ビザキャッシュアップRBは先週のスペインGPに向けてアップグレードを急いだのは間違いだったと認めたと、海外で報じられています。
目次
VCARBのアップグレード
ビザキャッシュアップRBはスペインGPに大型アップグレードをしました。
具体的にはフロアボディ、サイドポッド、エンジンカバー、リアウイング、ビームウイングを変更していたはずです。
しかしチームの思惑とは裏腹にマシンは大失速、今季最低のパーフォーマンスでした。
バイエルが失敗を認める
Crash.netによると、VCARBのCEO「ピーター・バイエル」が、チームがアップグレードパッケージを1レース早く導入するというミスを犯したことを認める発言をしたようです。
我々は工場で、アップグレードを1レース早く再び導入するよう圧力をかけ続けた。当初の計画は、それをここ(オーストリア)に導入することだった。
しかし、マイアミに大きなアップグレードをもたらすリスクを負ったため、バルセロナにした方がいいと考えた。我々はチームを非常に厳しく追い込んでいたんだ。
実際、あらゆるパーツを準備するために必要な、あるいはすべき分析をすべて行っていなかったのかもしれない。ちょっと失敗だったかもしれないが、そこから学んだ。それを工場に戻した。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
私のような素人目にも、あれだけはっきり失敗とわかるアップグレードはなかなかないです。
気になることは、バイエルの言う「すべき分析」がすべて行われていたら、どれだけのゲインがマシンにあったのか、です。
言い換えると、「アップグレードそのものが失敗していたかどうか」の判断を、これからチームがしなければならないでしょう。
もちろん、チェック体制の問題や圧力の問題はそれはそれとしてしていただきたいですが。
一般的には、アップグレードが機能したけど遅いというのは十分あり得ることです。
しかし、VCARBの今季型「VCARB01」は、そのベースがレッドブルの2023年型「RB19」というのは公然の秘密でしょう。
いや、秘密ですらないかもしれませんが。
であるなら、VCARB01はデータが豊富と思われ、他のチームよりはアップデートの失敗は少ないと思うのですけどね。
今後のためにも、盛大なやらかしの責任の所在を明らかにした方がいいのではと感じます。
テクニカルディレクター辺りがとても怪しいので。
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おわりに
ということで、ピーター・バイエルCEOがスペインのアップグレードを急がせたのはミス認める発言をしたとの報道の感想を書いた記事でした。