「エイドリアン・ニューウェイ」がアストンマーチンに移籍するとの噂が一気に広まりました。
ニューウェイがアストンマーチンのオーナーに「年収3000万ドル」を要求した、という海外の報道があるです。
目次
ニューウェイのレッドブル離脱
2024年5月1日、「レッドブルF1」が、チームの最高技術責任者である「エイドリアン・ニューウェイ」の、チーム離脱を発表しました。
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離脱の時期は2025年の第1四半期で、とのこと。
2025年3月いっぱいと捉えてよいでしょう。
複数の移籍の噂
ニューウェイがレッドブル離脱後の動向について、様々な憶測があがっています。
本人は公式発表で、疲れたからしばらく休養すると言っていました。
しかしその後にF1での活動を再開することを示唆してもいます。
移籍する場合、最も有力な移籍先は「フェラーリ」と言われています。
レッドブルの顧問である「ヘルムート・マルコ」がフェラーリを強く示唆する発言をしたこともあり、最有力とみなされていました。
しかし、ニューウェイのマネージャーである「エディ・ジョーダン」が、フェラーリを含むどのチームとも契約をしていないと、マルコの発言を否定しています。
またフェラーリがその後、ニューウェイへの興味を失わせているとも報じられました。
フェラーリの他には、アストンマーチンやマクラーレン、ウィリアムズが移籍先にあがっています。
先日は、メルセデスがオファーをして、オファー内容にはメルセデスF1株式の一部まで含まれている、という報道までありました。
ごく最近では、ニューウェイは既にフェラーリと契約を結んでいる、なんてものも。
アストンマーチン移籍へ？
先日、ニューウェイはアストンマーチンから、シルバーストーンにあるアストンマーチンの施設のプライベートツアーを受け、その後チームオーナーで億万長者である「ローレンス・ストロール」と会談したとの報道がありました。
TIMESが最初に報じたと思われます。
中にはアストンマーチン移籍を決めたという報道も。
その噂については当ブログで記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
アロンソがニューウェイ移籍を語る
英国紙The Telegraphの報道によれば、ニューウェイはアストンマーチンに年収2500万ポンドを要求したとのこと。
2500万ポンドはドルに換算すると3170万ドル、日本円では約50億円に相当するでしょうか。
この要求額には大富豪である「ローレンス・ストロール」さえも震え上がらせたと想像されます。
とはいえこの金額でも、ニューウェイが数カ月前にあったとされる、ストロールから最初のアプローチで提示した金額の約半分であったそう。
ストロールはニューウェイを雇いたいと考えてはいます。
しかし、いかなる犠牲を払ってでも雇いたい訳ではなく、彼はニューウェイの要求を拒否したようです。
もう一つの有力な移籍先であるフェラーリは、当初からニューウェイとの交渉を肯定も否定もしていません。
アストンマーチンはこのような具体的な情報が出ている以上、ニューウェイにとって最も有力な移籍先であることに変わりはありません。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
年収50億円。
これはさすがにローレンスでも尻込みするでしょうか。
ニューウェイを取れたからといって、アストンマーチンがチャンピオンを取れる確証がある訳でもないですからね。
でも現在のアストンマーチンが優れたデザイナーを持っているかは、今季の彼らの成績を見るかぎり怪しいです。
ローレンスが現テクニカルディレクターである「ダン・ファロウズ」を好ましく思っていないという報道も以前ありました。
ダン・ファロウズはレッドブルから移籍する際に、レッドブルのマシンデザインコンセプトをアストンに持ち込んだとされます。
結果、2023年型のマシンはレッドブルにそっくりになり、速さも見せていました。
ところが、2024年は23年と比べると極端に低調に陥り、5番手チームをレッドブルの姉妹チーム（マルコによればジュニアチーム）であるビザキャッシュアップRBと争っている体たらくです。
このままダン・ファロウズで行くくらいなら、年50億円支払ってでもニューウェイを獲得した方が、結果安くつく気もしますね。
他人事だから言えることですが。
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おわりに
ということで、エイドリアン・ニューウェイがアストンマーチンに年50億円を要求したとの報道の感想を書いた記事でした。
