ディスディスブログ

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神殿の結界を作動させたのは誰か? ナッシェタニアが石版を叩き割っていたことが気になります - アニメ『六花の勇者』4話「勇者集結」の感想

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毎週水曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『六花の勇者』が放送されています。

 

 

rokka-anime.jp

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月29日の放送は第4話「勇者集結」でした。

 

 

イントロダクション 

昔、魔神が大陸に生まれ、凶魔と呼ばれる手下を多く生み出して、当時大陸を支配していた帝国に攻め入ってこれを滅ぼしました。

人々が絶望していたところに現れたのが「一輪の聖者」と呼ばれる女性で、彼女の率いる勢力が魔神の勢力を徐々に討ち倒し、最終的に魔神を大陸の西の地に封じ込めることに成功しました。

しかし、一輪の聖者でも魔神を完全に倒すまでには至らず、魔神はいつかまた復活すると聖者は予言をします。そして、魔神が復活したとき、自分の力を受け継ぐ勇者が6人現れ魔神を追い返すであろう、とも予言しました。

その6人の勇者に選ばれる者は、一輪の聖者が建造した運命神を祀る神殿で自らの力を示します。その中から選ばれた勇者の身体には、6枚の花弁を持つ花の紋章が浮かびます。そのため人々は彼らを「六花の勇者(ろっかのゆうしゃ)」と呼びます。

実際に、今から700年前と300年前の計2回、魔神が復活し、その度に六花の勇者も現れ、魔神を封印することに成功しています。そして、今から10年前から魔神の手下の凶魔が増えていること、予言の宝珠にヒビが入り、魔を告げる水晶が曇ったことによって、1年と経たずに魔神が復活するのではないか、と言われています。

 

というイントロダクションというか、1話の台詞をまとめたものです。

 

 

 

4話「勇者集結」

主人公アドレットと“火薬の聖者”フレミー・スピッドロウが、魔神が封印された魔哭領近くの神殿へ向かう道中で、彼らを襲いかかったピエナ王国第一王女で“刃の聖者”ナッシェタニアとピエナ王国軍黒角騎士団の騎士ゴルドフ……というところで前回が終わりました。アドレットの仲裁などでとりあえず争いは収まり、4人で神殿へと向かうことになりました。

神殿へ向かう理由は確か、魔哭領を封鎖して魔哭領に凶魔を戻れなくする「むげんけっかい(夢幻結界? 無限結界? 霧幻結界?)」なる結界を発動させるためです。前回の情報では、結界発動のために魔哭領近くに神殿が建てられ、“塩? 潮? の聖者”によって結界が張られています。そしてその近くには“山の聖者”モーラが控えている、ということだったはずです。

4人で神殿に向かう途中、神殿の方向へドラゴンのような凶魔が爆弾を抱えて飛んでいき、爆撃をしていました。急いで向かおうとしますが、4人にも凶魔が襲いかかり、アドレット以外の3人が凶魔の相手をし、アドレットのみで神殿へ向かうことになります。

神殿に着くと、神殿はほぼ無傷でしたが、1人の女性が倒れています。アドレットが女性に事情を聞くと神殿が危ないということなので、神殿内部へ行こうとしますが扉には鍵がかかっていて、入り口が封鎖されていました。アドレットは手持ちの火薬を用いて強引に扉を開け(魔法で封印されたのではないのか?)内部へ入ろうとしますが、神殿内部から中身の無い鎧兵が2体が襲って来、それを倒したと思ったら今度は、先ほどの女性が凶魔へと変化します。人間に変身していたみたい。

アドレッドがそれも倒そうと近づくと凶魔は逃げ、それとほぼ同時に神殿の周辺に霧が立ち込めてきました。「むげんけっかい」が発動したのでは、と考えたアドレットは急いで神殿内部へ侵入して祭壇まで行くと、祭壇には剣が突き刺さっていました。結界発動のためには「祭壇に剣を刺し、石版に手を置き、「霧、立ち上がれ」と告げる」ということをアドレットは前回知っています。

3人がアドレットに追いつき、何者かの手により結界が作動されたことが知ると、ナッシェタニアが取り乱し、祭壇に差し込まれた剣を抜いて振り乱して、勢い余って石版を壊してしまったり、呪文書?を投げたりしています。フレミーがナッシェタニアを落ち着かせていました。

そこへ、“沼の聖者”チャモ(少女)と“山の聖者”モーラ(大人の女性)、さらにチャモという名のあからさまに怪しい男ハンスも加わって、7人揃いました。六花の勇者なのに7人、1人偽物がいるぞ……! というところで今回は終わりです。

 

 

その他、雑感

これで7人が揃いました。しかし全員が結界の中に閉じ込められてしまっています。魔哭領には六花の勇者しか入ることが出来ないため、偽物にとっては自分が領内に入るためにはこうするしかない、ということでしょうか。

合っているかは分かりませんけど、私は裏切り者が誰かを絞りました。私は7人目(裏切り者)はナッシェタニアだと思っています。前回までも彼女を怪しんでいましたけど、今回彼女が石版を壊したことが明らかに怪しい行動でしたから。

ナッシェタニアは祭壇に来たとき、「アドレットさん、どうして結界が作動しているのですか?」と言ったことでアドレットや周りに結界が作動していると思い込ませていますし、その後の祭壇上での取り乱し方が急すぎで、剣の振り方もわざとらしく、石版を叩き割るときだけピンポイントに狙って振り下ろしているように見え、しかもフレミーに手首を掴まれると急に大人しくなる様子が、「お前わざとだろ」としか思えないものでした。ナッシェタニアの狙いは石版を割ることだったのではないか、と私は思っています。

ということで、あの結界が作動したかのような霧が立ち込めた描写も、実際には結界が作動した訳ではないのでしょう。神殿の入り口はロックされていましたし。しかし、ナッシェタニアが宝剣で石版を割ったことで、結界が発動してしまった可能性はあります。

というのも、アドレットは神殿の外で凶魔を追ったときに霧が立ち込めるていましたから、結界が作動していたのならあのタイミングのはずで、そうすると他の6人は神殿の中に入れなかったでしょう。でも実際には7人全員が神殿内に入り込めています。最初にアドレットが見た霧は、偶然に発生した自然現象か、裏切り者によって作られた霧、というところでしょうか。

前回、砦でアドレットたちが結界の作動方法をグエンバイア軍ローレン上等兵から聞いています。ところが今回、結界の作動方法がそれとは異なるのではないか、という可能性が浮上した訳で、そうなるとローレンはアドレットたちに嘘情報を教えたことになります。

ローレンは何のために嘘情報を教えたのか、そもそもローレンたちはグエンバイア軍なのか、ナッシェタニアが裏切り者だとするとナッシェタニアもローレンから結界情報を聞いていたと言っていたことも嘘なのか、ナッシェタニアとローレンは通じているのか、ナッシェタニアとはまた別の思惑があってローレンが動いていたのか……分からないことがまだまだあります。太陽の聖者のリウラはどうなったのか、も気になります。

チャモとモーラとハンスは……今のところ謎が多いですけど怪しさはさほどありません。一番怪しいのはナッシェタニア、そしてアドレットも主人公然としているのものの、やはり素性の分からないままな人なので怪しさは残ります。裏切り者が1人のような話の持っていき方をしていますが、本当に裏切り者が1人だけとは限らないでしょうし、六花の勇者であれば裏切らないとも限らないのではないかと。

 

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