ディスディスブログ

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ヴィルムは何で地球を消滅させたいのか?ゼロツーが動かなくなったのは死んでしまったのでしょうか? - アニメ『ダーリンインザフランキス』21話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年6月16日の放送は第21話「大好きなあなたのために」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

2018年6月16日の放送は第21話「大好きなあなたのために」でした。

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

11話まではココロのパートナーがフトシで、イクノのパートナーがミツルでしたが、11話でパートナーがシャッフルされて、12話のOPではシャッフル後のものが反映されています。

しばらく(誰かが戦死するまで?)はこのままのパートナーで行くみたいです。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスが「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼びます。

 

「9's(ナインズ)」

APE直属の親衛隊「9's(ナインズ)」。パパの手先?

「9'α(ナインアルファ)」と「9'β(ナインベータ)」「9'γ(ナインガンマ)」「9'δ(ナインデルタ)」「9'ε(ナインイプシロン)」「9'ζ(ナインゼータ)」のようです。 

ゼロツーもかつて9'sに所属していて、そのときのコードネームは「9'ι(ナインイオタ)」です。

 

叫竜の姫

「叫竜の姫」はコードナンバー「001」です。

赤鬼のような、ゼロツーと対になる青鬼のような存在でしょうか?

 

21話「大好きなあなたのために」

「グランクレバス」の最下層に存在する叫竜の超巨大兵器「スターエンティティ」。

001こと「叫竜の姫」によってストレリチアが乗っ取られ、姫(とヒロ)が動かすストレリチアが鍵となってスターエンティティが起動しました。

そこへ突如、宇宙から「VIRM(ヴィルム)」なる存在が出現して、人類も叫竜も関係なく攻撃をし始めます。

APEの統括者であるパパたちラマルク・クラブ賢人のうち2人(2体)が正体を現して他の賢人たちを殺害をしたのか、魂の肉体からの解放をしたのか、無力化させました。

どうやらこの2体はVIRMのようです。

元パパのVIRM2体が言うには、スタンピードモードのストレリチアがスターエンティティにインプラントした場合に、スターエンティティが爆弾と化すよう裏コードを仕掛けていて、それが地球を爆破するようです。

インプラントの意味は「体に埋め込む」ということでしょうか。

ここで言うインプラントはスターエンティティにストレリチアが入り込む?

 

ヒロがストレリチアに入っていることで、進行を緩和させてはいるようですが、止めるまでには至っていない模様。

 

ゼロツーの正体と生み出された目的

グランクレバス内部でしょうか、そこではフランクス博士が、姫に排除されたゼロツーに点滴を打っています。

 

「あれ(姫)は叫竜人最後の生き残りである。お前は奴の複製だ」

 

と博士はゼロツーに言っています。

 

ここから叫竜の姫の言葉に変わり……

 

「もう6000万年以上も前の話。我々はこの星に今のお前たちよりはるかに進んだ文明を築き、暮らしてきた」

「そこに奴らヴィルムが侵入した。奴らは肉体を持たぬ思念体。そして我々にもそれに加わるように求めてきた」

何だか『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』みたいですね。

「肉体を捨てろということだ」

「我らはそれを拒否した。そして戦争が始まった」

「数百年続いた戦争の中、我々は自らを不死の兵器として作り変え、お前たちが叫竜と呼ぶ姿に進化した」

「ようやくヴィルムを撃退したとき、我らは戦う以外の文明を全て失っていたよ」

「生物としての繁殖能力すらもな」

「だが、それだけで終わりではなかった」

「我々が撃退しのはVIRMの先遣部隊にすぎず、肉体をもたぬ奴らは飲み込んだ星々の兵器を取り込み膨張を続けている」

「我らは来るヴィルムの再訪に備え、地中へと潜った」

「力なき者は自らをエネルギーへと変え、そして力ある者は結合しより強気兵器へと進化していった」

 

……ここまで姫の言葉。

ここから再び博士の言葉……

 

「そして、叫竜人たちは強大な叫竜の集合体であるスターエンティティを生み出した」

「あれを起動できるのは叫竜人だけだ」

「おそらく叫竜の姫はこのために何千万年も行き続けてきたのだろう」

「ゼロツーよ、お前はスターエンティティを人類の手で動かすために、奴のDNAからワシが造り出した」

 

……これがゼロツーの正体でした。

正体はもはや明白でしたけど、その目的は初めてわかりましたね。

では、博士は何のためにスターエンティティを動かそうとしているのか?

 

9'sの正体

博士から「9's(ナインズ)」の正体が明かされています。

 

ゼロツーが姫のDNAから造り出された、という先ほどの博士の言葉の続きで……

結局は成功したのはゼロツーだけで他は皆失敗作だったそうです。

「お前の細胞からもクローンを造ったが叫竜の血は受け継がれなかった。9'sだ」

と博士は言っています。

9'sはゼロツーのクローンでした。

クローンと言っても叫竜の血は受け継がれなかったので、死んでいないだけで成功はしていないのですね。

9'sは所詮はクローン、それも下位、パパたちの犬、パパたちのために叫竜を倒すことしか守れない、矮小化・陳腐化されていました。

 

姫の諦め

前回、地球近くの宙域に「『VIRM』斥候艦隊」と表示された艦隊が近づいていて、姫とヒロが乗ったストレリチアがこれを退けていました。

しかしそれで力を使い果たしてしまったようで

 

「勝てぬまでも、1匹でも多く奴らを討ち滅ぼしたかったな……それも終わりだ……終わってしまった」

と姫は諦めの言葉を口にします。

ヒロは「終わりなのか?本当に手はないのか?」と問いかけますが、「ない」そうです。

 

