毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。
2018年4月14日の放送は第14話「罪と告白」でした。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
- アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』
- 登場人物のおさらい
- 14話「罪と告白」
- イチゴの怒りとゼロツーのナインズ復帰
- ヒロとミツルの仲直り
- ゼロツーとしか乗れない身体
- 募る想いと受けた罰
- イチゴの告白
- おわりに
アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』
第14話放送まであと30分を切りました!
— ダーリン・イン・ザ・フランキス (@DARLI_FRA) 2018年4月14日
このあと23時30分よりTOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビにて放送!
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2018年4月14日の放送は第14話「罪と告白」でした。
登場人物のおさらい
アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。
オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。
コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。
主人公・ヒロイン
本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。
ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。
ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。
- ゼロツーは謎の巨大生命体「叫竜(きょりゅう)」の血を引いている存在らしい。
- ゼロツーのパートナーになった人間は3度以上一緒に乗れていないらしい。
上記2点がゼロツーの鍵を解くキーポイントになっているはずです。
他のコドモたち
ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。
「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。
イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。
イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。
「ミク」、コードNo.390。
ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。
ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。
「ココロ」、コードNo.556。
ココロのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。
ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。
「イクノ」、コードNo.196。
イクノのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。
イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。
11話まではココロのパートナーがフトシで、イクノのパートナーがミツルでしたが、11話でパートナーがシャッフルされて、12話のOPではシャッフル後のものが反映されています。
しばらく(誰かが戦死するまで?)はこのままのパートナーで行くみたいです。
APE作戦本部関係
人類を統治している機関「APE」の人たちです。
APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。
フランクスのクスが「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。
パラサイトのこと
「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼びます。
14話「罪と告白」
【4コママンガ】
— パシフィック・リム 公式 (@PacificRim_JP) 2018年4月14日
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前回13話では、ヒロとゼロツーがストレリチアの内部でお互いの意識が繋がったことで、幼少期に出会っていたときの記憶が蘇った、あるいはお互いがあのとき会ったあの人がヒロ(ゼロツー)だったのだと気づいたところで終わっています。
14話は、そんなヒロがゼロツーとストレリチアに乗り続けてきた蓄積でしょうか、体調不良を起こして意識不明になったところから始まりました。
ようやくお互いがあのときのあの人だとわかったところでしたが、それ以上の会話ができずにヒロが倒れてしまいます。
おそらく2人にある唯一で最大の問題は……
「ゼロツーがヒロと一緒になるためには人間になる必要がある、とゼロツーは思っていて、人間にためにはストレリチアを介してヒロを喰らわねばならない」
……こういうというところかと思います。
ていうか叫竜の立場がないですね……。
イチゴの怒りとゼロツーのナインズ復帰
第14話は今夜放送!
— ダーリン・イン・ザ・フランキス (@DARLI_FRA) 2018年4月14日
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23時30分よりTOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビにて!
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ヒロがAPE施設の病室に運ばれました。
検査の結果、ヒロの体内では人体が許容できるはるか上の値まで「黄血球(おうけっきゅう)」が増加していました。
「いつ『竜化』が始まってもおかしくないくらい」とナナは言います。
ゼロツーと深く繋がりすぎて何らかの幻覚も見た可能性、いずれにせよ危険な状態だとハチも言っています。
【4コママンガ】
— ダーリン・イン・ザ・フランキス (@DARLI_FRA) 2018年4月14日
matoさん(@mozu_hayanie )による4コママンガ「だーりん・いん・ざ・ふらんきす」第40話が公開!
