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藤吉がダメ男すぎ…万丈目(まんじょうめ)夫妻登場!藤井隆さんと枝元萌さんが演じています - 朝ドラ『わろてんか』25話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年10月30日放送の25話は藤吉が店を立て直そうとしています

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『わろてんか』第5週「笑いを商売に」

www.nhk.or.jp

 

2017年10月30日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第5週「笑いを商売に」の放送が始まっています。

『わろてんか』の時代設定は明治35年(1902年)の10年後、明治45年ほどでしょうか。本作のヒロイン、京都の老舗薬問屋「藤岡屋」の娘「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は17歳です。

幼少期の「てん」が「薬祭り」で出会った大阪の旅芸人一座の芸人「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」と久しぶりの再会を果たし、藤吉から求婚された「てん」は父「藤岡儀兵衛(ふじおか・ぎへえ、演:遠藤憲一)」から勘当をされても尚、藤吉と結婚することを選んで、2人で藤吉の実家のある大阪は船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」へ駆け落ちしました。

ところが、藤吉の母で「ごりょんさん(女将さん)」こと「北村啄子(きたむら・つえこ、演:鈴木京香)」は「てん」を嫁とは認めず、女中としてなら家に置いてやらないでもないと言い放ちます。「てん」はそれでも良いと女中の立場を受け入れ、何とか認めてもらえるよう仕事に精を出しています。

 

 

北村屋の家が傾く

そんな北村屋は現在、経営が傾いています。藤吉が店の台帳を見たところ多額の借金があることがわかりました。ごりょんさんが言うには、借金は夫、つまり藤吉の父親の女遊びが原因だそう。夫も夫なら息子も息子という……ごりょんさん可愛そう。

さらに、前回24話では、店の番頭が何やら外で人と会っているようだという話でしたが、25話ではその番頭が店を辞めると言って出て行ってしまっています。どうやら商売敵の米屋が暖簾分けの条件を提示して引き抜きを図ったようです。ヘッドハント。

ごりょんさんは少しも引き留めようとせずに慰労金を手渡していました。借金も抱えた上に番頭までいなくなったら北村屋はどうなるのだと、藤吉はごりょんさんを問い詰めましたが、藤吉が店を立て直してくれると信じてのことだと答えるだけでした。

そう、その前に藤吉はごりょんさんに多額の借金を返済して店を立て直すことができたら、そのときは「てん」を嫁として認めてくれと言っていたのです。

 

 

万丈目吉蔵とキース

店を立て直そうと営業のために町に繰り出した藤吉ですが、半人前も半人前の藤吉のことですから、当然上手いこといきません。

藤吉が米を乗せた荷車を引きながら路地を歩いていると、彼の目の前に一人の男が現れました。その男は「万丈目吉蔵(まんじょうめ・きちぞう)」と言い、公式Webサイトの「登場人物」ページによると、天満(てんま)の貧乏長屋に暮らしている芸人だそうです。全く面白くない芸人とのこと。吉蔵は「藤井隆(ふじい・たかし)」さんが演じています。

さらに吉蔵の妻「万丈目歌子(まんじょうめ・うたこ)」も登場しました。歌子は一膳飯屋の「万々亭(まんまんてい)」を経営していて、売れない芸人の夫の代わりに一家の家計を支えているそうです。歌子は「枝元萌(えだもと・もえ)」さんが演じています。

吉蔵と歌子の夫婦は藤吉と旧知の仲のようでした。さらに藤吉のかつての相棒「キース(演:大野拓朗)も現れて、万々亭でしょうか、3人で入って旧交を温めています。そこで藤吉は2人に自分の近況と店の窮状を伝えると、キースが何やら儲け話があると言い始めていました……。

 

 

おわりに

キースがもたらす儲け話は絶対に外れますね。藤吉は自分が店を立て直すと言っておきながら、結局はキースの儲け話に乗るものの失敗して、余計に多くの借金を抱えることになるのでしょう。そうして店を畳む流れですね。

店を立て直すことの本来の意味は、自分たちが地道に営業をして回って周囲から信用を得ることであって、安易な儲け話に乗ることではないはずです。ですが、それができないのが藤吉なんですね。「てん」が惚れる要素が何一つ見つからない……顔が格好良いことくらい?

今回初登場となった万丈目夫婦は、夫の吉蔵がピンでは売れない芸人でも、妻の歌子との夫婦漫才で活路を見出し大成する道が待っていそうですね。