ディスディスブログ

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物語の鍵はフーバーが握る?漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の5巻を古本で購入。読んだ感想を書きました

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漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の5巻を購入しました。

いつものとおり100円の古本です。

 

5巻は環境改善プラント編が終わり一区切り付いたところです。

読んだ感想などを書いています。

 

目次

 

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ガンダムが好き

『ガンダム』が好きです。

ですがヘビーなファンではないですし、観た作品も主に初期か最近のものに偏っています。

 

ファーストは子どもの頃に再放送で、ΖとZZはリアルタイムで観ました。

映画の逆襲のシャアはテレビで放送されたときに観ました。

OVA作品は、後にTOKYO MXで再放送された0080 ポケットの中の戦争と0083 STARDUST MEMORYを観ました。

第08MS小隊も観た気はしますけど、内容をはっきりとは思い出せないです。

 

最近ではUCやGレコ、鉄血、ビルドファイターズ、THE ORIGINはテレビで観ました。

漫画は『THE ORIGIN』の1〜14巻までと、近藤和久さんの『機動戦士Ζガンダム』を所有しています。

 

子どもの頃に『コミックボンボン』を購入していて『プラモ狂四郎』が大好きでした。

 

ゲームはPS2の『ガンダム戦記』や、アーケードで『連邦vs.ジオン』をプレイしたくらい。

その程度のガンダム好きです。

 

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』

カドカワコミックス・エースの単行本『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』は、初めに2巻を買ってその次に1巻、3巻、そして4巻と購入しました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

上にリンクを貼った記事がジョニー・ライデンの帰還の2巻と1巻を購入したことを書いたものです。

 

『ブックオフ』でたまたま本作の2巻が108円で売られていて、興味を惹かれて購入したことがきっかけです。

2巻を購入してから数カ月後に、ブックオフに今度は1巻が108円で売られていたので購入し、3巻、4巻、5巻と買い進めています。

 

今のところ比較的順調に買い進めています。

しかし6巻以降は最新刊に近づくにつれ、100円で売られている可能性は下がってくると予想されます。

今後は購入ペースが遅くなるかなと。 

 

ジョニー・ライデンの帰還の5巻を購入

今回紹介するのはジョニー・ライデンの帰還の第5巻です。

 

5巻

5巻の表紙。

 

5巻は次期首相候補である「オクスナー・クリフ」の猟犬、「民間軍事会社テミス」の社長でもある「ジャコビアス・ノード」が表示を飾っています。

4巻から主人公の「レッド・ウェイライン」ではない人物が続けて登場です。

描かれているモビルスーツはジャコビアスの駆る、スナイプ用の三連スコープモジュールを取り付けた「ゲルググ」ですか。

「ゲルググキャノン」でしたっけ?

 

5巻
裏表紙も同じですね。

ジャコビアスが操るゲルググのスナイプ用ライフル。

 

『ブックオフ』で購入

購入した店はいつものとおり、中古本販売チェーンの『ブックオフ』です。

 

www.bookoff.co.jp

 

近ごろはブックオフを見かけては立ち寄り、未読巻が売られていないかをチェックしています。

 

価格

価格は税込み110円でした。

増税後。

 

ジョニ帰5巻の感想

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』第5巻を読んだ感想です。

 

MSV-Rがない

「MSV-R」の解説がなかったです。

MSV-Rがなかったことは1巻から呼んできて今回が初めて。

ストーリー以上にMSV-R部分が好きな私にとってはちょっと残念でした。

 

しかしまぁ、これは仕方が無いかなとは思います。

というのも物語的に5巻が環境改善プラント編の大詰めだったから。

新たな戦力が登場しなかったことが理由としてあるでしょう。

そうポンポンと新戦力が登場するのも、という。

 

無理がある

5巻はストーリーに若干無理があるかなと思ってしまいました。

 

コアブースターに乗るレッド・ウェイラインと、赤いギャプランに乗るジョニー・ライデンこと「イングリット0(ゼロ)」の両者が、戦いの末に環境改善プラントに墜落。

両者の回収を巡って「四つ巴」の戦いが展開されています。

連邦議会議長の「ゴップ」の子飼いである「空挺師団」と特殊部隊「ナイトイエーガー」、ユーマ・ライトニングが率いる「第202技術試験大隊」、オクスナー・クリフの子飼いであるジャコビアス等キマイラ隊の残党で構成された組織「民間軍事会社テミス」、そしてレッド・ウェイラインやリミア・グリンウッドの「F.S.S.」の四つ巴。

 

環境改善プラントで、ユーマが乗る青いゲルググは、ナイトイエーガーの「ヤザンヴァースキ」中隊長の乗るジム・ナイトシーカーと戦いました。

戦いはヴァースキの勝ち。

戦闘が決したところにジャコビアスが介入します。

 

空挺師団と元キマイラ隊の全面対決かと思われましたが、しかし、ジャコビアスは主のオクスナーから兵を退くように命じられてしまいます。

直前にオクスナーはゴップからの要請を受け、それを受け入れた様子。

 

この辺の政治的な駆け引きも本作の見どころの一つなのでしょう。

 

