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何でラフタなのか?ラフタが好きだった昭弘にジャスレイを討って欲しいです - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』41話「人として当たり前の」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の2期が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

g-tekketsu.com

 

2017年1月29日の放送は第41話「人として当たり前の」です。

 

 

イントロダクション

主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。

アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。

また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。

アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。

イントロダクションです。公式Webサイトの「World」ページから抜粋しました。

 

 

2期16話(41話)「人として当たり前の」

主人公「三日月・オーガス(みかづき・おーがす)」の所属する「鉄華団(てっかだん)」の兄貴分「タービンズ」が禁止兵器の所持により、地球圏を守る武力組織「ギャラルホルン」から違法組織と認定されました。

タービンズは、鉄華団やタービンズの親企業である「テイワズ」からも見放されてしまいます。理由はテイワズがタービンズを助けてしまうと自分たちも同罪となり目をつけられ潰されてしまう危険が高まるから。タービンズのリーダー「名瀬・タービン(なぜ・たーびん)」もそれを望んでいて、テイワズの代表「マクマード・バリストン」に誓いの盃を返杯していました。親子の縁を切った、と。

ギャラルホルンにタービンズの情報を流したのは、同じテイワズのNo.2「ジャスレイ・ドノミコルス」で、ジャスレイが経営する「JPTトラスト」とギャラルホルンの月外縁軌道統合艦隊「アリアンロッド」の一員で、セブンスターズ「クジャン家」の「イオク・クジャン」が繋がっています。

ジャスレイにとっては名瀬がテイワズ内で急速に地位を上げていることを目障りとし、イオクにとっても「ギャラルホルン」の「地球外縁軌道統制統合艦隊」司令「マクギリス・ファリド」准将の急速な地位向上がイオクの上官であるアリアンロッド司令「ラスタル・エリオン」にとって目障りなことで、利害が一致しています。鉄華団とマクギリスは蜜月関係にあります。

前回40話では、名瀬と彼の第一夫人である「アミダ・アルカ」は、「アジー・グルミン」や「ラフタ・フランクランド」といった他のタービンズのメンバーを退避させつつ、自らは打って出ていましたが、やはり数には勝てず(おそらく)死亡しました。

名瀬とアミダ(の遺体?)はギャラルホルンに回収された、と鉄華団実働一番隊隊長「ノルバ・シノ」が、団長の「オルガ・イツカ」に報告していました。

 

 

勢いに乗るジャスレイ

ジャスレイは「テイワズ」のNo.2ではありますが、名瀬を亡き者にして勢いに乗ったのか、そのままトップも奪い取ろうとしているようでした。

 

「テイワズ」の現トップであるマクマードは、親子の縁を切ったとは言え理由が理由ですから、名瀬のために葬儀をあげることにしています。それも「テイワズ」の本拠地「歳星(さいせい)」で。

それを知ったジャスレイは当然のごとく反対しましたが、マクマードは知り合い(名瀬)のためにあくまでも個人的に行う小規模なものでテイワズは関係ないと主張して、葬儀を止めるつもりがありません。

それに「今回の件は色々と納得の行かないことがある」とジャスレイを見ていました。マクマードも当然、タービンズの情報がギャラルホルンに横流しされた原因が、ジャスレイにあることを疑っています。疑っているというか確信を持っているでしょう。他にいないですからね。

 

 

ラフタの突然の死

ジャスレイはさらに追い打ちをかけます。歳月内で一人になっていたラフタを部下に襲撃させました。「テディベア」的な熊(くま)のぬいぐるみを扱うお店にいたラフタを、店の外から銃撃して殺しています。

アジーはその直前までラフタと一緒にいたのですが、忘れ物をしたか何かで一時離れ離れになっていて、その瞬間を狙われてしまいました。血だらけになったラフタの遺体を目の当たりにしたときのアジーの声が耳を離れません……ああああ。

 

実はその前に、ラフタとアジーと「エーコ・タービン」の3人はマクマードに呼び出されて、直々にマクマードの直轄組織に入ってくれるように言われていました。

 

