ディスディスブログ

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朝ドラ「あさが来た」39話で、はつが惣兵衛の居処をつかみかけましたが、見失っていました

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NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2015年11月11日放送の39話で、はつが惣兵衛の居場所を突き止めました。

 

www.nhk.or.jp

 

ヒロインのあさ(波留)の姉はつ(宮崎あおい)は、藍之助(あいのすけ)を産んでからしばらく経っていますけど、旦那さんの眉山惣兵衛(柄本佑)は家から出て行ったきり戻ってきていません。

しかし、今日放送の39話で五代友厚(ディーン・フジオカ)が、はつの家にまでわざわざ出向いて、惣兵衛の居所の噂を届けてくれました。後にはつが噂の場所へ向かうと、ヒゲもはやし放題で服装もみすぼらしくなっている惣兵衛が賭け事をしている姿がありました……が、はつはちょっとした隙に惣兵衛を見失ってしまっています。

私は、惣兵衛はどこかで働き口を見つけて、山王寺屋再興のため、家族のために真面目に働いていることを祈っていたのですが……。いや、ドラマの展開を考えたら今回のようなことになる可能性の方が高いことはわかってはいたのですが……甘かったですね。

ていうか、五代はどうやって惣兵衛の居場所を突き止めたのでしょうか。部下というか誰かに依頼をして探させたのでしょうけれども、そういうことが可能であるなら、もっと早く、例えば子供が産まれたときにでも知らせることはできなかったのか、と思ってしまいます。いやいや、調べてくれただけでもありがたいのですけれども。

 

蔵野炭鉱

九州は筑豊(福岡県の内陸部と思います)、「蔵野炭鉱」における主要人物は、支配人の宮部源吉(梶原善)、炭鉱夫の親分である次郎作(じろさく、山崎銀之丞)、次郎作の妻であるカズ(富田靖子)、あとまだあまり目立っていないようですけど納屋頭の一人であるサトシ(長塚圭史)も重要そうです。蔵野炭鉱のモデルは「潤野炭鉱」(うるの・たんこう)と思われます。

38話で、あさが松明ではなく……あれは何というのでしたっけ? 明かりを灯して鉱山に入ってしまい、それに気がついた次郎作が、血相を変えて鉱山の外へ連れ戻して、あさの頬にビンタをしていました。

 

三井三池三川炭鉱炭塵爆発(みついみいけみかわたんこうたんじんばくはつ)は、1963年(昭和38年)11月9日に、福岡県大牟田市三川町の三井三池炭鉱三川坑で発生した炭塵による粉塵爆発事故である[1][2]。
死者458名、一酸化炭素中毒(CO中毒)患者839名を出したこの事故は、戦後最悪の炭鉱事故・労災事故と言われている[1][2][3]。

三井三池三川炭鉱炭じん爆発 - Wikipedia

 

戦後にもこういった大事故もありますし、次郎作も言っていたように、炭鉱の仕事は常に死と隣り合わせのようです。火を灯して入っていくことは、大火災、大爆発の危険があります。

 

いわゆる炭鉱のカナリアは、炭鉱においてしばしば発生するメタンや一酸化炭素といった窒息ガスや毒ガス早期発見のための警報として使用された。

カナリア - Wikipedia

 

蔵野炭鉱では、たくさんの鳥、カナリアと思われます、それを飼っている様子がありました。あれはおそらく炭鉱内外のガスを探知するための鳥でしょう。カナリアのWikipediaにも上記引用部のような指摘がありました。最近まで毒ガス探知に使われていたみたいですね。

 

おわりに

今後は、あさが次郎作たち炭坑夫から信頼を得ていくことになるのでしょう。それも気になりますが、はつと惣兵衛の展開も気になりますね。

38話では、あさの義母である白岡よの(風吹ジュン)が、はつの家を訪ねてはつたちを加野屋で住まないかと誘っていました。よのの目当ては藍之助みたいですけど。はつはこれを丁重に断っていました。よのもまだ諦めてはいない様子。

このときの、はつの義母である眉山菊(萬田久子)が、以前よりは多少元気を取り戻していたようでした。はつとも関係が蜜になっているように感じられます。惣兵衛が菊に対して振りかざした刃を、身を呈して防いだあの一件が菊の気持ちにわずかな変化をもたらしているのでは、と思わせるシーンでした。

 

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新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録

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