ビザキャッシュアップRB」はスペインGPで大規模なアップデートを実施しましたが、これによってマシンは遅くなるだけでした。
VCARB F1チームのボス「ローラン・メキース」もそれを認める発言を海外メディアにしているようです。
目次
ビザキャッシュアップRB
ビザキャッシュアップRB (VCARB) は今季好調なスタートを切りました。
ベスト・オブ・ザ・レストであり続け、トップ5のアストンマーチンを上回るレースも出てきて、スペインGPに投入した大幅なアップデートによりアストンへの挑戦の勢いをさらにつけるつもりだったはずです。
ところがこれが大失敗で、マシンは大幅に速さを失い、アストンに追いつくどこか、ハースやアルピーヌといったところに追い抜かれてしまいました。
VCARB代表も失敗と認める
VCARBのチーム代表である「ローラン・メキース」が、AUTOSPORTとのインタビューでこれを認める発言をしています。
カナダGPとモナコGPで得たパフォーマンスにさらにパフォーマンスを加えることを期待していたが、代わりに以前のマシン構成に戻さなければならなくなった。
なぜ速くならなかったかは理解できたが、なぜ遅くなったのかいまだに疑問に思っている。それが実際に起こったことだから。
しかし、それがこれらの車の素晴らしい点であり、前例のないほど複雑なんだ。
それは、数年前には見向きもされなかった、最も小さな細部や二次的な問題に関するものだ。
次のアップデート パッケージに何を求めるかについては、十分なアイデアがあると言える。
100%確信しているか? いや、それ以外は何もないよ。現在作業中だから時間がかかるんだ。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
何だか、遅くなった理由を、自分たちでまだ把握できていないようなコメントですね。
不安になるインタビューでした。
フェラーリのように一旦旧バージョンに戻すことを考えてほしいです。
遅くなった原因がわからないまま、開発を進めるなんて狂気の沙汰に思えます。
わかっているのなら開発を進めるのもまだ理解できるのですが。
ライバルチームとの開発競争は、この大幅アップデートの失敗の時点で立ち遅れているのですから、まずはうまく行っていたところに立ち返った方がいいと思います。
モナコで速かったので、旧バージョンなら次のハンガリーでも速く走れる可能性が高いですし、ハースとも戦えるところにいける気がします。
さらに次のベルギーが終わればサマーブレイク、夏休みの間に開発を頑張るしかないでしょう。
責任者であろうテクニカルディレクターの「ジョディ・エギントン」たちは夏休み返上ですかね。
いや、本当ならこの責任をとってもらいたいのですが。
F1はDAZNで!
F1観戦は『DAZN』で!!
『DAZN』ではF1などが配信されています。
Amazonの「Fire TV」で『DAZN』を視聴可能です。
『Fire TV』ならDAZNだけでなく、TVerやU-NEXT、NHK+も。
おわりに
ということで、VCARBの大型アップデート失敗をチーム代表が認める発言をした報道の感想を書いた記事でした。