ラフタは鉄華団実働二番隊隊長「昭弘・アルトランド(あきひろ・あるとらんど)」のことが好きになっています。昭弘はそんなラフタの気持ちに気がついていないです。

ラフタが昭弘を飲みに誘って、2人で飲んだときにラフタは歳月に残ること、昭弘とお別れすることを伝えていました。昭弘はそれでも言っている意味がわかっていないようでしたが……別れ際にラフタが昭弘に「ギュー」っとしてあげていましたね。鈍い昭弘もそれで少しはわかったかもしれません。わかっていないかもしれません。

そんなラフタが……です。

 

 

鉄華団がテイワズを敵に回す

ラフタがジャスレイの息がかかっているであろう人物によって銃殺された事実は、すぐさまオルガたち「鉄華団」へともたらされました。オルガたちはラフタの敵を討つために歳月へと向かうことになります。目標はジャスレイ。

オルガたちは、ラフタが殺されたのはジャスレイが自分たちを煽っておびき寄せるためだとわかっていますし、ジャスレイと敵対するということはテイワズと敵対するということもわかっています。親と袂を分かつ覚悟をもってのことです。

 

オルガはマクギリスにテイワズと戦うことを伝えていました。テイワズの後ろ盾を失い野良犬に逆戻りになる自分たちとも、以前と同様に手を組むのかとオルガがマクギリスに聞くと、マクギリスは自分はテイワズではなく鉄華団と手を組んだのだから君たちを裏切ることはしないと言っています。蜜月関係は変わらないということ。

気になるのは、マクギリスの下にいた一人の士官ですね。Twitterの画像の右にいる男です。彼は誰なのでしょうか? 鉄華団の元参謀「ビスケット・グリフォン」に顔が似ているような……。

 

 

おわりに

鉄華団の炊事係「アトラ・ミクスタ」は、三日月に「俺と子ども作る?」と言われて激しく動揺していましたね。顔が真っ赤でした。可愛い。

 

ジャスレイはあまりにわかり易すぎる手口を用いています。急ぎすぎているのでしょう、確実に近々死ぬことになりそうです。次回か次々回か。ジャスレイを倒す人間は誰になるのかというと、願望込みで昭弘ですよね、やっぱり。「ガンダム・グシオンリベイクフルシティ」のマジックハンド的なギミックで握り潰して欲しい。

2期が始まる前の特番では、41話で誰かが死亡すると言われていました。私は名瀬のことかと思っていたのですが、名瀬は40話で死亡していました。前回は私の覚え間違えかと思っていたのですが……まさかあれがラフタのことを指していたとは……。

いえ、Aパートからラフタの死亡フラグが立ちまくっていたので、いつかそのときが来そうだとは思ったのですが、まさかBパートで回収されるとは思わなかったです。

ラフタにあんな死に方をさせるなんて……せめて戦場で死なせてあげて欲しかったです。前回の名瀬とアミダが戦死する脚本はとても良かったですけど、今回のラフタはひどい脚本だと思いながら観ていました。

わかるんです。ジャスレイ陣営が鉄華団を煽って、鉄華団からテイワズに歯向かうように仕向ける必要(殺すための正当性が生まれる)があって、そのきっかけとして効果的なのはタービンズの生き残りで鉄華団とより近い関係にある誰かですから。ラフタやアジーが最有力候補に挙がることは想像に難くないのです。

しかしながら、1期とはいえ三日月のバルバトスと張り合って見せ、以降も鉄華団のために尽力してくれたラフタが、ジャスレイごときの戦闘のためにそのスイッチとして使われてしまう、その処遇が解せないのです。

 

そういえば、三日月の「ガンダム・バルバトスルプス」も修理が完了したみたいでした。「ガンダム・バルバトスルプスレクス」と名前が変更されています。また長くなってる……。「ルプス」の意味は「狼」で、「レクス」とは「王様」の意味のようです。ラテン語ですか。みなごろしですか。

 

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