だけでなくアルファタウリにとっても、このクラッシュは痛かったことでしょう。

 

ガスリーは今年はチームのナンバーワン扱いと思います。

チームを引っ張る立場の人間として、午後も走れないくらいの大きなダメージをマシンに与えることは、絶対に避けなければなりませんでした。

 

今年はチームの予算が厳しく制限されていますよね。

予算が削られる意味でも厳しいクラッシュでした。

 

ガスリーというと、レッドブルに昇格した年のプレシーズンテスト中に2回のクラッシュを演じました。

あれがきっかけとなってチームから見放されていった、ガスリー自身も自信を喪失していった印象があります。

結果、ガスリーはシーズン途中にもかかわらず当時のトロロッソ、現アルファタウリに降格となりました。

 

降格してからのガスリーは一転、グランプリ優勝を含め素晴らしい結果を残しています。

レッドブルの再昇格の噂も何度か挙がっていたはず。

レッドブルの上層部はガスリーを評価していないようで再昇格はなかなか実現しないですけど。

今回のクラッシュにより、ガスリーを評価していない人の意見がより強まってしまうでしょうし、彼の再昇格の可能性はそれ以前より低くなったかなと感じます。

 

また素直に自らの非を認めないのですよね、この人は。

その不必要なプライドの高さのせいで損をしているように傍からは見えます。

 

ただ初日・2日目を見る限り、アルファタウリの2022年型マシンは素性がよさそうでしたので、2回目のテストと本番が楽しみです。

今回のクラッシュさせたシャシーを継続使用するなら、絶対にガスリー用にしていただきたいです。

 

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アルピーヌとアストンマーチン

アルピーヌとアストンマーチン。

この2チームが気になっています。

どうしてこの2チームを挙げたかと言いますと、アルファタウリのライバルになる存在と考えているからです。

 

 

3日目、アルピーヌはフェルナンド・アロンソが担当しました。

しかし12周を走ったところでマシン後部から出火をしたため、トラック上にマシンを止めています。

その日のうちの修復は無理と判断されたようで、そこから午後を含めて1周も走れていません。

 

トラブルは油圧系が原因とのこと。

アルピーヌは2022年にPUを新設計したとの報道がありました。

信頼性の面でまだ問題がありそうです。

 

速さについても3日間で際立つもつものは見せていないように感じられます。

今年も悪くはないのでしょうけど、昨年の方が相対的な速さはあった印象です。

PUだけの問題ならまだしも、マシンデザインの点でも問題があるかもしれません。

確かなソースはありませんけど、ポーポイズ現象が激しいマシンなのかもしれませんね。

PUかマシンのどちらかならまだしも、どちらにも問題があるなら、今季は前途多難そうです。

アルファタウリやアストンマーチンより少し下、ウィリアムズより少し上の位置にいるかなというのが現状での個人的な感想です。

 

 

 

アストンマーチンは3日目、ベッテルが1分19秒824 (C5) 、48周を走りました。

6番手タイム。

ランス・ストロールは走れなかったようです。

 

初日も2日目もベッテルが6番手辺りと記憶しています。

速さの面ではフェラーリたち3チーム、マクラーレンの次くらいの立ち位置にいるように受け取れます。

 

3日目にオイル漏れを起こしていました。

ストロールが走れなかった理由もこちらのようです。

メルセデスPUなら大きな問題にはならないかなと思います。

速さを見せれられていることで、アストンマーチンがアルファタウリの直接的なライバルになりそうな予感です。

 

ウィリアムズとアルファロメオ

ウィリアムズとアルファロメオ。

この2チームはチーム状況がよく見えないです。

 

 

ウィリアムズは悪くない3日間だったみたいですね。

3日目はアルボンが1分20秒318 (C4) で8番手タイム、周回数は94。

ラティフィが1分20秒699 (C4) で9番手、13周。

初日アルボンが11位でラティフィが14位、2日目がアルボンが9位、ラティフィ11位。

 

タイムは悪くないです。

取り立てて良くもないですけど。

大きなトラブルがあった情報も特になかったような。

良くも悪くも目立たなかった印象です。

 

 

マシンのデザインに突飛なアイデアはなさそうです。

丸みを帯びたフォルムは他チームより顕著でその点は特徴的。

カラーリングを含め今年型では格好いいマシンの部類に入りそう。

 

問題があるとすればドライバーでしょうか。

ラッセルがメルセデスに移籍し、アルボンが加入しました。

アルボンが悪いドライバーとは思わないですけど、ラッセルと比べるとどうしてもという。

ラティフィは、う〜ん。

 

 

アルファロメオは、ルーキーの周冠宇が1分21秒939 (C3) で13位、41周。

新加入のボッタスが1分30秒433 (C3) で16位、10周。

 

速さが出ていません。

3日間のチーム最速は、周が記録した1分21秒885 (C3) ですか。

よくないです。

 

信頼性も高くありません。

3日間トータルの周回数も175周、渦中にあるハースの次に少ない走行距離です。

信頼性に難があると、テストプログラムもままならないでしょう。

噂ではポーポイジングが最も強く出ているチームだとか。

 

チャンピオンチームから移籍したボッタスはいきなり苦しくなっています。

ボッタスのチームメイトの周は、2021年まで数年F2を舞台に戦っていました。

F2時代に特別速いなどの情報を見たことがないドライバーです。

どのようなドライバーなのでしょう。

3日目午前だけで2度コースオフしていましたが。

 

おわりに

ということで、F1の2022年バルセロナテスト3日目の結果と、その感想を書いた記事でした。

 

バルセロナでの2022年の第1回プレシーズンテストはこの日が最終日でした。

バーレーンでの第2回テストは3月10日からですね。

待ち遠しい。

 

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