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みね子が父と感動の再会?川本世津子は2年も匿っていた? みね子と美代子はどうするのかは来週です - 朝ドラ『ひよっこ』102話の感想

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年7月29日放送の第102話は、みね子が実と再会を果たしています。果たしていますが……。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第17週「運命のひと」

www.nhk.or.jp

 

2017年7月24日月曜日の放送から朝ドラ『ひよっこ』は第17週「運命のひと」が始まっています。物語の時代は昭和41年(1966年)の12月です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(やたべ・みねこ、演:有村架純)」は現在、両親と自分がお世話になってきた、赤坂の「あかね坂商店街」の裏路地に店を構える洋食店「すずふり亭」でホール係の職に就いています。

「すずふり亭」はみね子の他、店主の「牧野鈴子(まきの・すずこ、演:宮本信子)」と、鈴子の息子で料理長の「牧野省吾(まきの・しょうご、演:佐々木蔵之介)」、コックの「井川元治(いがわ・げんじ、演:やついいちろう)」、見習いコックの「前田秀俊(まえだ・ひでとし、演:磯村勇斗)」、みね子と同じホール係の「朝倉高子(あさくら・たかこ、演:佐藤仁美)」がいます。計6名。

みね子は転職と同時に住まいも変えていて、「すずふり亭」のすぐ裏にある「あかね荘」という木造2階建てのアパートの5号室に住んでいます。

「あかね荘」には現在6人が暮らしています。大家が、鈴子と昔馴染みの「立花富(たちばな・とみ、演:白石加代子)」です。住人は1号室が有楽町にある会社に勤務する事務員(オフィスレディー)「久坂早苗(くさか・さなえ、演:シシド・カフカ)」、2号室が富山県出身の売れる気配がしない漫画家志望「新田啓輔(にった・けいすけ、演:岡山天音)」と同じく「坪内祐二(つぼうち・ゆうじ、演:浅香航大)」、3号室にみね子、4がなく5号室が佐賀で代々製薬会社を営む大会社の御曹司で慶應大学に通う学生「島谷純一郎(しまたに・じゅんいちろう、演:竹内涼真)」になるでしょうか。

16週現在は、みね子と同い年の幼馴染「助川時子(すけがわ・ときこ、演:佐久間由衣)」がみね子の部屋に転がり込んで来て、共同生活中です。

16週ではみね子と純一郎が付き合っています……が。

「あかね坂商店街」のお店は、「すずふり亭」の隣に構える中華料理店「福翠楼(ふくすいろう)」と、和菓子屋「柏木堂(かしわぎどう)」、バー「月時計」が登場しています。

「福翠楼」は店主が「福田五郎(ふくだ・ごろう、演:光石研)」でその妻が「福田安江(ふくだ・やすえ、演:生田智子)」、「柏木堂」は店主が「柏木一郎(かしわぎ・いちろう、演:三宅裕司)」で、その息子が「柏木ヤスハル(かしわぎ・やすはる、演:古舘佑太郎)」、「月時計」の店主は「竹内邦子(たけうち・くにこ、演:白石美帆)」です。

一郎は鈴子の幼馴染で、邦子は省吾の幼馴染、ヤスハルは省吾の一人娘の「牧野由香(まきの・ゆか、演:島崎遥香)」と幼馴染です。

 

 

世津子から家に来て欲しいと言われる

急遽テレビCMに出演することになったみね子は、父親のことを思い出させる台詞を与えられたことで動揺し、また緊張していたことで、上手く演じることができませんでした。

みね子がテレビ局に来ていることを聞きつけた女優「川本世津子(かわもと・せつこ、演:菅野美穂)」が陣中見舞に来て、待ち時間の心構えを伝授するなどして、みね子の緊張を和らげようとしてくれていましたが、それでも上手くいきませんでした。全てが初めてなのですから仕方がないことです。

帰り、みね子は世津子に家まで自動車で送ってもらうことになり、その車中、みね子は父「谷田部実(やたべ・みのる、演:沢村一樹)」の話をし、また持っていた実の写真を世津子に見せました。

実の写真を見せられた世津子はその表情が一気に固くなります。実に関して何か知っている様子です。

後日、みね子は仕事が休みで部屋にいるとドアをノックする人がいました。みね子がドアを開けるとドアの前には世津子が立っていました。

世津子はみね子に話があるから家に来てくれないかと言うのです。深刻そうな眼差しで。

 

 

世津子の家に実がいた

みね子が世津子に家に行くと、中から聞き覚えのある男性の声が聞こえてきて、声の主は実でした。

ところが、実はみね子を見ても特別な感情は表に表しません。初対面のような反応を示します。

みね子はあまりのショックで声を出せないでいると、世津子が実に対し、この方はあなたの長女、谷田部みね子さん、そしてあなたの名前は谷田部実さん、と言いました。まるで初対面同士に紹介をしているようです。

世津子はみね子の方へ向き直り、実は何も覚えていないと説明します。自分のこともみね子を始めとする家族のことも何も覚えていない、つまり記憶喪失に陥っていると。

みね子はそのようなことを言われても信じられません。

「みね子だよ、お父ちゃん!」

みね子は父に必死に語りかけますが、当の実は困惑していました。

みね子は何より自分たちのことを忘れられることを嫌いました。自分たちが嫌になって居なくなったり、生活が嫌になって居なくなったりした方が、忘れられるよりはマシだったのです。

嫌なら今日あったことはなかったことにして良いから、自分たちを忘れたなんて言わないで、と懇願します。しかし、そんなみね子の必死の願いも聞き届けられず、実はみね子に頭を下げ「ごめんなさい」と謝るのでした……思い出せないと。

 

 

おわりに

やはり実は記憶喪失でしたね。予想通りすぎました。

世津子は実のことを「アメオさん」と呼んでいました。漢字は雨男でしょうか?

実が失踪したのは2年ほど前、見つけて保護したタイミング次第ではありますが、事件後すぐに保護したのだとしたら世津子は2年もの間、身元不明者の実を匿っていたことになります。

これはこれで大きな問題になりそうな気がしますけど……警察に届けるのが筋ですよね、普通は。しかも大女優が、となるとスキャンダルでしょう。

世津子が実を「アメオさん」と呼んでいることと、2人で暮らしているであろうこと、2人に流れる親しげな空気からして、2人は関係を持っていると考えた方が自然です。

次週は第18週「大丈夫、きっと」です。みね子の母、実の妻「谷田部美代子(やたべ・みよこ、演:木村佳乃)」が東京へ来て、実を訪ねるみたいです。

美代子が世津子に対して声を荒げる様子も見られましたから、美代子は世津子とアメオの関係を悟ったのでしょうし、警察に届け出なかった世津子を責めたのでしょうね。

美代子はどのような結論を下すのか。指の指輪に触る仕草も流れていましたので……谷田部家にとっては辛い展開が待っているかもしれません。

 

気になったことは、記憶喪失の実が標準語のアクセントで話をしていたことです。

私は記憶喪失のことは全く知らないですけど、いくら記憶をなくしても訛りは消えないと思うのですが、実際はその点どうなのでしょうね。

 

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