ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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真紅のゲルググ出陣!漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』9巻を購入。読んだ感想を書きました

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漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の9巻を購入しました。

読んだ感想などを書いています。

 

目次

 

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ガンダムが好き

『ガンダム』が好きです。

ですがヘビーなファンではないですし、観た作品も主に初期か最近のものに偏っています。

 

ファーストは子どもの頃に再放送で、ΖとZZはリアルタイムで観ました。

映画の逆襲のシャアはテレビで放送されたときに観ました。

OVA作品は、後にTOKYO MXで再放送された0080 ポケットの中の戦争と0083 STARDUST MEMORYを観ました。

第08MS小隊も観た気はしますけど、内容をはっきりとは思い出せないです。

 

最近ではUCやGレコ、鉄血、ビルドファイターズ、THE ORIGINはテレビで観ました。

漫画は『THE ORIGIN』の1〜14巻までと、近藤和久さんの『機動戦士Ζガンダム』を所有しています。

 

子どもの頃に『コミックボンボン』を購入していて『プラモ狂四郎』が大好きでした。

 

ゲームはPS2の『ガンダム戦記』や、アーケードで『連邦vs.ジオン』をプレイしたくらい。

その程度のガンダム好きです。

 

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』

カドカワコミックス・エースの単行本『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』は、初めに2巻を買ってそれから1,3,4,5巻と購入しました。

 

たまたま本作の2巻が108円で売られていて、興味を惹かれて購入したことがきっかけです。

しかし、これからは最新刊に近づくにつれ、100円で売られる可能性は下がってくると予想されます。

今後は購入ペースが遅くなるかなと。

 

『ジョニー・ライデンの帰還』9巻を購入

今回紹介するのは『ジョニー・ライデンの帰還』の第9巻です。

 

ジョニー・ライデン

9巻の表紙。

9巻は「ジョニ子」こと「イングリット0」です。

こういう服装は物語的には……。

 

背景に描かれているモビルスーツは「ヘビーガンダム」。

 

ジョニー・ライデン

裏表紙も「ヘビーガンダム」ですね。

漫画では色がわからないですけど、赤いヘビーガンダムだったのですね。

 

『ブックオフ』で購入

購入した店はいつものとおり、中古本販売チェーンの『ブックオフ』です。

 

www.bookoff.co.jp

 

毎度のブッコフ。

 

価格

本品の購入価格は税込み110円でした。

ではなく、実は9巻も6,7,8巻と同じく2020年の年始に催された20%セール期間中に一緒に購入しました。

なので80円+税の88円ですか。

 

ジョニ帰9巻の感想

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』第9巻を読んだ感想です。

 

三つ巴戦

「サングレ・アスル」を巡る3つの勢力の戦闘が本格的に描かれています。

「ゴップ」地球連邦議会議長の手持ちの部隊「ヴァースキ隊」と、「オクスナー・クリフ」連邦政府首相補佐官の手持ちの部隊というか民間軍事会社「テミス」。

そこに主人公「レッド・ウェイライン」とヒロイン(?)「リミア・グリンウッド」の『FSS』と、元キマイラ隊の強化人間「ユーマ・ライトニング」のたちが加わった名もない混成部隊が加わった三つ巴。

 

レッド出撃

9巻は物語が大きく進むとか、物語の重要な秘密が明かされるとか、そういうものはあまりなかったです。

9巻の目玉はレッド・ウェイラインがいよいよ出撃したこと。

 

ジョニー・ライデン

川の中から浮上しているシーン。

満を持して真打ち登場。

本当に久しぶりな感じのするレッドのMS戦です。

 

ジョニー・ライデン

ゴップの私設部隊「ヴァースキ隊」の隊長「ヴァースキ」をして、レッドのまとう雰囲気や操縦するMSの動きは「幻獣」のそれと言わしめています。

「イングリット0」もレッドの戦いぶりを見て、レッドはライデンだと思いを新たにしていました。

 

「グリプス戦役」を戦い抜いた百戦錬磨の「ヤザン・ゲーブル」が肌で感じたことですし、ライデンと因縁の深い「キマイラ隊」の面々もレッドのことをライデンと思っていますし、もはや「レッド=ライデン」は間違いのない事実なのでしょう。

