F1の2024年シーズン、2024年6月28日から第11戦「オーストリアGP」が開催されています。
2024年6月28日金曜日はFP1(フリープラクティス)とFP2スプリント予選が行われました。
この記事では1日目のうちFP1について扱います。
結果と感想を書いています。
目次
2024年F1ラインナップ
2024年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。
以下、敬称略で失礼します。
- チーム (PU) :ドライバー1、ドライバー2
- レッドブル(ホンダRBPT):マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
- メルセデス(メルセデス):ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
- フェラーリ(フェラーリ):シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
- マクラーレン(メルセデス):ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
- アストンマーチン(メルセデス):フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール
- アルピーヌ(ルノー):ピエール・ガスリー、エステバン・オコン
- ウイリアムズ(メルセデス):アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
- キックザウバー(フェラーリ):バルテリ・ボッタス、周冠宇
- ビザ・キャッシュアップ・RB(ホンダRBPT):ダニエル・リカルド、角田裕毅
- ハース(フェラーリ):ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン
色を変えたドライバーが新加入です。
オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。
2024年シーズンのドライバーラインナップは2023年から変わりないようです。
ステークF1チーム・キック・ザウバー(キックザウバー)とビザ・キャッシュアップ・RBは、2023年までそれぞれアルファロメオとアルファタウリのチーム名で参加していました。
第11戦オーストリアGP
F1の2024年シーズン第11戦オーストリアGPが2024年6月28日から開催されています。
場所はオーストリアのシュピールベルクにある「レッドブル・リンク」です。
アップデート
アップデート情報です。
- メルセデス:ビームウィング
- フェラーリ:クーリングルーバー
- マクラーレン:フロントウィング、フロントサスペンション
- ビザキャッシュアップRB:リアコーナー
- キックザウバー:ビームウィング
上記のとおり。
見落としがあるかもしれません。
タイヤコンパウンド
使用されるタイヤコンパウンドについて。
For the #AustrianGP Pirelli has chosen the three softest compounds from the 2024 range, namely the C3 as Hard, the C4 as Medium and the C5 as Soft. Here you can find all the numbers of this race 👇#F1 pic.twitter.com/Ga7DSsDbor
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) 2024年6月25日
今回使用されるタイヤコンパウンドは上記のとおり。
C3〜C5とのこと。
C3がハード、C4がミディアム、C5がソフトタイヤ。
FP1&スプリント予選
2024年6月28日はオーストリアGPのFP1とスプリント予選が行われます。
FP1の結果です。
FP1 CLASSIFICATION
— Formula 1 (@F1) 2024年6月28日
Next up... #F1Sprint qualifying #F1 #AustrianGP pic.twitter.com/s9RkkzdqYq
F1の公式Xアカウント (@F1) のポストのとおりですね。
感想
2024年F1第11戦オーストリアGP1日目FP1の感想です。
レッドブル
FP1首位はレッドブルの「マックス・フェルスタッペン」でした。
And we have a Red Flag 🚩
— Formula 1 (@F1) 2024年6月28日
Max Verstappen pulls to the side of the track reporting an "engine fault" #F1 #AustrianGP pic.twitter.com/nQYz8S5AUU
しかし、セッションの中盤でフェルスタッペンはメインストレートでストップ、赤旗となっていました。
エンジンから異音が発せられていたようですけど、セッション中に再び走り始めてトップタイムを出していましたね。
原因は何でしょう、前回スペインで4機目のPUにしたばかりだったはずですが。
キルスイッチでも入れてしまったのでしょうか。
今回はスプリントがあり、午後はスプリント予選があるため、このセッションで走行距離を稼いでおきたいところですから、レースに向けても走れてよかったと思います。
An eventful practice for the team 🇦🇹
— Oracle Red Bull Racing (@redbullracing) 2024年6月28日
Sprint qualifying up next! 💪
📸 @gettyimages #F1 || #AustrianGP pic.twitter.com/13oXy2ZW9J
チームメイトの「セルジオ・ペレス」が12位。
相変わらず遅いまま。
いつまでスランプと言い続けるのか。
できれば今すぐ、遅くともサマーブレイク後に角田と替わった方がいいと思うのですが。
VCARB大型アプデの見極め続く
ビザキャッシュアップRBはスペインに大型アップデートを持ってきましたが、大失速をしていて、失敗したのではともっぱらの噂です。
今回はどの部分に問題があったかを確認するべく、新旧バージョンを持ち込んでいるとの話です。
一部情報ではどちらも新旧を混ぜたマシンで、角田が旧バージョンメイン、リカルドが新バージョンメインで試している、という情報もあります。
新バージョンで走りやすそうなコメントをしていたリカルドが、今回も新バージョン寄りで走るということは、話の辻褄が合っています。
しかし、正確なところは記事作成時点、私は把握できていませんので、この情報も鵜呑みにならず読んでいただければと思います。
That’s practice for the weekend complete. We’ve got Sprint Qualifying up next! 🇦🇹 pic.twitter.com/2honTeBuwe
— Visa Cash App RB F1 Team (@visacashapprb) 2024年6月28日
「角田裕毅」が9位、「ダニエル・リカルド」が16位。
両者のタイム差は0.383秒です。
角田の9位は定位置感がありますので、やはり旧バージョンだったのかも。
ところが、リカルドが16位というのも定位置感があり、タイム差もいつも通り。
新バージョンが悪いのか、リカルドが常に遅いのか、順位やタイムだけではいまいち判断が難しいです。
チームはテレメトリデータで細かいところまでわかっていると思いますが。
とにかく角田の方が速いのなら、スプリント予選以降は角田のセットアップをベースにしていくのでしょう。
メルセデスが速そう
他、気になるチームはメルセデスです。
🏁 FP1 Results: Lewis P5, George P8
— Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team (@MercedesAMGF1) 2024年6月28日
That's the one and only practice session of the Spielberg Sprint weekend complete 👌 pic.twitter.com/Dbl09ANEog
「ルイス・ハミルトン」が5位、「ジョージ・ラッセル」が8位でした。
一見目立ったタイムを出せていませんけど、ハミルトンはハードタイヤで走り続けていたようなので、それで5番手なら上々でしょう。
爪を隠している感じがあり、不気味な存在です。
これもフロントのフレキシブルウィングの効果でしょうか。
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おわりに
ということで、F1の2024年第11戦オーストリアGP初日の感想を書いた記事でした。