「マインドフルネス」みたいな、あるいは「瞑想」みたいなことをしたところ「目眩(めまい)」がなくなったお話です。
実はマインドフルネスと瞑想の違いがいまいちわかっていません。
一応目的を持ってやっていることなのでマインドフルネスの方が近い感覚かもしれません。
最近1年半以上、ほぼ毎日「マインドフルネス」をしています。
マインドフルネスの私なりの方法を紹介します。
目次
マインドフルネスを知る
私はマインドフルネスを始めたのはNHK『ガッテン!』を観たことがきっかけでした。
そのときのブログ記事です。
それ以前もNHK『ニュースシブ5時』でもマインドフルネスが紹介されそのときも記事にしています。
それと、記事にはしていないと思いますが、Eテレの『サイエンスZERO』でも放送されていて、それも拝見しました。
私が始めたのは『ガッテン!』がきっかけではありますが、知識として知ったのは『シブ5時』だったと思います。
それ以来1年半以上ですか、ほぼ毎日このマインドフルネスを行っています。
私は1日1回行い、1度にかける時間はあまり長時間は取りません。
長いときで1時間、短いときは7分、最近は30分行うことが多いです。
マインドフルネスで目眩がなくなった
私がマインドフルネスを行って得られた効果です。
それは「目眩(めまい)」がなくなったこと。
実は始める数ヶ月前から目眩が起きていました。
人生で目眩がすることがほとんどなかったのですが、ある日、午後に横になり、頭を左向きにした瞬間、世界がグルンと回りました。
何事かと驚きましたが、すぐにこれはどうやら目眩だなと思いました。
それ以来、何かをする拍子に目眩がして、夜寝ているときも目眩が起こるようになっていたのです。
眠っているときにも目眩が発生するなんて知らなかったですね。
目眩がするからという理由ではなく、何となく興味を持って『ガッテン!』で知った方法でマインドフルネスを始めたところ、目眩がなくなりました。
それも一度目のマインドフルネスをしたときに。
それ以来、1年半以上、視界がグルンと回る目眩は一度も経験していません。
私は気分変調症なのでメンタルなものが原因の目眩だったのかもしれませんね。
メンタルを整えたら目眩が治まった。
整っている感覚はないですけど。
ですから、目眩を持っている方なら誰でもマインドフルネスをすることで治る、とは言いません。
目眩の原因は人それぞれ異なるでしょう。
耳の病気かもしれませんし、もしかしたら脳の病気かもしれません。
私の場合はマインドフルネスで目眩が治ったのです。
そういうことがあるので、マインドフルネスはほぼ毎日しています。
やらない日はまずないです。
昨年沖縄へ旅行に行っていた期間はしていなったですけど。
毎日歩き疲れていて、部屋に着いたらすぐ寝ていました。
私のマインドフルネスの方法
私のマインドフルネスのやり方は、上記リンクにある『ガッテン!』で紹介されていたものがベースになっています。
準備としては以下のことを行います。
姿勢は床に座って胡座(あぐら)をかくか、椅子に座ります。
背筋を真っ直ぐ伸ばして、背筋の他は楽な体勢になります。
目は軽く瞑るか薄眼を開けます(半眼)。
口は軽く閉じて、舌を上の歯茎の内側につけます。
手は軽く膝の上に置きます。座禅を組むときのように手を組んでも構いません。楽な格好を取ります。
一度、肩を上げた後に力を抜いて落として、体から力を抜きます。
具体的なマインドフルネスの方法は以下です。
上記の姿勢を維持したまま「鼻」だけで静かに呼吸をします。その間自分の呼吸だけに集中します。
ベースはたったこれだけ。
最近はこれだけではなく自分なりに「アレンジ」を加えています。
あくまで私の方法なので正しい方法かどうかはわかりません。
部屋を暗くして、音楽を小さめの音でかけます。
床に座り、背筋を伸ばし胡座をかきます。
上半身を前後左右に揺らして、背筋が安定するポジションを探します。
両手は膝の上に置き、手のひらを上に向けます。
薄目を開け、斜め前方を意識せずに見ます。
呼吸法は、まず鼻でも口でもいいので息を思い切り吸い込み、お腹に溜めます。
おヘソの下を膨らませる感じです。
次に20秒ほどかけて、ゆっくりと口から息を吐き切ります。
履くときはお腹をヘコませていく感じです。
もう吐けない、というところからでももう少し吐けるはずです。
これを2回続けます。
2回目に息を吐き切ってからは、鼻から息を8秒ほどかけて吸い、息を2秒止めて、今度は鼻から息を16秒ほどかけて吐きます。
8秒→2秒→16秒、そのサイクルをずっと意識したまま続けます。
しばらく続けていると必ず雑念が入ってきます。
それを流すことは私にはまだ難しいです。
ですから私は雑念に入り込んでも良しとしています。
しばらく雑念に入り込んでいると、入ってしまったと気づく瞬間があります。
そうしたら再び8秒→2秒→16秒の呼吸に意識を戻します。
この繰り返しです。
時間が飛ぶような感覚は私はあまり感じたことがありません。
極稀に一切のことに意識が向いていない、でも寝ていない不思議な感覚に陥ることがあります。
それが雑念を流しているときなのでしょうか?
よくわかりません。
ちなみに私はそのときのことを「ゾーンに入った」と呼んでいます。
ゾーンに入ったと感じた瞬間に、ゾーンから抜けているのですけどね……。
そういえば、ゾーンに入ったときはたいてい呼吸のことを考えていないです。
呼吸だけでなく何も考えていないのかも。
マインドフルネスをすると目が痛い
マインドフルネスや瞑想をした後に目が痛くなることってありませんか?
私はありました。
目が痛くなるのは、おそらく「目をつぶっていたこと」が原因です。
対策としては薄目を開けること。
私は薄目を開けて行うと目が痛くならならず、目を閉じて行うと痛くなります。
マインドフルネス時にかける音楽
先ほどマインドフルネス中に音楽をかけていると書きました。
実際は音楽をかけないでも行うことも多いです。
統計を取ったことはないですが、半々か音楽をかけることがやや多いか、くらい。
私がマインドフルネス時に一番かけている音楽です。
エニグマの『Enigma 3 - Le Roi Est Mort, Vive Le Roi!』です。
音量が大きいと聴き入ってしまうため、小さめにしています。
同じ「エニグマ」の『Enigma 2 - The Cross of Changes』も多いですね。
それと「ハービー・ハンコック (Herbie Hancock) 」の『HEAD HUNTERS』も結構かけています。
ジャズ。
1960年代にマイルス・デイヴィスのクインテットのピアニストをしていた方でしたっけ。
有名な「Watermelon Man」が入っている盤です。
あと、持っていないのですが、「ホルガー・シューカイ (Holger Czukay) 」の『Full Circle』がマインドフルネスに合いそうなので欲しいです。
Amazonでポチろうか迷っています、この1年くらい。
マインドフルネスの時間管理
マインドフルネスの時間管理は時計のタイマーで良いです。
私は持っているiPod touch 6に『禅Do』というアプリをインストールして使っています。
無料。
機能がシンプルで良いです。
iPod touchで音楽をかけながら「禅Do」を使うと、タイマーをかけた時間になると木魚(?)のような音が鳴ると同時に、かけていた音楽が止まるのでわかりやすいです。
ただ禅Doをスタートさせるときに音が鳴らない点だけが物足りない感があります。
おわりに
ということで、マインドフルネのお話でした。
目眩に関しては偶然治っただけかもしれませんから何とも言えないものがあります。
オカルトと捉えていただいて結構です。