物議を醸しているマクラーレンF1の「リアウィングのフレキシブルウィング」について、FIAが声明を発したようです。
目次
F1におけるフレキシブルウイング論争
F1における「フレキシブルスポイラー」を巡る論争は次のレベルに移行しているかもしれません。
バクーで開催されたアゼルバイジャンGP後半での「オスカー・ピアストリ」と「シャルル・ルクレール」の勝利を賭けた戦いを撮影するために、 F1TVのカメラは、ピアストリの操るマクラーレンの後部を長時間撮影していました。
その際にMCL38のリアウイングは高速走行時に変形している様子がはっきりと映し出されていました。
FIAが声明
物議を醸しているマクラーレンのリアウィングについてFIAが声明を発しているようです。
FIAはすべてのマシンのボディワークの柔軟性を注意深く監視しており、いつでもチームに調整を求める権利を留保している。ただし、チームが全てのテストを正常に完了し、レギュレーションを遵守している場合には、および技術ガイドラインに完全に準拠しているとみなされ、それ以上の措置は講じられない。
FIAは現在、アゼルバイジャンGPから出てきたデータと追加の証拠を精査し、将来の実施に向けて考えられる是正措置を検討している。これは技術的合法性を審査する際の標準的なプロセスの一部であり、FIAはシーズン中に必要に応じて規制を変更する権限を保持している。
とのこと。
誤訳御免。
感想
感想です。
マクラーレンの、とは言っていませんが、アゼルバイジャンでのとは言っていて、アゼルバイジャンでは、殊フレキシブルウィングに関してはマクラーレンのそれが話題を独占していたことから、マクラーレンのことを言っているのであろうということですね。
今回の声明だけでなく過去のFIAの声明を見ても、今季中は手を出さず来季は禁止ということになりそうな雰囲気を感じます。
レッドブルもフレキシブルウィングを採用するのではと噂されていますし、未採用の他のチームも続くところが出てくるでしょうね。
ただ今回「是正措置を検討している」と言っている点は、これまでと異なる点でしょうか。
あまりに過ぎるようなら今季中の変更要請もあるのかもしれません。
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おわりに
ということで、マクラーレンのリアウィングのフレキシブルウィングについてFIAが声明を発表との報道の感想を書いた記事でした。