レッドブルの顧問「ヘルムート・マルコ」は、F2で戦っているジュニアチームの「アイザック・ハジャー」の成長に満足しているようです。
レッドブルの姉妹チームのビザキャッシュアップRB F1は「角田裕毅」との契約延長をしました。
角田のチームメイトの座を、「ダニエル・リカルド」と「リアム・ローソン」が競っているとされます。
ハジャーの今後の活躍次第ではVCARBのシート争いに加わってくるかもしれない、と海外で伝えられています。
目次
ビザキャッシュアップRB
レッドブルF1の姉妹チーム「ビザキャッシュアップRB (VCARB) 」は、先日、所属の日本人「角田裕毅」との契約更新を発表しました。
契約は2025年の1年間です。
ヘルムート・マルコはハジャーに満足
レッドブルの顧問である「ヘルムート・マルコ」は、ジュニアチーム所属のフランス人「アイザック・ハジャー」の進捗に満足していると、Speedweekのコラムに書いているようです。
アイザック・ハジャーはF2で総合2位だが、これはただ多くの不運によるものだ。
燃料の問題で2台がリタイアしたが、ダラーラ(シャーシ製造のダラーラ社)がその問題に対処しなければならなかった。
他の2レースではライバルに倒された。
つまり、彼に落ち度はないのに4回もリタイアしたことになるが、それでもランキング2位だ。
さらに、モナコのトンネルでスロー走行中の宮田(莉朋)を避けなければならなかったとき、彼は驚異的な反応で大事故になるのを防いだ。
ハジャーは好調で、我々の期待に応えてくれている。
とのこと。
VCARBの2つ目のシート争い
先述したように、VCARBは角田が来季のシートを決めています。
もう1つのシートを、所属のオーストラリア人「ダニエル・リカルド」と、リザーブドライバーのニュージーランド人「リアム・ローソン」が争っているとされます。
FOMU1A.UNOでは、ローソンすら不透明な状況であり、ハジャーが昇格する可能性は比較的低いとしながらも、ハジャーが今後もF2で活躍を続けることは、レッドブルに対して説得力のある主張を続けることができると書いています。
F1への昇格はタイミングが重要になることが多いく、また、ここ数年、レッドブルはジュニアドライバーの昇格に消極的です。
ちなみにF2からVCARBに昇格した最後のドライバーは角田。
そのため、ハジャーがF1のグリッドに並ぶ道は、本人の力ではどうにもならない要因によって制限される可能性があります。
それでも、今の彼にできるのは、良いパフォーマンスを続けて、マルコやレッドブルに自分の能力を認めさせることだけだ、と同サイトは伝えています。
誤役御免。
感想
感想です。
個人的にはハジャーの方がローソンよりよさそうに思います。
ハジャーが突出した才能を持っているかというと怪しいですけど。
というのもハジャーは今季F2参戦2シーズン目なのですよね。
私の中で「F2は1年で卒業」しないとF1では厳しいかな、という基準があるので。
ハジャーなら、ランキング首位の「ポール・アロン」(昨季2レース走っていますが)や、5位の「ガブリエル・ボルトレト」の方が面白い素材と思っています。
なのであくまで2人を比べれば、の話です。
ただ、角田目線で言えばリカルドがベターでしょう。
優勝8回など高い実績のあるリカルドに勝っていることが現在の評価につながっていますし、何より彼の経験が角田の糧になると思うので。
ローソンやハジャーがチームメイトでは、いくら角田が彼らに勝ってもそれが当然で、単に相手が遅いだけじゃないのかと思われ、評価につながりにくいですし、負けたらそこで終わりですから、角田にとって得がないのですよね。
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おわりに
ということで、ヘルムート・マルコがアイザック・ハジャーの活躍に満足している報道の感想を書いた記事でした。