ゼロツーがヒロを取り戻す

グランクレバスにいるゼロツーは、点滴を受けていましたがその管を外して、ヒロを助けに向かいます。

スターエンティティには姫がいても、ヴィルムが仕掛けた罠があることを知っていても、そういうことは関係ない、自分が紛い物でも、化物でも構わない、ただヒロとの約束を果たすために。

いつも一緒だ、離れても迎えに行く、と約束をしたから。

 

博士は、ヒロの存在がヴィルムの計画にわずかに遅延が発生している、ヒロはあちらにとって不確定要素、叫竜の姫とヒロとゼロツーの3者が揃うことで何かが起こる、と一縷の望みをゼロツーに託すことにします。

 

ちょうどイチゴたち13部隊のメンバーが揃ってゼロツーの元に戻り、ゼロツーと博士を連れてスターエンティティ(ストレリチア)の元へ向かいます。

途中、イクノやミクやココロたちが身を挺して盾となり追手を足止めし、ゼロツーと博士を手のひらに乗せたイチゴとゴローのデルフィニウムを先に活かせます。

このときイクノの髪の色が白く変化していたので、おそらく寿命が……。

スターエンティティの突入口までたどり着くと、デルフィニウムはゼロツーと博士を内部へ急がせ、自らが最後の盾となります。

 

ヒロは生きるために戦う

姫が諦めつつあっても、ヒロはまだ地球を救うことを諦めていないようです。

 

「俺も同じだった。戦うことに何の疑問も持たずに死ぬことも恐れなかった」

「でもわかったんだ。そんなの生きているって言わない」

「ゼロツーに会ってわかったんだ」

「泣いたり笑ったり誰かを好きになったり、そういう時間がたまらなく大切で、守りたいってわかったんだよ」

「けど死んだら全て失ってしまう。何もかも無くなってしまう」

「そんなの嫌だ!! 俺は絶対に諦めない!!」

「約束したんだ。ずっと一緒だって!」

「俺は戦うために生きるんじゃない、生きるために戦うんだ」

 

人間らしくなった

スターエンティティの入り口で、博士がマントに隠されていた自らの左手をさらけ出します。

「さあ喰え。お前たちの主の腕だ」

と言ったでしょうか。

博士の左の一の腕は、透明の円筒状の容器になっていて、内部に「叫竜の姫の細胞」が青い液体に浸かっていました。

どうやら博士は自らも叫竜化しようとしていたようです。

スターエンティティから触手が伸びると博士の左腕ごとそれを奪います。

するとどういう訳か入り口が開きます。

と同時に、巨大な蛇のような叫竜が出現し、ゼロツーを乗せてくれます。

クローンですから、ゼロツーを姫と誤認したのでしょうか?

 

「ボクを造ってくれて、ダーリンに逢わせてくれてありがとう」

 

ゼロツーは博士にそう言って乗り込んでいきました。

いつの間にか人間らしくなったと、感慨深げな博士でした。

 

ストレリチア・アパス

深部でヒロを見つけたゼロツー。

しかしその時すでにヒロの意識はなく、しかもスターエンティティの時限装置が0になりました。

地球終了?

諦めない、諦めたくないゼロツー、頭部のカチューシャが壊れ、角がにょきにょきと伸びていき、肌色も幼少期の赤色に変化していきます。

そして「待っててね、ダーリン」とヒロにキス。

 

「それがお前たちの言う生きるということなのか?」

「我々はつながりを捨て、孤独になることで強く、完全になれると信じていた」

「しかし、つながる者がいることで、輝く生命もあるのかもしれんな」

 

地球を救うことを諦めた姫が、ヒロとゼロツーを見て、最後の力を委ね、地球の未来を託すことに決めます。

全ての干渉を拒絶し、ヴィルムが仕込んだプログラムを断ち切って、とうとうストレリチアが覚醒、ヒロも覚醒します。

スターエンティティから、卵の殻を破るように飛び出したストレリチア、その機体は姫とつながったとき黒色から、いつもの白色に変わっています。

覚醒したストレリチアは「ストレリチア・アパス」となり、ビームを放ち、そしてヴィルムを倒しました。

 

ゼロツーの死?

ビームを撃ち終えた後、ゼロツーが動かなくなっていました。

目を開いたまま意識を失くしているようで……死んでしまった?

イチゴはどう思う?

 

何でヴィルムは地球消滅に執着するの?

「こうなったら仕方ない。叫竜より造りし生命の槍(フリングホルニ)、これだけになってしまったが、一旦引こう」

「だが再び我らは現れる。そのときは我が勢力全てを以て、この星を消滅する」

 

そう言ってヴィルムはフリングホルニを奪って退却していきました。

これから最終話に向けて最終決戦をするようです。

 

そもそも何でヴィルムはそこまでして地球の破壊・消滅に執着するのでしょう?

 

消滅させてもオトナたちの思念体なものは残って、それを取り込みたいということでしょうか。

それにしても、今回ヴィルムは他のパパたちを簡単に思念体に取り込めていましたから、消滅などしなくても、彼らにしたように他のオトナたちを思念体に取り込めば良いのに……。

地球を消滅させようとしている理由がよくわかりません。

私の読解力不足なのでしょう。

 

おわりに

ストレリチア・アパスが放ったビームにより、スターエンティティから瓦礫の雨が降り、博士はその下に埋もれてしまっていました。

血しぶきもブシャーっと上がっていたので死んでしまったっぽい?

映像として映し出されていないので確定ではないですけど。

 

さて、ヒロたちコドモがヴィルムとの最終決戦をするのでしょうけど……これからどうするのでしょうね。

APEが壊滅してパパたちもいないですし、博士もいませんし……?? 

でもおそらくコドモたちの多くは死んでしまい、最後に、ココロとミツルの赤ちゃんが生き残って……となると思います。

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