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【F1】ダニエル・リカルドはシンガポールが最後のレースになると元ドライバー【2024】

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元F1ドライバー「ラルフ・シューマッハ」は、シンガポールGPが「ダニエル・リカルド」にとって最後のF1レースになると信じている、と海外メディアが伝えています。

 

目次

 

角田裕毅の残留

ビザキャッシュアップRB (VCARB) 所属の日本人「角田裕毅」はF1挑戦4年目です。

 

F1 (エフワン) 速報 2024 Rd15 オランダGP (グランプリ) &Rd16 イタリアGP (グランプリ) 号 [雑誌] F1速報

今年もカナダGPにて、角田がVCARBとの契約を1年延長すると発表されています。

 

シンガポールでラインナップ発表へ

レッドブルの顧問である「ヘルムート・マルコ」が、第18戦シンガポールGPの週末にVCARBのドライバーラインナップがわかることになる、と発言しています。

 

dysdis.hatenablog.com

 

そこで、リザーブドライバーである22際のニュージーランド人「リアム・ローソン」のVCARBのレギュラー昇格を発表するとみられます。

言い換えれば35歳のオーストラリア人「ダニエル・リカルド」のVCARBでの3シーズン目はないということです。

 

リカルドはシンガポールが最後?

元F1ドライバーである「ラルフ・シューマッハ」は、VCARBのシートは今季中にも変更があるだろう、とSky Sportsドイツにコメントしています。

 

残念ながら、現時点ではシンガポールがダニエル・リカルドの最後のレースになるようだ。次に運転するのはリアム・ローソンだ。それはおそらく彼の契約に含まれていただろう、さもなければ彼ら(レッドブル)はローソンを失うことになるからだ。

VCARBはジュニアチームだ。それが同社の経営陣が常に言い、奨励してきたことだ。我々は若いドライバー、そして育成ドライバーを頼りにしている。だからこそそれは理にかなっているんだ。

 

とのこと。

誤訳御免。

 

感想

感想です。

 

可能性は十分ありそうですね。

ローソンは9月末でしたっけ、それまでにレギュラーシートを得られなければレッドブルグループを離れる契約になっている、と以前からヘルムート・マルコが発言していたかと思います。

手放すつもりはないから彼に与えるということでしょう。

 

dysdis.hatenablog.com

 

ローソンをそこまで買っているのはマルコだけな気がします。

他の、例えばクリスチャン・ホーナーやローラン・メキースから、この数ヶ月内にそういう類いの言葉を聞いた記憶がありません。

数ヶ月前、フィルミングデーでレッドブルのマシンを走らせたときも、彼が設定したベンチマークタイムを0.2秒下回ったと言われていましたし、その後上層部からそこでの彼のパフォーマンスを評価するコメントも聞かれなかった記憶です。

逆にそこで彼には十分な速さがないと判断されたのでしょう。

速さがあると判断されていたら、当時に報道の流れからして、サマーブレイク明けにもVCARBなりレッドブルなりのシートを得ていた可能性がありますから。

 

マルコだけがそんなにいいドライバーだと判断している(よう見える)理由は何でしょうね。

 

昨季の彼を見るかぎり、F1でもSFでも慣れないマシンにいきなり乗せられてもそれなりに走らせる能力はあるみたいですから、決して駄目なドライバーとは思いません。

でもそれを言えば、オリバー・ベアマンだってフランコ・コラピントだってできているので、F2でそれなりに走れているドライバーならそれくらいのことは皆できる可能性が高いです。

レッドブルジュニアで言えばアイザック・ハジャーもそのくらいできるでしょう、たぶん。

であるならマルコが固執するほど特別な能力ではなさそうです。

 

そして、昨季参戦した5レースでは、予選でもレースでも安定して角田裕毅に差をつけられていた記憶もあり、傑出した速さはないように思います。

F2でもSFでもポールポジションがとても少なかったはず、1回ずつですか?

なので、まともに走らせられるマシンさえ供給されていれば、対角田裕毅で、ニック・デ・フリースやリカルドとさほど変わらないタイム差に落ち着く可能性は、とても高いと私は考えています。

 

同じくらいの速さなら、ベテランのリカルドより若いローソンの方がチームとしても個人としても伸びしろもある、という考え方で替えるならまだわかります。

しかし、昨季の鈴鹿で彼は、チームのためではなく自らの功名心を優先させて動くと示しましたから、チームプレイができそうにない点でチームの益にはならない危険を伴います。

その点ではリカルドより劣りそうです。

リカルドがチームプレイをできているかというと微妙ではありますが。

でも、チームメイトと接触してでも前に出るような愚行だけは、今のところしていない記憶です。

 

等々考えると、ローソンに特別な能力があるようには、どうしても見えないです。

そんな彼を使うなら今季はリカルドのままでいいんじゃないの、と思ってしまいます。

来季はハジャー、あるいはウィリアムズからコラピントを借りてもいいんじゃない、と。

 

今回の人事はレッドブルが角田をどう評価しているかもわかりそうですね。

経験のあるドライバーと評価していれば新人を、まだ育成中と判断していればリカルドを、という。

つまり今回ローソンに替わることが決定されるなら、レッドブルは角田には既に一人前の経験が備わっていると評価されたと判断できるかもしれません。

 

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おわりに

ということで、ダニエル・リカルドはシンガポールがF1最後のレースになるとラルフ・シューマッハが発言したとの報道の感想を書いた記事でした。

 

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