ディスディスブログ

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朝ドラ「あさが来た」36話で、あさの大股歩きを見た櫛田そえ(木村佳乃)が笑っていました

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NHK連続テレビ小説『あさが来た』の今日2015年11月7日土曜日放送の36話で、あさがいよいよ九州へ繰りだそうとしています。

 

www.nhk.or.jp

 

ヒロインのあさ(波留)の姉はつ(宮崎あおい)は、加野屋で陣痛が始まり、そのまま出産をしています。子供は男の子で藍之助(あいのすけ)と名付けられていたでしょうか。

あさの義母である白岡よの(風吹ジュン)が、あさが商売ばかりに気を取られていて、あさの旦那さんの白岡新次郎(玉木宏)の世話をしないですし、子供もできていませんので、(よのにとっての)女房としての働きをしていないあさを見て、妾(めかけ)、要は側室を設けてはどうか、と新次郎に進言しています。

よのさんの気持ちはわからなくもないのですが、さすがに、はつの子を見てははつが家の嫁だったらなどと言ってしまうのはどうかと思いましたね。正直かなり引きました。

しかし、当の新次郎は妾を囲う気はさらさらないようです。あさのことが大好きなんですね。あさもあさで新次郎のことが大好きなようです。泣いて雨の町中を駆けていくなどありましたけど、今回の騒動のおかげで、2人の仲はより一層深まったのではないでしょうか。まさに雨降って地固まるです。

五代友厚(ディーン・フジオカ)からは、新次郎のことを「家が危険なときに芸事をしている優男」呼ばわりされていて、「優男の何が悪いんだすか?」と突っぱねていたのは、見ていて安心しました。五代としては、男扱いされているあさを構っているような、口説いているような、そんなシーンだったんですけどね。

新次郎は仕事はからきし駄目ですけど、そういう人の心の動きなどはしっかりと読める男です。五代は仕事ができますけど、人の、特に女性の心の動きを読み取る力に欠ける男です。好対照な男性像に描かれているんですね。

そうそう、五代才助(ディーン・フジオカ)は友厚と名を変えて大阪に戻っているようです。

 

今回の36話では、炭坑の持ち主、櫛田そえ(木村佳乃)が大阪の加野屋にやって来ました。あさが着物を着ているにもかかわらず大股で歩いている様子を見て笑っていました。自分も昔はそうだったと好意的に眺めていたようです。

炭鉱については、あさの石炭事業への熱意、正吉があさを信じて一緒に賭けに出ようとしている様子を見聞きして、炭鉱を加野屋に売ることに決めてくれました。あさの義父の正吉(近藤正臣)は、炭鉱を買うための資金として加野屋の蔵まで手放す決意をしています。それだけあさの商才を信じているんですね。

あさはいよいよ九州へ行くことになりました。今回のあさとの会話から、おそらく新次郎も九州へ行くのでしょうね、そんな気がします。36話のラストであさは、加野屋の中番頭である亀助(三宅弘城)が付き添いで、炭鉱の支配人である宮部源吉(梶原善)も一緒に3人で九州へと向かっていて、そこには新次郎はいませんでした。でも後で新次郎は炭鉱にやって来るのでしょう。

あさの九州行きを許可した際に、新次郎が「わてを泣かしたらあかんで」と言ったのが、五代の言う「優男」感たっぷりなのですが、これを新次郎が言うと良い味わいになるから不思議ですね。

 

よのさんは新次郎の妾探しをまだ止めるつもりはないそうです。当初は、新次郎の三味線の師匠である美和(野々すみ花)を妾に、と考えていましたが、美和さんは三味線の師匠を辞めるつもりはないようで、妾になるのは自分の生き方と違うとやんわり断っていました。やはりよのさんは、はつのお付の女中であった“ふゆ”(清原果耶)を……。

さて、次週からはいよいよ炭鉱での話になりそうです。五代から預かったピストルが役立つ機会があるんでしょうねぇ。楽しみなような怖いような。

 

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