ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

常子と早乙女の対立は佃部長の鶴の一声で解決したようです。早乙女のお弁当はそぼろ弁当でした - 朝ドラ『とと姉ちゃん』52話の感想

スポンサーリンク

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が今日2016年6月2日放送の52話で、常子がようやく会社に馴染んできたようです。

 

www.nhk.or.jp

 

 

常子は滝子に相談をすることに

ヒロインの小橋常子(高畑充希)は和文タイピストとして「鳥巣商事」という会社の「浄書室(じょうしょしつ)」に配属されています。常子の上司、浄書室の責任者である早乙女朱美(真野恵里菜)からタイピングの仕事を回してもらえず孤立してしまいます。

そこへ、他の部署の男性社員が書類の整理を手伝って欲しいと言われ、常子は浄書室を出ていき仕事にあたり、時間内に滞り無く済ませました。ところが、一度引き受けてしまったことによって、他の部署からも常子に雑用の仕事が来るようになってしまい、早乙女たち浄書室のメンバーとの軋轢はどんどん広がっていくばかりです。

終いには、早乙女は上司である山岸隆一(田口浩正)に直訴して、タイプライターの使用はもちろん、手書きによる資料の作成と他部署からの業務依頼を個人的に受諾することも禁止されてしまいました。

困った常子は、祖母で製材問屋「青柳商店」の大女将である青柳滝子(大地真央)に相談することにしました。滝子からの返答は「いがみ合うから余計にお互い受け入れられなくなる。(中略)所詮この世には男と女しかいないんだよ。だったら上手くやって行くしかないだろう」ということです。

 

 

部長の鶴の一声

滝子の言葉に吹っ切れた常子は、山岸に直訴して早乙女たちの禁止令を解くことの了解を得た上で他部署の男性からの仕事を引き受けます。早乙女たちは禁止令が解かれたことは知りませんから、浄書室では他部署からの仕事は引き受けてはいけないルールが生きているものと考え、早乙女さんたちはどういうことかと常子を問いただします。

常子は、山岸から禁止令が解かれたことと、困っている人がいるなら助けてあげるべきだと主張しますが、早乙女たちは受け入れる様子はありません。さらに、騒ぎを聞きつけたのか浄書室にやって来た山岸は、早乙女たちから責め立てられたことを面倒に思ったのか、早乙女の言うことを聞くように言ってしまいます。

常子万事休すかと思われましたが、そこへやって来たのが山岸の上司の佃博文(斎藤洋介)部長です。佃は、常子が作成した手書きの書類が大変見やすいから、またお願いすると思うから、そのときは頼むと言います。佃の鶴の一声で決まりました。早乙女さんも上が決めたことだからタイプの使用など、許容せざるを得なかったようです。

その後、常子の丁寧な仕事ぶりは早乙女たちにも認められていき、無事に初任給ももらえ、常子は正真正銘「とと姉ちゃん」となりました。

 

 

おわりに

私は今回の騒動は早く終わってもらいたかったので、今回で終わりになったみたいで良かったです。ただ問題が有耶無耶にされたままで解決したことになっている気がしなくもないので、モヤモヤは残ります。

早乙女さんは、男性社員からの不当な言い分に我慢がならず、早く正確な仕事をこなすことで社内における地位を確立した自負があります。また、男女の立場的な問題でなくとも、他部署からの雑用の仕事を受けることが良いことかどうかということは会社の問題として取り扱わねばならない案件に思えます。「困った人がいたら助ける」という問題にすげ替え、佃さんの言葉に従っただけなのに、この問題が解決したかのように扱ってしまうのは如何なものかと感じます。問題は何も解決していないように思えますので。

それにしても早乙女さんのお弁当が可愛らしかったです。鮭と卵のそぼろ弁当でしたか。煮物も美味しそうです。常子の弁当は白飯に大きな梅干しが見えました。早乙女さんと常子はこれから徐々にお互いの距離を縮めていくことでしょう。ドラマではいきなり時間が経って、明日の放送には仲が良くなっているかもしれませんけれども。徐々にデレて行く早乙女さんを見たいと思うのは私だけではないはずです。

 

dysdis.hatenablog.com