キックザウバー／アウディF1は、2025年のシートでニコ・ヒュルケンベルグのパートナーを誰にするかを決めるにあたり、危うい立場に立たされることになっている、と海外メディアで報じられています。
目次
キックザウバー / アウディ
キックザウバーF1は現在、2026年から『アウディ』のワークスとなるための準備を進めています。
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パワーユニット (PU) に関しても、そのパワーソースの開発に2年以上取り組んでいます。
トップレベルで問題を抱えていると言われていました。
2024年7月23日、ザイドルCEOとホフマン会長の2人を同時に解任。
同時に元フェラーリの代表「マッティア・ビノット」のアウディ加入も発表されました。
ビノットはザウバー・モータースポーツAGの最高執行責任者兼最高技術責任者に就任しています。
そして2024年8月1日、レッドブルF1のスポーティングディレクター「ジョナサン・ウィートリー」を獲得するという情報も流れています。
チームの再編が急ピッチで行われています。
ドライバー獲得競争で窮地？
2024年のサマーブレイクにあって、既にグリッド上にまだ空いているシートはわずか3つになっています。
その3つのうち、メルセデスは「マックス・フェルスタッペン」がレッドブルを離れるという衝撃の決断をしない限りは、「アンドレア・キミ・アントネッリ」のものになりそうです。
アルピーヌはリザーブの「ジャック・ドゥーハン」が最有力候補と考えられており、ザウバー/アウディに1つが残ることになります。
アウディは、「カルロス・サインツ」と「エステバン・オコン」を追っていたようですが、いずれも移籍先を決めてしまいました。
これにより、チームは2025年のシートで「ニコ・ヒュルケンベルグ」のパートナーを誰にするかを決めるにあたり、危うい立場に立たされています。
バルテリ・ボッタス
フィンランド人「ボッタス」は2025年のザウバーにとって当然の選択だ、とCrash.netは伝えています。
開幕14戦でポイントを獲得できなかったにもかかわらず、今季のボッタスはチーム二加入して以来最強のシーズンだったと言えます。
予選の直接対決ではチームメイトの中国人「周冠宇」を13対1でリードしており、2人のタイム差の平均は0.4秒から0.5秒となっています。
レースではボッタスは9対5と、予選に比べると小さいリード担っていますが、チームの奇妙な戦略コールとピットストップにより、レースを公平に評価することが難しくなっています。
ノーポイントではありますが、その大部分は彼のせいではありません。
ボッタスは依然として速く、ヒュルケンベルグと並んでスピードと信頼性に優れたミッドフィールドを形成しており、この2人のコンビは間違いなくザウバーにふさわしい以上のものになります。
レッドブルの興味深い状況
レッドブルの状況は興味深いものです。
もしメキシコ人「セルジオ・ペレス」がシーズン途中で解雇されていたら、ザウバーへの復帰も考えられたことは間違いありません。
ペレスはレッドブルに加入する前に「ミッドフィールドの王」と呼ばれていたドライバーで、メキシコの支援を受けていることもあり、常に魅力的な選択肢となっています。
ペレスの状況次第では、レッドブルのリザーブであるニュージーランド人「リアム・ローソンかVCARB所属のオーストラリア人「ダニエル・リカルド」が起用される可能性もあります。
ワイルドカード
F2スター「ガブリエル・ボルトレト」が意外な候補者として浮上してきました。
ボルトレトの噂は以前ご紹介した記事をどうぞ。
ベアマン、ドゥーハン、アントネッリの3人が2025年にグリッドに加わりそうなことから、ザウバーは2026年の大きなルール変更を前に、新鮮な「血」を注入する絶好の機会だと感じているのかもしれません。
2017年のフェリペ・マッサ以来、F1グリッド上にブラジル人がいません。
ボルトレトはその空白を埋め、次のモータースポーツのスーパースターを待ち望んでいる市場に参入することになるでしょう。
とのこと
誤訳御免。
感想
感想です。
挙がった候補の中では、私ならボルトレト一択ですね。
ベテランはヒュルケンベルグ一人で十分だからです。
ローソンも私はまったく評価していません。
ローソンを選ぶくらいなら、フェリペ・ドラゴヴィッチやテオ・プルシェールといったF2王者にF1でのドライブの機会を与えた方がずっといいなと思っています。
F2の存在意義・価値を高める意味でも。
ただプルシェールはSFやインディでのパフォーマンスを思うと起用しづらいですね。
なのでボルトレトです。
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おわりに
ということで、ザウバー／アウディには来季のドライバーの明白な選択肢が1つあるとの報道の感想を書いた記事でした。
