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小太郎は受験に失敗しそう。最終回に茜たちはどうなるのかを予想しました - アニメ『月がきれい』11話「学問のすすめ」の感想

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2017年4月7日金曜日00:00(木曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『月がきれい』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

アニメ『月がきれい』 

tsukigakirei.jp

 

 

 

2017年6月23日の放送は第11話「学問のすすめ」でした。

『月がきれい』のサブタイトルはここまでのところ全て過去の日本文学のタイトルを使っています。

 

『学問のすゝめ』(學問ノスヽメ、がくもんのすすめ)は、福沢諭吉の著書のひとつ。初編から17編までシリーズとして発行された。初編のみ小幡篤次郎共著。

学問のすゝめ - Wikipedia

学問のすゝめのWikipediaにはこのように書かれていました。

「福沢諭吉(ふくざわ・ゆきち)」の作品は一つも読んだことがありません。

「学問のすゝめ」は「青空文庫」に登録されていると思いますので、気になる方は探して読んでみてください。私は……読まないです。

 

 

11話「学問のすすめ」

本作の主人公で中学3年生の文芸部部長「安曇小太郎(あずみ・こたろう)」は、修学旅行中に本作ヒロインで小太郎のクラスメイト、陸上部短距離専門「水野茜(みずの・あかね)」と付き合い始めました。

順調に関係を深めていく小太郎と茜でしたが、茜の父親が転勤する可能性が浮上してしまいました。引っ越すとすれば千葉県になるということで、茜の進路も千葉県の高校を受けざるを得なくなり、高校でも陸上競技を続けたいと考えていることから陸上部が強い光明高校を受験することにします。

小太郎はなかなか進路を決められませんでしたが、10話で茜への嫉妬から喧嘩をしたことをきっかけに、自分のことを見つめ直し、茜と同じ光明高校を受験することを決意したのでした。これが10話までの内容です。

 

 

母親との衝突

小太郎の問題は、進路を決めたは良いものの、両親にその意志を伝えていないことでした。今回、母親と一緒に参加した学校の三者面談の場で小太郎は進路希望の高校名を初めて明かしました。

母親にとってはそのとき初めて聞いた高校でしょう。さらに、担任教師の「園田涼子(そのだ・りょうこ)」は同じクラスの茜と同じ志望校だと気が付きました。園田先生が(黙っていれば良いものの)それを母親の前で言ってしまったことで、小太郎は母親の大反対にあいます。

住んでいる埼玉県の高校ではなく遠く離れた千葉県の、それも(お金のかかる)私立校で、しかも好きな女の子が志望しているからという理由で選んでいるのですから、母親が反対をするのも無理はありません。

父親は基本的には小太郎の味方です。ただし小太郎の母親への反抗的な態度には注意をしていましたね。

頑固な小太郎ですから反対をされても意志は変わりません。徹夜も厭わず連日連夜勉強をしています。母親としても小太郎があれほどまでに真剣に勉強をしたことは今までなかったでしょうから、小太郎の決意の固さを感じ取ったのでしょう。夜食のおにぎりを作ってあげていました。

 

 

茜の試験結果と小太郎の受験当日

クリスマスに久しぶりに2人で会って、お互いにプレゼントを交換しています。茜は手編みのマフラーを、小太郎はハンカチでしたか。合格祈願のためと思いますが神社へお参りをして、その帰り道でキスをしています。もうキスも熟れたものです。

年明け早々に茜の受験がありました。彼女は推薦入試だったのでしたか? 結果は合格。合格発表の日に、小太郎は塾でスマホとにらめっこをし、落ち着きなくウロウロしていましたが、「合格しましたー(ハート3つ)」とのLINEが入り、まるで自分のことのように喜んでいました。

同じ塾に通う茜の親友「西尾千夏(にしお・ちなつ)」も一緒に喜んでいます。そのときの、小太郎が喜ぶ様子を眺めている千夏を見るに、彼女はまだ小太郎のことを諦められていないようでしたね。

後日、小太郎は受験当日を迎えていました。いよいよ本番です。朝早く家を発つ小太郎、首に茜からプレゼントされたマフラーを巻き、吐き出す息は白かったです。息子を見送る両親も吐く息は白く、受験の季節を感じさせます。

 

 

Kiroro「未来へ」

『月がきれい』は毎回のように過去のヒット曲が挿入歌として流れます。今回は「Kiroro(キロロ)」の『未来へ』でした。懐かしいですね。今回の、小太郎が大人の階段を一段一段昇っている感じはまさに「未来へ」にピッタリです。

曲を歌っているのはKiroroのお二人ではなく、園田先生の声を担当している「東山奈央(ひがしやま・なお)」さんです。OP/EDも東山さんが担当していますし、これまでの挿入歌も例外なく東山さんだったと記憶しています。

 

 

おわりに

少々口うるさいですけど、優しく応援をしてくれる母親の愛情を感じられる回でした。口うるさいのも愛があるからこそですね。

まぁ何ですか、小太郎は光明高校の受験には失敗すると思います。落ちます、多分。そういうフラグがビンビンです。

小太郎が光明に落ちるとなると、小太郎は地元の公立高校に通うことになるでしょうし、光明に通う茜とは遠距離恋愛になります。中学校や高校の遠距離恋愛は自然消滅になることが非常に多いでしょうから……千夏にとってはチャンスですね。

気になる点は、茜の父親の転勤が本当に実現するのかということです。見落としているのかもしれませんけど、茜パパの転勤が決定になった話はなかった気がしますので、次回の最終回では「そういうこと」があるかもしれません。

「そういうこと」というのはつまり、小太郎は光明高校の受験に失敗して落ち込むけど、茜も家の転勤がなくなり光明高校へ行かずに小太郎と同じ高校に通うことにする、というオチがある気がします。私はこうなるのではないかと予想しています。

 

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