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葉月が陽斗の告白を断った理由が意外!美緒と瑛太にも心境の変化が起こっていそうです - アニメ『Just Because!』第5話の感想

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毎週木曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『Just Because!』が放送されています。2017年11月2日の放送は第5話「Rolling stones」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『Just Because!』

justbecause.jp

 

2017年11月2日の放送は第5話「Rolling stones」でした。

 

 

5話「Rolling stones」

高校3年生の冬に九州から神奈川県(の湘南、江ノ島辺り)に戻ってきた主人公「泉瑛太(いずみ・えいた)」は、中学時代に同じ野球部に所属していた同学年の「相馬陽斗(そうま・はると)」と再会しました。

陽斗は元吹奏楽部の3年「森川葉月(もりかわ・はづき)」のことが好きです。しかし瑛太はヒロインと思われる「夏目美緒(なつめ・みお)」が中学時代に陽斗のことを好きだったことを知っています。そんな瑛太は美緒のことが中学時代から(?)好きです。

前回4話で、陽斗は初詣に葉月を誘ってその場で告白をしていましたが、断られています。葉月からの返事は「ごめん。付き合えない」でした。

実は初詣には瑛太も美緒も誘われていましたが、陽斗と葉月に気を遣ってドタキャンをしています。美緒は陽斗のことを好きなのに想いを自分の中に押しとどめていることに対して、瑛太は受験を言い訳にしているだけだと正論を吐いてしまい、美緒はそんな瑛太の言葉にムキになって「泉(瑛太)には関係ない」とひどい言葉を吐いてしまいました。瑛太は自分の、美緒が好きな気持ちも思わず言ってしまいそうでしたがギリギリのところでとどめています。

 

 

葉月が陽斗の告白を断った理由

そんなギクシャクした関係が冬休み明けの学校でも続いています。陽斗も葉月も美緒も同じクラスのクラスメートのため尚更です。葉月の友達「乾依子(いぬい・よりこ)」も葉月が陽斗を振ったことは知っているようです。LINEで知ったのでしょうか。

瑛太は学校にクラスがないのでしょうか? 一人で学校内の部屋を使っていましたが……? これまでに何か説明があったかは忘れました。

放課後、葉月は陽斗のことで美緒に相談を持ちかけます。葉月は美緒が陽斗のことを好きだと知らないはずです。知っていたらさすがに相談できないですよね。知っていて相談していたらかなりの性悪。

喫茶店でしたか、そこで葉月は美緒に、陽斗の告白を断った理由を話しています。理由は「こういうこと初めてだったから、とにかくビックリして咄嗟に返事してて」でした。

4話までの葉月を見ていると、陽斗のことは端から恋愛対象として見ていない感があり、それも家族のこととか何かハッキリとした理由があるように(視聴者に)思わせる描写をしていたように思いますけど、そうではなかったようです。自分の意識とは無関係に断っていたようです。

さらに「でも今はちゃんと返事しないといけなかったんだろうなって思ってる」と言っていて、もう一度しっかりと陽斗と話したいと葉月は考えています。美緒としては陽斗が振られてホッとしていた部分も大きかったはずですが、この葉月の発言から陽斗にはまだ望みがあるような、言い換えれば美緒が陽斗に告白する可能性が再び閉ざされるようにも受け取れます。

美緒は返事が変わるのかと、心配そうな面持ちで葉月に聞いていましたが、葉月は返事の内容は「今は同じ返事だと思う」と言っていました。「今は……」ですから含みを持たせています。

葉月にとっては陽斗は嫌いとか苦手とかではないのですが、最近まで陽斗と話したことがなかったため陽斗がどのような人かまだ測れていないようです。ですから今後の展開によっては付き合うことになるかもしれない。ただし、結論を下す前にもっと陽斗のことを知りたいと考えているようでした。

「あの日から私、相馬くん(陽斗)のことばかりを考えている」

そう言う葉月に対して、美緒は一瞬眉を動かしました。しかし美緒は「相馬に言ってあげたら? もう一度ちゃんと返事したいって」「相馬にとっては良い話だと思う(私にとっては?)」「よく考えた後でまた振られるのは絶対しんどいだろうけどさ」と葉月に言ってあげるのでした。滅私です。

 

 

美緒の心境の変化が起こっている?

美緒は葉月と別れた後に、バス停で偶然に瑛太と出会います。同じ方向に帰るみたいです。

美緒は美緒で前回瑛太とギクシャクしてしまっていて、「関係ない」と言ったことが言い過ぎたと感じていて、謝る機会を探していました。学校で謝ろうと瑛太のところまで行きましたが、後輩の写真部「小宮恵那(こみや・えな)」に先を越されていて話しかけられないでいました。

実は今回から、美緒の心境に少しずつ変化が起こっているように感じられます。美緒はまだ意識していないと思うのですが、陽斗のことより瑛太のことばかりを考えるようになっているんです。もちろん嫌な思いをさせてしまったから、というのが第一の理由ではあるものの、それはきっかけに過ぎないのではないかという展開の流れです。

バスの中、美緒は前回の発言が行き過ぎたと素直に謝り、瑛太も瑛太で思うところがあったのでしょう、余計なことを言ったのは俺だしゴメンと謝っています。

「悪気はあった訳ではないでしょ? じゃあ何で?」

と美緒が核心を突く言葉を言おうとしたところで、瑛太はバスの降車ボタンを押して話を切っていました。やはり瑛太も自分の気持ちを話すつもりはないようです。

話の腰を折られた美緒は、瑛太に言われたからではないけど陽斗のことを少しハッキリさせたいと思っていると、自分の今の気持ちを瑛太に話していました。

 

 

瑛太が大きな決断をしそう?

瑛太はいつまで自分の気持ちを隠すつもりなのでしょうね。でも実は今回、瑛太にも大きな心境の変化があったように見えました。

それは彼が本屋で「上叡大学」なる大学の赤本を購入していたことです。赤本(あかほん)とは各大学の入試の過去問題集のことですね。

瑛太は既に推薦で大学進学が決まっている身です。それなのにどうして赤本など買ったのでしょう? 美緒と同じ大学に行こうとしているのでしょうか? 美緒がどこの大学を受験しようとしているのか忘れましたが。

瑛太は瑛太で大きな決断を下そうとしているように感じられます。

 

 

おわりに

一見すると5話は物語上大きな変化はないように見えます。しかし、瑛太と美緒、陽斗と葉月の心には大きな変化が起こりつつあるようにも私には見えました。物語のターニングポイントになりそう。