5巻

先ほど無理があると感じたと書きました。

無理があると感じられた箇所は、ジャコビアスがオクスナーからの「提案」を理解した後に採った行動に対してです。

 

キマイラ隊の仲間であるユーマを救出したいジャコビアスに対して、手を引けと命令したオクスナーでしたが、「表の任務」まで止める手立てはないと言います。

これがオクスナーからの提案。

「表の任務」とは、「民間軍事会社テミス」としてジャコビアスたち元キマイラ隊が動くことです、たぶん。

その限りにおいてはオクスナーは無関係だということでしょう。

「裏の任務」はジャコビアスたちがオクスナーの猟犬として動き、遺物を守護することです、たぶん。

 たぶんばかりで申し訳ないです。

 

5巻

オクスナーの言わんとすることを把握したジャコビアスは早速動きます。

 

プラントに降り立ったリミアたちの前に現れ、我々とF.S.S.は味方であること、レッドを襲っているイングリット0(というかゴップ)と、ゴップの命令で動く空挺師団やナイトイエーガーは共通の敵であるとリミアを言いくるめ、リミア (F.S.S.) との契約を結びます。

企業として空挺師団と戦う正当な理由を得たジャコビアスは、戦闘に再度介入してユーマたちを救出することに成功していました。

最終的にはレッドの機転によって事態が収まっていましたが。

 

この、ジャコビアスがオクスナーから兵を退けを命じられてから、リミアの場所を捜して、リミアのところへと向かい、契約を結ぶまでの流れ、ここにストーリー的な無理があるなと感じられました。

ジャコビアスが契約を取るために動いている間にも、空挺師団とナイトイエーガーは、もっと動けたと思うからです。

 

キマイラ隊の他の隊員たち、といっても戦闘に加わった全戦力がキマイラ隊だったとは思えませんけど、彼らが極めて優秀な兵士だったから戦況を維持できた、と考えるべきかもしれません。

しかし、空挺師団はおそらく、あの場にいた中で4つの陣営で最も強力な戦力を有していたと思われますからねぇ……今のところゴップの権力が最も強い訳ですし。

 

リミアも、組織同士の重要な契約を、独断で結ぶ決定を付けられるほどの権限を持っているかどうか……。

F.S.S.は、前身組織「連邦軍兵器群調査委員会」の初代委員長がオクスナーだったみたいですし、子飼いのジャコビアスが社長を務める「テミス」とは兄弟みたいなものでしょうけれど。

そんな事情を5巻現在のリミアが知っているとは思えないですし、知っていたとしていても……個人的にはう〜ん……となってしまった部分でした。

 

ジル・ブロッケン・フーバーが鍵か?

5巻まで読んで、物語最大の謎を解くカギを握る人物が1人いるのではないかと感じています。

 

カギを握る人物とは「F.S.S.」の現会長である「ジル・ブロッケン・フーバー」です。

フーバーは5巻で名前だけ出てきただけで、姿は見られなかったと思います。

 

本作はレッド・ウェイラインがジョニー・ライデンかどうかを追っていく物語です。

 

以前レッドが言っていたことは、自分は一年戦争時に連邦軍の一員として戦っていたこと。

それと、これはレッドが言っていたか忘れましたが、当時フーバーが上官だったということです。

 

しかし、多くの登場人物がレッドの雰囲気や戦い方を見て、彼こそがジョニー・ライデンと思っています。

さらに、ジオンの兵器を咄嗟に扱えたり戦闘データがライデンと酷似していたり、彼の記憶にある過去は本物かどうかが怪しい出来事が、これまでにいくつも描かれてきました。

 

つまり何が言いたいかと言いますと、「レッドの記憶が後付である可能性」を考慮する必要があるのではないかということです。

彼の過去が偽物であるならば、レッドが連邦軍の兵士だったことも、フーバーが彼の上官だったことも、彼がアメリカのオハイオ州出身であることも、彼の母親が存命であることも、偽りの記憶である可能性があります。

 

レッドがジョニー・ライデンであり、後付でレッド・ウェイラインの記憶を植え付けられたのだとするならば、どうしてフーバーはレッドの上官であることを演じているのでしょうか?

フーバーはレッドの正体を知っていることになるのではないか、そう思ったのですね。

 

F.S.S.にレッドを連れてきた人物もフーバーと言われていましたよね、確か。

 

オクスナーはフーバーの上に立つ人間と思いますけど、オクスナーはレッドの正体をつかめていないように描かれています。

しかし、フーバーはレッドの正体を知っているかもしれない、というか(憶測が正しければ)ほぼ間違いなく知っているでしょう。

 

フーバーのところでレッドの正体や彼に関する重要な情報が留まっている可能性も大いにあるでしょう。

フーバーは何者なのでしょうね。

 

おわりに

ということで、『ブックオフ』に『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の5巻が110円で売られていたので、買って読んでみた記事でした。 

 

記事作成現在19巻まで出版されているそうですけど、レッドはジョニー・ライデンなのかの謎は解決しているのでしょうか。

続いているということは謎は謎のままなのかも。

 

機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還(5) (角川コミックス・エース)

機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還(5) (角川コミックス・エース)

 

 

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