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報告を受けたAPE本部から、ゼロツーがかつて所属していたAPE直属の親衛隊「9's(ナインズ)」へと戻るよう通達が出されました。
イチゴを筆頭とした13部隊のコドモたちも、これ以上2人を近づけるとヒロの身が危険だと判断し、ゼロツーをヒロに接触させまいとします。
「あんたはずっとヒロを騙して利用していた。それでヒロは人間以外のものにしようとした!」
「聞いたよ。あんたはパートナーの生命を吸い取って使い捨るってこと。これまでそうやって何人も何人も犠牲にしてきたんだって!」
「ナナ姉とハチさんが言ってた。『このままじゃヒロは人間と呼べるものじゃなくなる』って」
イチゴのこの言葉は真実なのでしょう。
ゼロツーはストレスを増幅させています。
ヒロとミツルの仲直り
治療のため病室に隔離されているヒロ、病室の前にはミクがいたり、ゼロツーの部屋の前にはゾロメとフトシがいたりして、ゼロツーが病室に近づけられないように13部隊の皆で警戒しています。
しばらくするとヒロが意識を取り戻したことで、ゼロツーを除く13部隊の皆でヒロの病室を訪れていました。
ヒロは皆と会話を済ませた後、出ていく仲間の中からミツルだけを呼び止めます。
ミツルはかつて、ヒロに強く憧れていました。
しかし、ある日を境にヒロを憎むようになっています。
当時のミツルはパラサイトとしての能力が低く、憧れのヒロのようになりたくて、「エリキシル剤」を投与してパラサイトの適正値を無理矢理上げる決断をします。
その際にヒロに対し、生存率15%のエリキシル注射を射っても生きていたら一緒にフランクスに乗ってくれるかとお願いすると、ヒロから快諾を得たのです。
ところが、実際に生存して戻ってきたときにはヒロは約束を忘れてしまっていました。
実は、ヒロは同じ頃にゼロツーと出会っていて、APEによって記憶が消去されてしまっていたのですね。13話参照。
だからヒロは、ゼロツーと出会っていたこともミツルとの約束も、その当時のことは忘れてしまっていたのです。
ヒロの記憶に関することやゼロツーのことは他には知らされないですから、ミツルにとってはヒロが自分との約束を覚えていなかったことが、本当はヒロが記憶を消されたからだとは知る由もなく、以降今までずっと彼を憎んで恨んできたのです。
ヒロは13話で当時の記憶を取り戻していますから、ゼロツーの記憶と同時にミツルのエリキシル注射の件も思い出していたのです。
「昔、お前がエリキシル注射を打つ前に、約束したことがあっただろ。俺あの後で……」
ヒロがそのことをミツルに伝えるようとするとミツルは……
「いいですよ、昔のことは。今まで忘れていたくらいですし」
……などと返します。
その後、画面の構図は意図的にミツルの表情を映さないようにしていました。
もし画面にミツルの顔が映っていたら、たぶんですけど、笑顔だったでしょうね。もしかしたら涙を浮かべていたかもしれません。
嬉しかったはずです。
以前よりは仲が戻ってくるかなと距離が縮まるかなと思える良エピソードでした。
ゼロツーとしか乗れない身体
ヒロがAPEから記憶を消去されたあの処置を境に、あるいはヒロがゼロツーの青い血を舐めたことを境に、ヒロはパラサイトとしての適正値が下がり続け、一時は正規のパラサイトから外されるところまでいきました。
しかし、物語1話でヒロがゼロツーと出会って、実はそれは再会だったのですが、彼女とストレリチアに乗ることでパラサイトとしても復活を遂げることになります。
正確には、あのときを境に「ヒロはゼロツーとしか乗れない身体」になってしまったのでした。
ヒロはゼロツーに聞かなければいけないと感じています。
ゼロツーは自分がゼロツーとしか乗れない身体であることを知っていて、パートナーに自分を選んだのかどうか、言い換えると利用したのかどうかを。
なので、イチゴたちの警戒を避けて、病室から抜け出してゼロツーの部屋へと向かいました。
募る想いと受けた罰
第14話放送まであと1時間!
— ダーリン・イン・ザ・フランキス (@DARLI_FRA) 2018年4月14日
23時30分よりTOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビにて!