後は、当の本人がライデンの記憶を取り戻せるかどうか、そこが問題ですね。

 

レッドの戦闘は、ヴァースキ隊の「カワセ」が乗るデチューンされた「ギャプラン」を一蹴し、ヴァースキのギャプランとは一瞬剣(ビーム兵器)を交えながらヴァースキに直接対決を避けさせ、強化人間「イングリット0」が駆るサイコミュ搭載の「ヘビーガンダム」と対等に渡り合っています。

 

レッドの乗っている高機動型ゲルググは、「ユーマ・ライトニング」によれば見た目がゲルググなだけで、中身は厳選された部材を用いたアナハイム製の化物だそう。

いやしかし、イングリット0のヘビーガンダムはもちろんヴァースキのギャプランもカスタム機(部隊員のギャプランをデチューンと言っていたため)でしょうから、そこはお互い様ですか。

 

ジオンのエンブレムがない

レッドの乗るゲルググに気になる点がありました。

 

ジョニー・ライデン

画像のコマのゲルググのシールド(盾)です。

 

HG 1/144 ジョニー・ライデン専用ゲルググ

HCM-Pro 37-01 1/200 MS-14 ヘルベルト・フォン・カスペン専用 ゲルググ (塗装済み完成品) (機動戦士ガンダム MS IGLOO)

本来、ゲルググはシールドののぞき穴の下にジオンのエンブレムがあるはず。

画像の2体にもありますよね。

エンブレムは他のコマにも描かれていないことから、あのコマだけ描き忘れている訳ではないようです。

あえてつけなかった、あえて外した、その理由は何でしょうね。

 

ジャコビアスvs.イングリット0

「イングリット0」が途中から戦闘に加わりました。

イングリット0はゴップ議長の養女ですから、ヴァースキの仲間になります。

 

ヴァースキとジャコビアスが戦っていたところに、イングリット0が加わりました。

ジャコビアスはイングリット0が担当し、代わりにヴァースキは作戦目標である「サングレ・アスル」を目指すことに。

 

ジョニー・ライデン

こうして元キマイラ隊同士のバトルが始まりました。

が、決着は呆気なく、イングリット0の勝ちでした。

 

イングリット0はMSは倒してもパイロットは殺さないポリシーがある様子。

おかげでジャコビアスは無事に作戦本部(?)に生還し、作戦指揮に戻っていました。

 

ジョニー・ライデン

「歳だな、俺も」

 

寄る年波には勝てないというやつですか。

他人事ではない、哀しい哀しい。

 

イングリット0は処分を望む

イングリット0はどうしてもレッドをミナレットに連れていきたいようです。

レッドに固執する理由は、ライデンを見分けられる因子が自分の中に組み込まれているから、レッドがライデンであると確信しているから。

因子云々は「ユーマ・ライトニング」にも言えることなのでしょう。

そして、これは9巻には書かれていなかったと思いますが、おそらくライデンがミナレットの「鍵」そのものだからでしょう。

ただ、9巻時点ではイングリット0の想いはレッドに届かず。

 

イングリット0はレッドとサングレ・アスルを使ってミナレットへ行き、ゴップの意思を問わず「ミナレットを処分」しようと目論んでいます。

養父のゴップも破壊を望んでいたはずです。

しかしイングリット0は、ミナレットを実際に手に入れたときに人間の心境は変わるものだと考えているようです。

 

9巻ラストでバイオセンサーの影響により、イングリット0のヘビーガンダムが発光しました。

人間の内面を揺さぶる光に当てられたレッド。

内にあるであろうライデンの記憶・魂が呼応するかもしれません。

 

ライデンは覚醒はするのか?

ライデンが覚醒したらライデンはどのような行動を採るのか?

レッドの人格はどこへ行ってしまうのか?

 

茨の園

「キマイラ隊」の残党、ジーメンスは『アナハイム・エレクトロニクス社』からとんでもないものを受け取っています。

 

ジョニー・ライデン

茨の園」がそれ。

活動拠点を要望していた「ジーメンス・ウィルヘッド」たち「キマイラ隊」の残党に譲渡することを、アナハイム上層部も同意したのだとか。

 

私はこの「茨の園」が何なのかわかりませんでした。

『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムZZ』に登場していた「ラビアンローズ」ですか?

