メルセデスF1のボス「トト・ヴォルフ」は来季ラインナップに、「カルロス・サインツ」が入っていないことをドライバー本人に伝えたようです。
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メルセデス
メルセデスF1所属のイギリス人「ルイス・ハミルトン」が今年の初めに、2025年のフェアーリ移籍を発表しました。
来季、ハミルトンの抜けた穴、イギリス人「ジョージ・ラッセル」のチームメイトは誰になるのか。
チーム代表の「トト・ヴォルフ」は、レッドブルのオランダ人「マックス・フェルスタッペン」への興味を隠していませんでした。
フェラーリの「カルロス・サインツ」の可能性も取り沙汰されていました。
また、メルセデスは17歳のイタリア人「アンドレア・キミ・アントネッリ」の2025年のトップ昇格を考慮していましたが、その後アントネッリの来季の起用は時期尚早と考え、2026年からの起用に切り替えた可能性も報じられているようです。
しかし、2025年のフェルスタッペンの移籍の可能性は低く、キャリア最盛期にあるサインツは2025年単年の契約を受け入れるか躊躇しているようです。
カルロス・サインツはなし?
メルセデスのチーム代表である「トト・ヴォルフ」がSky Deutschlandに話したところによると、将来を見据えてメルセデスはカルロス・サインツを検討していないことをサインツ本人に伝えたことを明らかにしたようです。
我々はただキミに集中したいだけだ。
彼は我々の未来であり、若いドライバーだ。
我々は若いドライバーたちにそのことを約束したいし、カルロスにもそう伝えた。
とのこと。
トトのエゴ?
元F1王者で現在解説者を務める「ジャック・ヴィルヌーヴ」は、ウルフがアントネッリを選んだのは「エゴ」に基づく決断だと考えています。
メルセデスは本当に開かれたドアではない。
アントネッリのチームだ。
それが未来だ。
彼はそのための準備を整えてきた。
トトは他の方法は受け入れないだろう。
そこには「エゴ」がある。
アントネッリは12歳の時に自分が将来のチャンピオンになることを知っていた、という彼の考えが正しかったことを世界に証明するだろう。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
ジャックの指摘は的を射たものと思います。
このブログで何度か書いていると思うのですが、アントネッリが可哀想だなということを今回も思いました。
大人が無理やりヒーローを作ろうとしている、その被害者かなと思えるので。
オリバー・ベアマンもそうです。
アントネッリはF2で明確な成果を見せられていないです。
ここまでスプリントとフューチャーレースとで、4位が3回、ファステストラップを1回記録しただけと思います。
優勝はおろか表彰台もありませんし、ポールポジションもありません。
忌憚なく申せば、今季のF2のメンバーには突出した才能がないように私に見えます。
全体的に小粒感がある。
その中でさえ、アントネッリは目に見えた成果を残せていない。
ベアマンもそう、彼に至っては2年目ですよね、F2。
シーズン後半戦に爆発するかもしれませんが。
あまり先を見すぎず、2年かけてもF2で結果を残すことに注力した方がいいと思いますけどね。
でもそんなことは関係なしに、メルセデスが2026年にすごいマシンを造ったら、アントネッリは一気にトップドライバーになるのでしょう、ヴィルヌーブが言うように。
F1はいつどのチームにいるかで決まるものですから。
F2やF3の意義って何だろうと思ってしまいますが。
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おわりに
ということで、トト・ヴォルフがカルロス・サインツに検討していないことを伝えた報道について感想を書いた記事でした。