ディスディスブログ

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金色のフクロウのブローチを渡すシーンは『めぞん一刻』でお祖母ちゃんが管理人さんに指輪を贈るシーンを思い出しました - 朝ドラ『半分、青い。』91話の感想

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、2018年7月16日放送の91話はリョウちゃんの結婚挨拶の大笑いのその後でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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『半分、青い。』第16週「抱きしめたい!」

www.nhk.or.jp

 

2018年7月16日月曜日から朝ドラ『半分、青い。』の第16週「抱きしめたい!」の放送が始まりました。

物語の舞台は東京、時代は1999年(平成11年)。

本作のヒロインは「楡野鈴愛(にれの・すずめ、演:永野芽郁)」です。

鈴愛は楡野家の長女。1971年(昭和46年)7月7日生まれの、第14週現在25歳と思われます。

鈴愛の実家の楡野家は、岐阜県にある東美濃市、東美濃(ひがしみの)という架空の町の、梟(ふくろう)商店街という場所で「つくし食堂」を経営しています。

鈴愛の母が「楡野晴(にれの・はる、演:松雪泰子)」、父が「楡野宇太郎(にれの・うたろう、演:滝藤賢一)」、弟が年子の「楡野草太(にれの・そうた、演:上村海成)」、祖父が「楡野仙吉(にれの・せんきち、演:中村雅俊)」です。

祖母「楡野廉子(にれの・れんこ、演:風吹ジュン)」は、1980年時点で既に他界していて、空の上から声(ナレーション)のみの出演に変わっています。

 

鈴愛と同じ日同じ病院で生まれた幼馴染みが「萩尾律(はぎお・りつ、演:佐藤健)」です。

律の母が「萩尾和子(はぎお・わこ、演:原田知世)」、父が「萩尾弥一(はぎお・やいち、演:谷原章介)」で、律の家は写真店「萩尾写真館」を営んでいます。

鈴愛と律の同い年には「ブッチャー」こと「西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ、演:矢本悠馬)」と、「木田原菜生(きだはら・なお、演:奈緒)」がいます。

ブッチャーの家、西園寺家は不動産屋を経営しているお金持ちの家です。

父が「西園寺満(さいおんじ・みつる、演:六角精児)」で、母が「西園寺富子(さいおんじ・とみこ、演:広岡由里子)」、姉が「西園寺麗子(さいおんじ・れいこ、演:幸田雛子)」です。

菜生の家は梟商店街の洋品店「おしゃれ木田原」です。

菜生の父は「木田原五郎(きだはら・ごろう、演:高木渉)」、母が「木田原幸子(きだはら・さちこ、演:池谷のぶえ)」です。

「岡田医院」の院長「岡田貴美香(おかだ・きみか、演:余貴美子)」も登場します。

 

鈴愛が小学3年生時、おたふく風邪が内耳に感染して急性発症する「ムンプス難聴」なる症状を起こして、左耳を失聴しました。

 

1999年秋、第14週途中で鈴愛は漫画家を辞めていて、東京にある漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」を出ています。

漫画家を辞めた鈴愛は東京某所にある古い風呂なしアパートに住み、100円均一ショップ「大納言(だいなごん)」でアルバイトをして生計を立てています。

かつてのアシスタント仲間の、漫画家として有名になったボクテこと「藤堂誠(とうどう・まこと、演:志尊淳)」と漫画家を辞めて結婚をした「小宮裕子(こみや・ゆうこ、演:清野菜名)」とは今でも交流があるようです。

鈴愛の漫画の師匠「秋風羽織(あきかぜ・はおり、演:豊川悦司)」と、秘書の「菱本若菜(ひしもと・わかな、演:井川遥)」は……?

 

大納言の雇われ店長は「田辺一郎(たなべ・いちろう、演:嶋田久作)」、オーナーは藤村三姉妹です。

三姉妹は次女「藤村光江(ふじむら・みつえ、演:キムラ緑子)」と三女「藤村麦(ふじむら・むぎ、演:麻生祐未9」と末っ子「藤村めあり(ふじむら・めあり、演:須藤理彩)」。

大納言は100均になる前はオーダーメイドの帽子屋で、光江は帽子教室「3月うさぎ」を開いていて、麦は野鳥オタク、めありは不明です。

 

三姉妹の甥が、リョウちゃんこと「森山涼次(もりやま・りょうじ、演:間宮祥太朗)」、漫画家「鈴愛スズメ」の大ファンでもあります。

涼次が師事しているのが映画会社「クールフラット」の代表で映画監督の「元住吉祥平(もとすみよし・しょうへい、演:工藤工)」です。

15週でリョウちゃんが鈴愛にプロポーズし、鈴愛もそれを受け入れ2人は結婚することになりました。

 

結婚報告で笑ったあと

前回90話では、鈴愛とリョウちゃんの2人が鈴愛の実家、岐阜の梟町にある「つくし食堂」を訪れ、結婚報告と相成りました。

家には楡野家の全員、母・晴さん、父・宇太郎、祖父・仙吉、弟・草太が揃い踏みです。

家の居間で机を挟み、スーツを着たリョウちゃんから改めて結婚報告をしようとしました。

が、緊張に包まれた雰囲気が滑稽に感じられたのか、突然吹き出して笑ってしまいました。

不謹慎ではあるのですが、個人的にはこういうことは特に子供の頃に経験したことがあるので気持ちはわかりました。

笑ってはいけないと思ってしまうほど笑えてしまう感じ。

大人になってからはさすがに一度もありませんが。

 

