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ひなたが流しそうめんに釣られて進路決定?!林田先生のあかりへの恋の行方も気になります - アニメ『3月のライオン』42話の感想

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毎週土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『3月のライオン』が放送されています。

2018年3月24日の放送は42話(第2シリーズ20話)「Chapter.85 夏休み②」「Chapter.86 あたらしい年」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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アニメ「3月のライオン」

3lion-anime.com

 

2018年3月24日の放送は第42話「Chapter.85 夏休み②」「Chapter.86 あたらしい年」でした。今回が第2シーズン20話です。

 

 

42話「Chapter.85 夏休み②」「Chapter.86 あたらしい年」

今回も主人公「桐山零(きりやま・れい)」が普段から世話になっている、「川本(かわもと)」家の日常パートがメインになりました。

ほっこりして好きです、川本家の日常。

前回は川本家のある三月町で夏祭り「三月祭」が催され、「あかり」と「ひなた」と「モモ」の川本三姉妹で、彼女たちの祖父「相米二(そめじ)」が店主を務める和菓子屋「三日月堂」の出し物を考え、祭りで売り子もしていました。

零もお手伝い。

 

 

ひなたが流しそうめんにつられて進路決定?

お菓子のアイデア出しやイラストに関しては、積極的に行動する「ひなた」でしたが、中学3年生、受験生の夏休みだというのに受験勉強にはなかなか身が入らないようでした。

そんな様子を見た零は、「ひなた」と「あかり」と「モモ」を自分が通っている「私立駒橋高校(しりつ・こまはし・こうこう)」に誘いました。

 

学校では「将科部」、これは放課後将棋科学部の略ですが、「野口英作(のぐち・えいさく)」ら部活の先輩たちや顧問の「林田高志(はやしだ・たかし)」も参加して、「流しそうめん大会」を開いていて、皆が「ひなた」たち三姉妹を歓迎していました。

 

案の定、「ひなた」たち三姉妹は野口先輩のことを教師だと勘違いしてしまっていました……野口ぱいせんは立派な口ひげを生やしていますからねぇ。

野口先輩本人を含めて誰も訂正しないところが「らしい」です。

零たちが和気あいあいと流しそうめんを楽しむ様子を眺めていた「ひなた」は、この駒橋高校に通いたいなと自然に思えたようです。

「あかり」も「ひなた」と全く同じタイミングで「ひなた」は駒橋高校に進学すれば良いんじゃない?と薦めようとしていました。さすが姉妹。

零もいますし、あれだけ零のことを親身になってくれている林田先生もいますから、これは進学先としてベストと言えるくらい間違いない選択になるでしょう。

イジメが絶対に起きないとは言えないですが……。

 

ちなみに、どうして放課後将棋科学部が流しそうめんなどをしているかというと、「水のエネルギーと重力」をテーマにした夏の自由研究のため、です。名目は。

 

 

林田先生が恋に落ちる?

流しそうめん大会で、駒橋高校を訪れた「あかり」を見て、林田先生は顔を真赤にしていました。

どうやら林田先生は「あかり」に惚れたようです。

「あかり」と林田先生の恋の行方も気になるところですね。

林田先生は良い人ですから付き合ってくれると私としても嬉しいです……

……が、確か「あかり」は「二海堂晴信(にかいどう・はるのぶ)」みたいな“ふくふく”な人が好みだったような……?

林田先生もたくさん食べると良いかも知れません。

 

 

零が家庭教師

駒橋高校へ進路希望を決め、明確な目標が生まれたことで、「ひなた」の受験勉強にも熱が入るようになりました。

「ひなた」が先輩の零に駒橋高校を受験したいと思っていることを伝えると、零はとても喜んで、自ら「ひなた」の家庭教師を買って出ました。

中学生でプロ棋士になるくらいの人ですから、勉強も当然できるはず。記憶力ぱない。

週に何回か、零は川本家で夕飯をご馳走になったら、その流れで「ひなた」の勉強を見てあげるようになっています。

女子中学生の部屋で2人きり……

……ですが、そういう気配は一切なく真面目に受験勉強をしています。どういう?

駒橋高校は「ひなた」にとって実力以上の学力を必要とした、偏差値の高い高校のようで、頑張らないと受からないみたいです。

でもたぶん「ひなた」なら大丈夫でしょう。根拠はないですが。

 

 

理由なんか「楽しそう」でOK

ただ、「ひなた」の駒橋高校への進学には大きな問題が一つあります。

それは金銭的な問題です。

 

川本三姉妹には今、両親がいません。

母親は亡くなっていて、おそらく父親は生きていますが家を出てしまっています。

長女の「あかり」が母親代わりに働いてホステスをしたり、相米二さんの「三日月堂」を手伝ったりして生計を立てている家庭です。

 

「私が私立に行くことになったら、そのためにはお祖父ちゃんは一体何個お菓子をこさえないといけないのだろう?」

 

駒橋高校は私立ですから公立校より断然お金がかかり、「ひなた」は色々なことに気がつく頭の良い優しい子ですから、そういう部分を気にしてしまっているのです。

祖父の相米二さんは、「ひなた」が自らの学費について気にしていること、に気がついていました。

その上で「行きなさい、駒橋高校」と言ってあげました。

 

「『楽しそうだと思ったから』、いいじゃねえか。理由なんてそれ1個でOKだ。じいちゃんはな、お前が楽しく過ごしてくれるのが一番なんだ」

 

相米二さんの凄いところは、駒橋高校の進学には学費がかかることが事実だと、認めたところです。

 

「『子どもはそんなことを考えなくてもいい』とは俺は思わん。金は大事だ、これは本当に大切なことだ」

「それに気づいたお前は立派だ」

「だがなぁ、ひな。この爺ちゃんを舐めてもらっちゃあ困る! (ニヤリ」

「爺ちゃんの菓子には待ってくれている人がいる! だから俺はまだまだ餡こと格闘する気で満々だぁ!」

 

金銭の話を綺麗事を言って誤魔化さない、「ひなた」を一人の人間として対等に扱っているのですねぇ。

またそういうことに気がついた「ひなた」もやっぱり素敵です。

高校なり大学になりに通ってお金のこと経営のことをしっかり学べば、将来的には大好きな三日月堂のためにもなるのではないでしょうか。

 

 

おわりに

いやいや、本当に2期は心が痛む展開が多かったですから、特にイジメ、今回の放送は癒やしでしたね……。

 

今後物語がどうなるかについては、実は少し知ってしまっています。

何度か書いているのですが、昔、本の雑誌『ダ・ヴィンチ』で『3月のライオン』の特集が組まれまして、そこでネタバレを読んでしまったのですね……失敗です。

あの人が登場して、再び「ひなた」たちに混乱が訪れるのですが、それはある意味零の通過儀礼として存在しているのでしょうから必要なことなのですかね。

私はあまりそういう展開にして欲しくないなと思っているのですが、もう決まっていることですから仕方がないです。

どうもこの作者さんは私にとっては「やり過ぎる」傾向にあるような気がします。

「ひなた」のイジメにしても、零の過去にしても。

現実が十分厳しく苦しいのですから創作物くらい、と思ってしまうのですね。

 

次週2期最終回の43話は2話連続だそうです。

 

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