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ゼロツーはイチゴたちに阻まれ、ヒロに逢いたくても逢えない状態が続いています。
せっかくあのときのあの人と再びめぐりあうことができたのに。
また、本部からナインズへの復帰を命令されたことで、ヒロと話をする機会が失われようとしていることで、彼女の焦りは募る一方です。
必死になって会いたがっているゼロツーに対し、ゴローやココロはさすがに可哀想だと感じていて、全員の立ち会いのもとでならヒロと会わせると言い、ゼロツーもそれを受け入れたことで、全員でヒロの病室へ向かうことにしました。
しかし、先ほど書いたように、ヒロは病室を抜け出してしまっていて、入れ違いになります。
それを受けてゼロツーは、13部隊のコドモたちが自分を騙したのなと激昂、暴力を振います。
間が悪いことに、そんなタイミングでヒロが病室に戻ってきてしまって……イチゴたちに暴力を振るう彼女にむかって決定的な一言を言い放ちました。
「ゼロツー今の君は『バケモノ』だ。人間じゃない」
決定打でした。
ゼロツーはヒロと言葉を交わすことありませんでした……。
「これは……『罰』だ。人間になりたいと願うきっかけになった彼を、罠にはめ、自分と同じバケモノに仕立てあげようとした。私に与えられた罰なのだ」
そうゼロツーは心の中で思っています。
ゼロツーの角はまたさらに伸びていきます。
イチゴの告白
それでもゼロツーがナインズへと戻るそのときに、ヒロはゼロツーのもとへ踵を返そうとしました。
やはり別れたくないのです。
しかし、そんなヒロを抱きしめ引き止める人がいました。
ダリフラ14話原画でほんのりお手伝いしてました。イチゴちゃんばっかり描いてます。 pic.twitter.com/ODTtHbTP8h
— かんべ ぴろしき (@piro_shki) 2018年4月14日
イチゴです。
「行かせない!行かせない……絶対行かせないから」
「アイツのところに戻ったら、ヒロ、化け物になっちゃうんだよ?ヒロじゃなくなっちゃうんだよ?」
「そんなの私、絶対イヤ!!」
と言いヒロに強引にキスをします。そしてさらに……
「私、模擬戦でのヒロとのキス、後悔してない」
「私はずっとヒロと一緒にいたい……今度は絶対ヒロと乗れるようになるから」
「私、ヒロのためなら何だってできる」
「ホントだよ、だって……私……ずっとヒロが……ヒロが私の全てだった」
「私、小さい頃からずっと……ずっとずっとヒロだけを見てきた」
「私……(恥ずかしいから?自分の頭をヒロの胸に押し当てて)ヒロが好きなの!」
……とイチゴがヒロに告白をしました。
そのときの2人の様子を、イチゴを好きなゴローが遠巻きに眺めていて、告白されたヒロは飛び立ったゼロツーの乗っているであろう飛行機(?)を見上げるのでした。
皆が一方通行の相関関係に戻ってしまいましたとさ。
おわりに
第14話をご視聴頂き、ありがとうございました!如何でしたでしょうか?今週は、絵コンテ:長井龍雪さん、演出:金子祥之さん、作画監督:長谷川哲也さん・中村真由美さんでした。この後は、ABC、メ~テレでもお楽しみ下さい!! #ダリフラ
— ダーリン・イン・ザ・フランキス (@DARLI_FRA) 2018年4月14日
14話が終わったときのこのダリフラ公式ツイッターのツイートが荒れに荒れています。
13話でようやくヒロとゼロツーが本当の意味で再び出会えたのに、どうして引き裂くようなことをするのかと、特に海外のファンはイチゴへのヘイトに向かっているようなコメントが多いようにも感じられます。
私はこれはイチゴないかなと最初は思いました。
人が弱っているときに間隙を縫うように告白をするなんて、それは卑怯なやり方だと思うからです。
でもブログを書きながらもう一度じっくり観ていると、今2人の間が引き裂かれたということは、かえって最終話はハッピーエンディングの方向に向かうのではないかと考えが変わってきています。
イチゴがもう一度フラれることも、ゴローが闇落ちすることも、フラグとしては再び立ってしまった訳ですが……特にゴローは可哀想。
また、次回以降、かなり大きな規模の戦闘が待っているようですから、そこで13部隊とナインズも共同で戦う機会もありそうです。
ヒロとゼロツーの再々会もそう遠くないだろうと思われます。
イチゴとゴローには悪いですが今はむしろ先が楽しみです。