宇太郎などは、そもそも鈴愛の結婚に乗り気ではなく、リョウちゃんの出方次第では反対する、追い出すような勢いでいました。

ですから挨拶でリョウちゃんが突然笑い始めたことで、状況はより悪くなったと思われました。

ところが、そのとき仙吉さんがリョウちゃんと一緒に笑ってくれて、緊張が解けたのか、晴さんも宇太郎も笑って、場が和んでいます。

鈴愛と草太は苦笑い。

夜になると、リョウちゃんはもうすっかり楡野家に受け入れられていました。

宇太郎もリョウちゃんのことを心を許していて、彼を気に入ったようです

 

リョウちゃんの両親

夜、お風呂から上がったリョウちゃんが一人でしんみり涙を流していました。

鈴愛が話しかけると、リョウちゃんは自分の両親のことを話し始めました。

 

父親が絵の仕事をしていて、母親と2人で海外に仕事に行くことになりました。

幼いリョウちゃんは祖父母の家に預けられ、家で両親を見送りをしたのですが、両親は祖父母の家から空港へ向かう道中で事故に遭いそのまま帰らぬ人となったそうです。

「いってらっしゃい」は言ったのに、「おかえりなさい」を言えないまま。

 

それ以来、リョウちゃんは祖父母の家で育って、藤村三姉妹からも姉?母親代わりに可愛がられてきたということでした。

 

「僕には家族がいなかった」

 

そう言うリョウちゃん。

そんな彼を鈴愛は抱きしめてやり、自分が家族になる、私の家族もリョウちゃんの家族になるよと言ってやるのでした。

この家族がいなかった発言は、3オバこと藤村三姉妹が可愛そうになりますね……。

 

梟のブローチ?

翌日、鈴愛は晴さんからあるものを贈られていました。

指輪が入っているような箱を開けると、そこには梟(ふくろう)の形をした金色のブローチ……でしょうか? です。

目がサファイアで口がルビー。

 

晴さんが結婚して楡野の家に来たときに、お祖母ちゃん(廉子さん?)からもらったそう。

鈴愛が結婚をするときにあげようと思っていたと晴さんは言っていました。

でも鈴愛は嫁いでしまうのですよね?

それなら草太のお嫁さんに渡した方が代々受け継がれるのではないかと思うのですが……?

 

『めぞん一刻』のお祖母ちゃんのシーンを思い出す

何だかこの鈴愛と晴さんのシーンは、『めぞん一刻』の五代くんと響子さんの結婚報告を思い出しました。

パクリなどという意味ではなく、単に思い出しただけ。

 

新潟でしたっけ、五代くんが響子さんを連れて、実家に帰省しました。

五代くんの実家は食堂をしており(鈴愛と同じ!)、響子さんは家に着くなり挨拶も早々に店の手伝いをさせられます。

近所の人たちが店に食べに来てくれるのだから、ご近所への挨拶にもなって一石二鳥だという理由だったと思います。

 

閉店後、五代くんのお祖母ちゃんが響子さんを自分の部屋に呼ぶので行ってみると、お祖母ちゃんは亡き旦那さんがくれた大事にしていた指輪を響子さんに託すのです。

裕作は抜けてて頼りない男だけど、オレ(方言でしょう)が良い子に育てたつもりら、添い遂げてやってくんなせ、と丁寧に頭を下げるのです。

それまで五代くんのお祖母ちゃんは、一刻館の住人たちに負けず劣らずのぶっ飛んだ人物として描写されていました。

そんなお祖母ちゃんが見せたあの挨拶は心に染み入るものがありました。

ちなみにお祖母ちゃんは「五代ゆかり」という名前です。

 

結婚式で滑る

後日、2人は結婚式を挙げています。

式のタイプは「神前式」でしょうか?

ウェディングドレスとタキシードではなかったです。

 

楡野家と3オバたち藤村の家の人が参列、元住吉祥平がビデオ撮影係だったでしょうか。

 

鈴愛とリョウちゃんは、斎主の導きにより拝礼を行うために神前に出ようとしたところ、鈴愛が着物の裾を踏んづけてしまったようで転んでしまい、式がめちゃくちゃになっていました…。

そこは普通に式をやって良いところだと思うのですが、脚本は結婚もギャグにしたかったようです。

鈴愛だけでなくギャグが滑っていましたね。

 

おわりに

さて、これから2人の新婚生活が始まる訳ですが……2人の先が見えないですね。

お金はどうするのでしょうか?

どこに住むのでしょうか?

3オバの家でしょうか。

嫁姑問題、嫁姑戦争が勃発しそうですね。

 

本文中に書いた『めぞん一刻』のシーンは、単行本の最終巻、15巻に掲載されています。

それまでを読んでいなくても、最終巻だけでも読んで泣けますよ。

 

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