2026年からF1に参戦するアウディは、既に新エンジンをベンチでテストしており模擬レースディスタンスも完走しているそうです。
アウディのCTOが新PU開発の現状について語っている海外の報道があります。
目次
キックザウバー / アウディ
キックザウバーF1は現在、2026年から『アウディ』のワークスとなるための準備を進めています。
PUに関しても、そのパワーソースの開発に2年以上取り組んでいます。
PUをテストベンチに投入
アウディ・フォーミュラ・レーシングGmbH (AFR) が開発を担当していて、導入段階を無事に完了したと発表しています。
アウディによると、パワーソースの分野で大きな進歩が見られたと、GPblogでは伝えています。
アウディのパワーソースは、すでにテストベンチでシミュレーションされたレース距離を完了している。
(略)
PUでレース距離を成功させた後、すぐに完全な駆動システム、つまりパワーソースとトランスミッションの組み合わせでも同じことを行う予定だ。
(略)
アウディは、テストの目的に応じて様々なF1サーキットでのレースディスタンスのシミュレーションを完了した。
例えば、全体的なエネルギー管理の観点から、開発チームにとってラスベガスは興味深いものだ。
ラスベガスストリップでの高速ターンと低速ターンを数回交互に繰り返し、ほぼ2kmの全開走行は、内燃機関とERS(エネルギー回生システム)コンポーネントを微調整するための完璧な開発環境を提供してくれる。
シュピールベルク(レッドブル・リンク)、シンガポール、ラスベガスなどのサーキットによるシミュレーションの結果を聞くと、関係者全員の鳥肌が立つばかりでなく、我々にも鳥肌が立つような感覚を与えてくれる。
2026年の最初のレースに向けて大きく前進していることを確信しているよ。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
だそうで、アウディによれば自分たちのPU開発は順調のようです。
しかし、いきなりは活躍できないと私は思っています。
あくまでもF1は相対的なものですので、自分たちがどんなにいいPUを造ったと言っても、ライバルメーカーがよいPUを造ってくれば当然勝てません。
そして既存のライバルメーカーの方がF1のPUの経験が圧倒的にあるのですから、普通に考えればアウディはいきなりは戦えないだろうと思います。
仮にPUで戦えても、戦えるシャーシをキックザウバーが造れるかという問題もある訳で、前途は洋々とはいかないのではと。
見ているこちらとしては各チームの実力が拮抗していた方が楽しめるので、アウディが初年からライバルと戦える位置にいて欲しいですが。
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おわりに
ということで、アウディが自社PUに関して自信をのぞかせた報道の感想を書いた記事でした。