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二海堂に心の中を指摘され赤面する零が可愛い。そして「ひなた」にイジメ問題が浮上しました…辛い - アニメ『3月のライオン』25話の感想

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毎週土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『3月のライオン』が放送されています。

2017年10月28日の放送は第2シリーズ3話、第25話 「Chapter.50 六月」「Chapter.51 てんとう虫の木①」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ「3月のライオン」

3lion-anime.com

 

2017年10月28日の放送は第25話(第2シーズン3話)「Chapter.50 六月」「Chapter.51 てんとう虫の木①」でした。

 

 

25話 「Chapter.50 六月」「Chapter.51 てんとう虫の木①」

25話は対局の昼休憩でしょうか、そんな場面からスタートしています。本作の主人公「桐山零(きりやま・れい)」と、彼をライバル視する「二海堂晴信(にかいどう・はるのぶ)」が一緒に昼食を取っていて、二海堂は自分が将来名人になってNHKのトーク番組『トップランナー』に出演する妄想を熱く語っていました。『プロジェクトX』もでしたっけ?

『トップランナー』は5年ほど前に番組が終了していたと思います。原作の進行が番組が放送されていた頃だったのでしょうね。地味に懐かしかったです。『プロジェクトX』もそうですね、2017年10月現在は放送されていないかと。

零は、そんな二海堂の妄想を若干引きつつもクールに眺めていましたが、二海堂に自分でも気づいていない心持ちを指摘されて激しく動揺していました。

「お前、新人王は『ま、順当に行けば普通に取れるだろうし』とか思ってるだろう?」「『新人王は大騒ぎしなくてもまぁ取れて当たり前、むしろ年齢制限的にはまだ全然余裕だけどぉ、まっ、不安要素っていえば俺、近々昇級して六段になっちゃうからぁ、早く取らないと取りっぱぐれちゃうかもだなぁ〜。まぁ、そんときゃそんときでぇ他にもタイトル戦はたくさんあるから、そこで頑張ればいいかぁ〜』くらいに思ってるだろ? 心の中ではな!」

という台詞です。指摘されたことで初めて自分の心持ちに気がついてしまった零、顔を真赤にして場を走り去ってしまいました。心のどこかでは二海堂が言うとおりのことを思っていたのでしょうね。

部屋には先輩諸氏も昼食を摂っていましたから恥ずかしさはこの上なかったはずです。場にいた先輩方は、中学でプロ棋士になった零への嫉妬や怒りを抱きつつも、顔を真っ赤にする零の様子を可愛いとも思っているようです。

 

 

イジメ問題勃発

零はこれまで高校で孤立して友だちがいない描写が散々ありました。

今回も、小学生の頃クラスメイトから石を詰めた缶を投げつけられていたり、周囲に気に留められないように気配を消して生活をいたり、養父「幸田柾近(こうだ・まさちか)」の家では義理の姉「幸田香子(こうだ・きょうこ)」と義理の弟「幸田歩(こうだ・あゆむ)」から嫌われていたりする様子が描かれていました。

しかし、いよいよというかとうとうというか、やって来てしまいました。零が普段お世話になっている「川本家」の次女「ひなた」のいじめ問題です。いつも明るく周囲に優しいひなたがイジメを受けていることがわかったのです。

当初、川本家で川本家の長女「あかり」と「ひなた」と三女「モモ」と、三姉妹の母方の祖父「川本相米二(かわもと・そめじ)」とで、粗米二が店主を務める和菓子屋「三日月堂」の新製品を考案する会議が開かれていて、その時にひなたの様子が 普段と異なっていたのです。

 

会話に加わらず紙に新製品の絵を描いているだけ、会議が終わっても一人で縁側で座って空を眺めていて、あかりが話しかけてもハキハキと答えるのですが目が全く笑っておらず、家族で最後に入ったお風呂では涙を流しながら湯船に浸かっていました。

そしてその翌日でしょうか、零がメールであかりに夕飯の誘いを受け、ひなたが好きな「フジモリパン」のドーナツをお土産に買って川本家に行ったところ、ひなたが大粒の涙を流しながら帰宅したのです。足元を見ると、右足は上履きで左足はスリッパでした。

まだひなたの口から何も聞かされてはいないものの、見るからに学校でイジメを受けているようでした……。

 

 

おわりに

辛い……これが以前、本の雑誌『ダ・ヴィンチ』で特集されていた『3月のライオン』の中で少し書かれていたのですね……ダ・ヴィンチを読んで以来、アニメでこのシーンがいつ来るのか気が気でなかったです。

こういうシーンは、私自分が小学生1,2年や中学生2年の頃にイジメを受けていたこと思い出すのもあって、一度観れば十分、二度は観たくありません。25話の録画をしていましたがイジメに関する箇所は一度も見返していません。自分のことのように痛くなりそうで。

早く終わってくれないですかね、このイジメの話……しかし、これが終わっても「ひなた(たち?)」には受難が待ち受けていることも『ダ・ヴィンチ』には書かれていました。う〜ん、こういうことを描くのも大事なのかもしれないですけど、将棋をもっと描いてくれないでしょうか? 単なる私の逃げですかね。

この問題を一緒に解決させようと零がひなたにあれこれしていくうちに恋心が芽生え……的なこともあるのでしょうから、必要なのでしょう。