でも見た目が少しどころじゃなく異なるような。

 

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しかし、ジーメンスとアナハイムから来たフークバルトなる人物の会話内容から推察することができそうです。

会話から察するに、「茨の園」はどうやら『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』で登場していたもののよう。

 

フークバルトによれば「(アナハイム内に)デラーズ関係者と懇意にしていた者が居ましてね」だそう。

ということは「茨の園」はデラーズ紛争時に「デラーズ・フリート」の拠点だった場所ということになるでしょうか。

『0083』は観たはずなのに「茨の園」のことは完全に忘却しています。

 

FSSもジャブローへ

前巻8巻でしたか、「ザビ家の復讐装置」の正体を探るべく宇宙から地球に降り立った「キマイラ隊」残党のジーメンスの妻「エメ」、それと部下「クリストバル」の2人。

元キマイラ隊で現在は『FSS』に所属している「スコット・ウォレス」から、レッドもリミアもユーマもイングリット0もジャコビアスもジャブローに集結していると聞き、自分たちもジャブローへ向かうことにしました。

頼ったのは『FSS』会長「ジル・ブロッケン・フーバー」です。

 

ジョニー・ライデン

話を受けたフーバーはノリノリでした。

 

スコットは単に「ドム・マーメイド」2機(でしたっけ)をジャブローに運んでくれるよう頼んだだけだったはずですが……。

画像をご覧のとおり、フーバー自らノーマルスーツを着て乗り込んでいて、しかも彼らが搭乗しているあの艦は「アーガマ級」の強襲巡洋艦ですよね?

 

フーバーはなぜジャブロー行きを飲んだのか?

なぜ『FSS』の現会長ともあろう重要人物が、重要なポストにいる訳でもないスコットの要望を飲んだのでしょうか。

脱出した捕虜「ユーマ・ライトニング」を追う名目を作り、自らも脱出したレッドとリミアですけど、フーバーにはバレていることでしょう。

バレているなら重い規則違反を犯したと認識してもおかしくないのに。

 

理由は「レッドがジョニー・ライデンだから」と考えると合点がいきます。

 

フーバーは、レッド(ライデン)に関する何か重要なことを知っているからこその行動である、と受け取ることができまますね。

重要なこととは、レッド(ライデン)が「ミナレット」の鍵であることの根拠ともなりそうです(イングリット0もライデンが鍵であると言っています)。

だとするならばフーバーがそのことを知っていることをも意味していそう。

 

レッドがライデンであることの状況証拠は、揃いすぎるくらいに揃っています。

 

ユーマとリミアが到達

アッガイに乗って「サングレ・アスル」への道を探している「ユーマ」と「リミア」。

 

ジョニー・ライデン

2人は「サングレ・アスル」を見つけました。

その後サングレ・アスルの発射台にある搬入用ポートに通信拠点を置き、自分たちからの通信を待っているレッドに連絡を取ろうとしています。たぶん。

 

サングレ・アスルにたどり着くまでに、ユーマの操縦するアッガイが警備をしているジムと戦闘にもなっていました。

アッガイが輝いている回。

 

リミアはレッドがジョニー・ライデンに戻ることを良しとしていない節を見受けられますね。

リミアはレッドのことが好きなのでしょう。

 

おわりに

ということで、『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の9巻が『ブックオフ』で110円の20%OFFで売られていたので、買って読んでみた記事でした。 

 

ジャブローの三つ巴の戦いはどのように終わるのでしょうね。

メタ的なことを言ってしまうと、サングレ・アスルが打ち上げられないことには物語が進まないですから、打ち上げられるはずです。

打ち上げられてどうなるか、どうするか。 

シャア・アズナブル率いる新生『ネオ・ジオン』も、宇宙からジャブローでの戦いを監視していたことですし、戦いの舞台は宇宙へ移ることになるのでしょう。

シャア・アズナブルvs.ジョニー・ライデン、赤vs.真紅、楽しみです。

 

機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還 (9) (カドカワコミックスAエース)

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  • 作者:Ark Performance
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2014/09/24
  • メディア: コミック
 

 

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