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「SAU」って何?ガラン・モッサの狙いは何なのか? わかりにくいですね - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』31話「無音の戦争」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の2期が放送されています。

 

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以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年11月6日の放送は第31話「無音の戦争」でした。

 

 

イントロダクション

主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。

アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。

また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。

アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。

公式WebサイトのWorldページから抜粋しました。

 

 

2期6話(31話)「無音の戦争」

 

31話は前回の続きで、地球の4つの経済圏のうち「アーブラウ」の軍事顧問となっている、主人公「三日月・オーガス(みかづき・おーがす)」の所属する「鉄華団(てっかだん)」の地球支部が、「アーブラウ防衛軍結成式典」の準備中に爆破テロが発生して、これとその後に起こったアーブラウと同じく地球の経済圏の一つ「SAU」の偵察機の事故をきっかけにして、アーブラウとSAUとの紛争に発展していて、鉄華団地球支部も紛争に巻き込まれています。

「アーブラウ」は地球のロシアとカナダ、アラスカ地域の経済圏です。アーブラウ代表「蒔苗東護ノ介(まかない・とうごのすけ)」です。蒔苗は爆破の犠牲になりましたけど死亡はしていないようでした。一方の「SAU」はSTRATEGIC ALLIANCE UNIONの略で、アメリカ合衆国とラテンアメリカ地域の経済圏ということです。

 

 

アーブラウとSAUによる経済圏同士の紛争は、主に「バルフォー平原」で起こっており、アーブラウ防衛軍の「ガラン・モッサ」が鉄華団をも指揮して、連日のように消耗戦を繰り広げています。つまり鉄華団地球支部の中心にいる「タカキ・ウノ」と「アストン・アルトランド」が、ガランに巧みに操られています。

 

 

ガランの狙いは何か……? 鉄華団地球支部の消耗もあるでしょう。しかし、ガランは地球圏の治安維持組織「ギャラルホルン」のうち、月外縁軌道統合艦隊「アリアンロッド」の司令「ラスタル・エリオン」に協力をする格好で、今回の作戦行動を取っています。

ラスタルの狙いは、同じくギャラルホルン「地球外縁軌道統制統合艦隊」司令に就任している「マクギリス・ファリド」准将の失脚や権威の弱体化、あるいは死亡にあるはずですから、ガランの狙いもそこにありそうです。

言い換えると、マクギリスは調停役に指名されたにも関わらず、ろくにまとめられず、事態を膠着どころか悪化させたことを、ギャラルホルン上層部が問題視する、ということを狙っているのかと思われます。

31話ラストでは、事態を収拾させるべく自ら出撃したマクギリスに対して、ガランが最後の出撃だと鉄華団を動かしていました。

 

 

火星の鉄華団は、団長の「オルガ・イツカ」を始め、地球での異変を察知しています。しかし、鉄華団の「ラディーチェ・リロト」が裏切り火星と地球の通信を妨害というか遮断していて、火星へは情報がろくに届きません。

情報が届かない中、オルガは副団長「ユージン・セブンスターク」や三日月、ヒロインの「クーデリア・藍那・バーンスタイン(くーでりあ・あいな・ばーんすたいん)」たちを「イサリビ」(でしたか)に乗せ、地球へと向かわせました。

イサリビ(?)は地球の近くにまでたどり着いたものの、今度は地球を目前にしてアーブラウが非常事態ということで地球への降下許可が下りません。ユージンたちはどのようにして地球へと降りるのでしょう?

 

 

アーブラウ防衛軍とSAUの紛争に登場したMS

アーブラウ防衛軍の主力モビルスーツはAEB-06L「フレック・グレイズ」、SAUの主力モビルスーツはIPP-0032S「ジルダ」だそうです。公式WebサイトのMobile Suitsページにもまだ何も情報が載っていないため、詳細は不明です。

タカキやアストンが乗っているのは「ランドマン・ロディ」です。型式番号はないのでしょうか? 1期に登場していた宇宙海賊「ブルワーズ」が使用していた「マン・ロディ」を鹵獲後、地球仕様に改修した機体だそう。阿頼耶識システム搭載機。ちなみにマン・ロディの型式番号はUGY-R41です。

ガランは「ゲイレール」に乗っているようでした。「グレイズ」の旧型にあたるモビルスーツだそう。地方のギャラルホルン組織や、退役した傭兵たちが好んでいる機体とのことです。ガランはかなりの乗り手のようでした。

マクギリスが乗っていたのは「グレイズリッター」の専用機です。型式番号EB-06r。地球上での戦闘データを再計測し、地球の重力下において機動力を最大限に生かせる機体とのこと。

 

 

おわりに

前回から突然アーブラウとかSAUとか言われても付いていけないです。私のように付いていけない方は少なくないと信じたいです。わかっていないのは私だけかもしれないですが……。

アーブラウとSAUの他、地球の経済圏は「アフリカンユニオン」と「オセアニア連邦」があり、4つの経済圏で形成されています。アフリカンユニオンはヨーロッパやアフリカ、中東、中央アジア地域です。オセアニア連邦は日本や中国、インド、東南アジア、オセアニア地域です。

こういった情報は1期で出てきた話です。2クールほどでしたか、1期が終了してから期間を空けて2期が始まっているのですから、設定はもう少し丁寧に説明を入れた方が視聴者にはわかりやすいかと思います。2期から観ている方もいるでしょうし、今のままでは視聴者置いてけぼりです。かなり不親切だなぁと。

タカキとアストンに関しては、死亡フラグが立ちまくっていますので、どちらか1人、最悪2人とも次回以降の近いうちに、フラグが回収されることでしょう。特にアストンはかなり高確率で。ガランの本当の狙いがわかり、タカキたちが絶望し、ガランが高笑いをしているところに、三日月が現れて……という展開になろうかと思います。視聴者にカタルシスを得させるために、脚本家さんはそうするかなと予想しています。

 

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