F1は2024年6月28日から第11戦「オーストリアGP」が開催されました。
角田裕毅ら「ビザキャッシュアップRB」のメンバーがレース後、公式サイトにコメントを寄せています。
目次
第11戦オーストリアGP
F1の2024年シーズン第11戦オーストリアGPが2024年6月28日から開催されました。
結果と感想は以前当ブログに記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
ビザキャッシュアップRB
角田裕毅擁する「ビザキャッシュアップRB (VCARB) 」はまずまずの結果でした。
Points in Austria let’s goooooo! Mega driving from both boys! 👊 pic.twitter.com/fulWfQjDM4
— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) 2024年6月30日
「ダニエル・リカルド」が9位で2ポイントゲット。
「角田裕毅」が14位。
VCARBのコメント
VCARBの角田やリカルド、チーム代表の「ローラン・メキース」、CEO「ピーター・バイエル」が公式サイトにコメントをしています。
ダニエル・リカルド
まずはリカルド。
厳しいレースだったし、僕たちは守勢に回っていたから、集中力と努力が必要だった。
僕はアウト側からいいスタートを切って、いい感じだったけど、スペースがなくなってワイドに走らざるを得なくなってポジションを2つ落としてしまった。レースが始まって落ち着くと、うまくいったと思う。
チームはアルプス山脈でポジションを確保する戦略をうまくやってくれたし、僕はフェルナンド(アロンソ)と最終スティントでピエール(ガスリー)に対していいディフェンスができたと思う。
バルセロナからいい一歩を踏み出したし、週末もよかったので、ポイントを持ち帰れて嬉しい。次はシルバーストーンに向けてまたいい一歩を踏み出せるように頑張るよ。そうすれば、またポイント争いに加われるかもしれない。
角田裕毅
角田。
レースはいいスタートを切った。スタート後はアルピーヌとダニエルの後ろにいたけど、3スティント目までにはかなり遅れてしまっていた。
ペースが落ちていたけど、その理由を突き止めなければならない。
ダニエルは今日のレースでいい仕事をしてくれたから、最終的にはいい結果になったし、今後のレースに向けてチームとしてどのような方向に進むべきかをより理解できたようだ。これはポジティブなことだね。
クラウディオ・バレストリ
車両性能担当チーフエンジニアの「クラウディオ・バレストリ」。
今日のレースは、他のほとんどのマシンと同じようにミディアムタイヤでスタートすることに決めた。
2周目を終えた時点でダニエルは12位、ユウキは13位だった。この時点で、2つの戦略に分かれて、ダニエルをピットインさせ、ユウキを最初のスティントで走らせないことにした。
アンダーカットはダニエルにとってとてもうまく機能し、2台のアルピーヌに対してポジションを上げることができたが、ハースはレースの残り時間ずっと彼の前で走り続けることができた。
最後の数周で彼はマグヌッセンにさらなるプレッシャーをかけようとしたが、追い抜くことができず、ダニエルは9位でフィニッシュし、非常に重要な2ポイントを獲得した。
一方、ユウキのレースは異なり、少し難しかった。最初のスティントではミディアムタイヤでロングランし、同様の戦略で前の車とペースは近かったが、最終スティントを短く走ったため、アドバンテージを最大化できず、15位でフィニッシュした。
複雑な気持ちだが、我々はまだ前向きであり、来週のシルバーストーンでのレースに気持ちを切り替え、そこでさらに改善し、より重要なポイントを獲得するよう努めるつもりだ。
ローラン・メキース
チーム代表の「ローラン・メキース」。
バルセロナからの数日間、ファクトリーとトラックの全員が、スペインで積極的な開発プログラムの一環として導入したアップデートの理解を深めるために懸命に取り組んできた。
その作業はここでの唯一のフリープラクティスセッションでも続き、スプリントでも貴重なデータが得られた。
スプリントウィークエンド中に仕様比較を行うのは決して理想的ではないが、中期的な将来のためには必要な投資だと感じた。
チームとドライバーは、土曜日と日曜日に可能な限り最高の構成をまとめるという素晴らしい仕事をしてくれた。
ダニエルは今日激しい戦いの末に9位でフィニッシュし、昨日の強力な予選ではQ3から200分の1秒以内でフィニッシュしたため、2つの良いポイントを持ち帰ることができた。
ユウキは予選とレースの両方でほんの少し遅れましたが、ミッドフィールドの戦いは相変わらず緊迫していて、今日はポイント圏外となった。
今回も、イギリスの本社からそう遠くないシルバーストーンで、トラックに戻るまで数日しかない。
ほんの少しのペースの違いでポイント獲得からグリッド最後尾に転落する可能性があるため、ファクトリーの全員が全力で車両開発プログラムをさらに追求していく。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
メキースが言うように、スペインで大失速したアップデートを理解するためにフリープラクティスを使っていたようですね。
噂ではスペインで投入したアプデは本来オーストリアで投入するものだったようです。
F1は日進月歩、急ぐことは大事ですけど、それまでの積み重ねを崩してまですることではないので、どうしてスペインやオーストリアのようなことが起こったのかの検証もすべきではないかと思います。
アプデの無理解による不調をもろに受けているのが角田で、このままずるずる行かないために、イギリスではリカルドを上回って結果を残す必要が出てきました。
それがプレッシャーになり、またやらかす予感もなくはないですが、ここが踏ん張りどころでしょう。
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おわりに
ということで、VCARBのオーストリアGP後のコメントの感想を書いた記事でした。