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川本世津子の言い分が身勝手に感じられて全く理解できませんでした - 朝ドラ『ひよっこ』146話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年9月19日放送の146話は実が美代子に再プロポーズ回でした。

 

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『ひよっこ』第25週「大好き」

www.nhk.or.jp

 

2017年9月18日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第25週「大好き」が始まっています。物語の時代は先週に引き続き昭和42年(1966年)の8月か9月頃と思われます。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は、両親と自分がお世話になってきた、赤坂にある「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食屋「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」の計5名が働いています。

みね子と同じホール係だった「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」は、みね子の幼馴染み「角谷三男(すみたに・みつお、演:泉澤祐希郎)」の兄「太郎(たろう、演:尾上寛之)」と結婚して奥茨城村の角谷家に嫁ぎました。

みね子は「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの2階に住んでいます。

「あかね荘」には現在8人が暮らしています。大家は、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」と、富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、みね子、省吾目当てで引っ越してきたみね子の元上司「永井愛子(ながい・あいこ、演:和久井映見)」の6人に加え、元女優の「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」がみね子と一緒に暮らしています。

みね子の幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」は「ツイッギーそっくりコンテスト」で優勝をしたことで、それまで転がり込んでいたみね子の部屋から出ていきました。

「すずふり亭」のある「あかね坂商店街」には、「すずふり亭」の他に中華料理店の「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋の「柏木堂(かしわぎどう)」、バーの「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」で、その妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」です。「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、一郎の息子(養子)が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」です。「月時計」の店主が「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染みで、邦子は省吾の幼馴染み、ヤスハルは省吾の一人娘「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」の幼馴染みになります。

 

 

早苗の恋

バー「月時計」では先週に引き続き、「あかね荘」の住人が集って会議が開かれていました。もちろん漫画家2人はいません。

早苗は自らの恋について初めて他人に話しました。それは自分が上京をした日のこと、「あかね荘」にやって来て、そのまま東京見物をし、人生初のエレベーターに乗ったは良いものの、停電になりエレベーターが止まってしまいました。エレベーター内で居合わせた男性、ドラマーでしたっけ、彼と2人きりになって5時間閉じ込められたそうです。

その間、男性は不安がる早苗の手を握ってくれ色々な話をして早苗の気を紛らせてくれました。早苗は恋に落ちていて、男性も早苗のことを好きになっていたようです。しかし男性は海外へ行かなければならず、いつまで待ってくれるかと早苗に聞いて、早苗は25歳までと答えたそうです。当時の早苗からすると25歳というのは遠い先の話だったのですね。

彼に教えていたのは仕事先とあかね荘のことだけ(でしたっけ)なので、仕事を変えないし引っ越しもしない、永遠の25歳と周りに言っている、縁談を相手に断らせるよう仕向ける、それら早苗が取ってきた行為は全てその初恋の彼のためのものでした。

早苗の告白のシーンは一度通して観ただけなので間違ったことを書いているかもしれません。そうだとしたら申し訳ないです。

その彼は少し前に「月時計」の前を通っていたようでしたが……あれは早苗の見間違いだったのでしょうか。

 

 

世津子の言い分が理解できない

元女優の「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」は今、みね子の部屋に暮らしています。そこで改めて世津子はみね子に「アメオ(雨男?)」のことを話しています。

「アメオ」とはみね子の父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」のこと。世津子は、スリに遭って抵抗したため頭部を殴られ記憶を失った実と出会い、彼を自宅マンションに匿い続けていました。

数年後に偶然出会ったみね子が失踪した父親「実」を探していることを知り、写真を見たところ実が「アメオ」であることを知り、みね子をマンションに招いてアメオと会わせています。みね子は母「谷田部美代子(やたべ・みよこ、演:木村佳乃)」に連絡を取り、美代子は奥茨城村から上京、実を引き取り茨城へと連れて帰りました。

話を現在に戻して、世津子はみね子に対して、みね子だけでなく誰に対してもアメオとの思い出を話すつもりはない、と言います。私だけの思い出だからと。

実が記憶を戻すことになったら、今度はアメオとしての記憶を失う可能性があるそうです。世津子との思い出もなくなる、それは世津子にとっては辛いものですけど、実は美代子と再び暮らす中で世津子のことを思い出さなくなるなら、それはそれ良いことですし、世津子にとってもそれは本当に自分だけのものになる瞬間でもあるのです。

私は世津子はどれだけワガママなのかと思います。自分勝手すぎますよ。みね子や美代子が世津子とアメオの話を聞きたくないと言ったのなら言う必要はないですけど、みね子たちの意見を聞く前から言うつもりはないなど言う資格は世津子にはないです。

数年もの間、不法に身元不明者を匿っていたことは罪深いです。その間家族がどれだけ心配していたか、死んだ可能性も考えたはずですし、みね子の人生も大きく変わってしまいました。家族だけでなく元警官の「綿引」は非番の日に実を捜していたのです。非番ですから当然費用は自費でしょう。

他人の心に傷や他人の人生に大きな影響を与えておいて、自分だけ未だ悲劇のヒロインのように振る舞っている、私にはそうとしか見えませんでした。身勝手。

一方で、奥茨城村のアメオ、もとい実は美代子に東京での暮らしをのことを話そうとしていました。夫婦で共有しておいた方が良いとか何とか言っていましたか。しかし、美代子は実の東京でのことは知りたくないです、と拒否しています。それはそうですよね……世津子とのことなんて想像すらしたくないでしょう。

でも知りたいと言ったら全て話して下さい、とも美代子は言っています。

 

 

おわりに

実は美代子に再プロポーズをしていました。プロポーズというか、面と向かって「好き」だと告白をしていました。改めて2人で歩いていこうと決意をした、良いですね。最終回間際に4人目の子どもができるかもしれません。

美代子は奥茨城母の会でしたっけ、メンバーである時子の母「助川君子(すけがわ・きみこ、演:羽田美智子)」と三男の母「角谷きよ(すみたに・きよ、演:柴田理恵)」に早速実に告白されたことを話していました。それくらい嬉しかったのですね、カワイイ。