ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

NHKの短歌de胸キュンと俳句さく咲く!の2015年度の新メンバーが登場!

スポンサーリンク

Eテレで日曜日朝06:00~06:25に放送中の『NHK短歌』の、月の最終週には初心者向けの短歌講座『短歌de胸キュン』(http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/munekyun/) が、日曜日朝06:35~07:00に放送中の『NHKの俳句』の、月の最終週には初心者向けの俳句講座『俳句さく咲く!』 (http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/sakusaku/) がそれぞれ放送されています。

新年度になって新しいメンバーと若干のシステムの変更がありました。

 

 

短歌de胸キュン

2015年度の短歌de胸キュンは、2014年度までに引き続きお笑いコンビのスピードワゴンの2人、井戸田潤さんと小沢一敬さん、そしてピン芸人の小島よしおさんの3人に、2014年のみ参加していた俳優の松下雄一郎さんが卒業し、代わりにお笑いコンビ、フルーツポンチの村上健志さんを加えた男性4人になりました。

女性陣は、ファッションモデルの寿るいさんと鈴木あやさんとえりちょすさんの3人に、2014年度から参加しているタレント(?)のカン・ハンナさんを加えた4人です。

この男女8名のうち男女各2人の計4名が選抜され、次回放送のスタジオメンバーとして出演しています。選出は番組の最後に短歌対決をして、選者である歌人の佐伯裕子先生が行います。佐伯先生は2013年度以来の再加入となりました。

調べたらカン・ハンナさんは1981年生まれらしいです。初登場のときには大学院生と紹介されてたので20代中盤かなと想像していたのですが、さすがにそうは見えなかったので…81年というと33,34歳ですか。佐伯先生を除く他の女性陣はファッションモデルの方たちで、鈴木あやさんが1990年生まれの25歳、寿るいさんが1989年生まれの25歳、えりちょすさんが1993年生まれの22歳でしょうか。カンさんとえりちょすさんとは一回りほど違うんですね。だからどうということはないのですが、ある意味バランスが取れていていい気がします。

 

 

俳句さく咲く!

2014年度まで『俳句さく咲く!』は短歌のような俳句勝負で出演者が決まるルールは存在しませんでしたが、今年度からは少しだけその要素が入るようです。

メンバーは、司会進行がNON STYLEの井上さん。NON STYLEの石田明さんと、“ももち”こと嗣永桃子(つぐなが・ももこ)さんが2014年度から引き続いての面子で、新年度から「さく咲くセブン」なる人たちが加わりました。

「さく咲くセブン」は、2015年度から選者に就任された俳人・小澤實さんから発せられたミッションを達成するべく結成されたのだそう。メンバーはひのでのおばたかずきさん、GAG少年楽団の宮戸洋行さん、すぽっとの赤嶺総理さん、エレファンツの舛方一真さん、シシオ ガイさん、三浦友加さん、それにノンスタ石田さんが加わった7名です。お笑いの方ばかり。

小澤先生からの司令は「『NHK全国俳句大会』で特選を受賞する」というS級ミッションです。毎年4万作品が寄せられ40作品ほどしか特選に選ばれない、倍率1000倍の難関だそう。そのために、この7名で予選会を開いて予選を勝ち抜いた3名が番組に参加することができる、というシステムになっているみたいです。石田さんはレギュラーで予選免除?

番組の最後にミニ句会が開かれ、出演者が無記名で詠んだ俳句がボードに掲示され、出演者全員でそれぞれが感じた一番良い句と一番ダメ句に対してそれぞれシールを貼っていきます。貼り終えたら、一作品ずつ皆で感想を言い合っていき、詠み手も明かされます。最後に選者が今回の良い句とダメ句を選出し、良い句は『俳句さく咲く!歳時記』に載り、さらに豪華な椅子「玉座」に座ることができる、ダメ句を詠んだ方にはちょっと貧相な椅子「ダメ句いす」に座らされる、というシステムでした。

さらに今年度からは「さく咲くセブン」限定で、3回良い句に選ばれたら自動的に次回では番組全編に出演でき、逆に3回ダメ句に選ばれたら次回出演ができなくなる、というルールが加えられました。 2015年度初回はシシオガイさんと赤嶺さんと三浦さんが勝ち抜き。

 

 

感想

短歌も俳句も言えることですけど、何のために芸人さんを入れるのかという点がよく分からないです。出演料が安く済んで、トークもそこそこいけるから、でしょうか。私はお笑いが特別好きではないので正直、あまり楽しめなかったです。メンバーを増やしすぎてごちゃごちゃしますし、騒々しくて見づらいです。

もう一つのブログで以前書いたのですが、特に短歌のメンバーは3,4年は番組を担当している方がほとんどで、女性で一番歴が浅いカン・ハンナさんも一番短歌を詠むのが上手ですし、新メンバーは短歌歴半年の村上さんも短歌が上手でしたから、もはや全員「初心者」じゃないんじゃないの?という点が気になります。番組が「初心者」とはどのレベルのことを指すかを定かにしていないので、ぼやけてしまっているように感じられます。

 

それと、メンバー選考をする件が本当に必要なのか、という点も気になります。こちらも以前からもう一つのブログで書いていることですけど。選考会で落ちた人こそ初心者である可能性が高いですし、先生の講座を受けるべき人材なのではないかと思えるので。

ちょっと短歌の方は今後身を入れて見ることはなくなるかも知れません。佐伯先生好きなんですけど、好きをかき消すくらいな要素があるので。俳句は前年度よりは楽しめそうなので視聴させていただきます。

 

NHK短歌 2015年 05 月号 [雑誌]

NHK短歌 2015年 05 月号 [雑誌]