ディスディスブログ

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五郎さんが皿うどんにも春巻きにも「酢」を大量に使っていて驚きでした - ドラマ『孤独のグルメ season6』7話「渋谷区道玄坂の皿うどんと春巻き」の感想

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毎週土曜日(金曜深夜)の00:12より、テレビ東京にて『孤独のグルメ Season6』が放送中です。

 

 

目次

 

 

ドラマ『孤独のグルメ』

www.tv-tokyo.co.jp

 

2017年5月20日日の放送はシーズン6第7話「渋谷区道玄坂の皿うどんと春巻き」でした。

 

 

イントロダクション

輸入雑貨商を営む“井之頭五郎(いのかしら・ごろう)”は、
商用で様々な街を訪れる。
そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする。
そこで、言葉では表現できないグルメたちに出会うのだった―

こちらが『孤独のグルメ』シーズン6のイントロダクションです。俳優の「松重豊(まつしげ・ゆたか)」さん演じる「井之頭五郎(いのがしら・ごろう)」が、毎回料理店を訪れて店の料理を食べるだけのドラマです。深夜ドラマであることから、「夜食テロ」と言われているのだとか。

私はシーズン5の8話から観始めた新参者です。シーズン5終了後に何度かスペシャルが放送されていて、そちらも観ています。

 

 

7話「渋谷区道玄坂の皿うどんと春巻き」

今回は前回と同じく東京都です。前回は高田馬場で今回は渋谷。

今回も五郎さんは商談のために渋谷のクラブを訪ねていました。若者のノリに苦慮する吾郎さんでしたが、クラブの店長「冴島(窪塚俊介)」と打ち合わせをしています。

仕事が一段落するといつのもごとくお腹が減った五郎さん、食事を取ろうとお店を探しますがここは若者の街渋谷、なかなか五郎さん好みのお店が見つかりません。渋谷は自分の来る場所ではなくなったのかと寂しいことを言いつつ、渋谷から離れて見つけようとしていたところに中華料理屋を見つけました。

 

 

7話のお店は中華料理「長崎飯店」

7話で五郎さんが立ち寄ったお店は「中華料理 長崎飯店」です。ネットで調べると渋谷店とあるので他にも店舗があるのでしょうか。お店のWebサイトはなさそうでした。

場所は渋谷の道玄坂の脇道に逸れた場所にあるようです。「渋谷マークシティ」と道玄坂を挟んだ場所ですか。見つけにくいかもしれないですね。

五郎さんは「長崎飯店」で「皿うどん」と「春巻き」と「特上ちゃんぽん」を頼んでいました。皿うどんとちゃんぽんを両方食べていました……ちゃんぽんは麺少なめで頼んでいたようですけど、それにしても凄いです。皿うどんは「硬麺(かためん)」と「軟麺(やわめん)」を選べ、五郎さんは後者を選んでいました。私なら前者を選びそう。

私は長崎に旅行へ行ったことがあります。長崎で皿うどんを食べるかちゃんぽんを食べるかで相当迷いました。結果的には付き合っていた彼女とそれぞれ別に頼んで半々にしましたけど、一人だったら決められないですね。五郎さんのように皿うどんとちゃんぽんの両方を頼む選択肢は頭にないです。お腹に入らないので。

 

 

「皿うどん」と「ちゃんぽん」の違いは何か?

「皿うどん」と「(長崎)ちゃんぽん」の違いは何かというと明確に答えられません。なので調べてみましょう。

 

豚肉、ネギなどの野菜、蒲鉾など魚肉生産品、十数種の具材をラードで炒め、豚骨と鶏がらでとったスープで味を調える。そこにちゃんぽん用の麺を入れて煮立る(他の中華麺類との大きな違い)。

(略)

長崎チャンポンは「長崎県内で製造され」また「唐あく」と呼ばれる長崎独特のかん水で製麺したものと規定する。

ちゃんぽん - Wikipedia

ちゃんぽんのWikipediaにはこのように書かれていました。

ちゃんぽんの作り方は、野菜や海鮮などをラードで炒めて、豚骨と鶏がらスープで味を整え、ちゃんぽん麺を入れて煮立てるということでした。

 

名称からはうどんの一種と思われやすいが、一般的に細麺を使うものは中華料理の「炸麺(かた焼きそば)」に近く、太麺を使う物は「炒麺」や焼きうどんに近い。

(略)

長崎県では麺は、主に細麺と太麺の二種類がある。細麺は事前に油で揚げることが多く、通称パリパリ、バリバリ、バリ麺という。太麺は中華麺(ちゃんぽんの麺)を蒸すかゆでて下ごしらえする。店によっては専用の太麺・中くらいの太さの麺を用いたりする。一般に、細麺は揚げてあんかけにし、太麺は焼きそばの様に他の具材と一緒に炒めるか、鍋で焼いてから具を載せる。

皿うどん - Wikipedia

皿うどんのWikipediaにはこのように書かれていました。

皿うどんにも種類があるみたいです。細麺は揚げてあんかけ、太麺は焼きそばのように具材と炒めるか鍋で焼いてから具を乗せるようです。

明確な違いとしては、麺を煮込むか、細麺なら麺を揚げ太麺なら炒めるか、でしょうか。麺の種類は「唐あく(唐灰汁)」を使うことで共通していそうですね。調べる前は麺の種類が違うのかと思っていました。

五郎さんは「皿うどん」にお酢と辛子をかけて食べていました。両方かなり多めにかけていたので驚きましたが、ちょうど良かったようです。見た感じは酸っぱそうでした。また後でソースもかけて食べていましたか。長崎のソースは甘いみたいですね。

「長崎ちゃんぽん」にも長崎のソースに胡椒をかけていました。「これまで食ったちゃんぽんの中のチャンピオン」などと駄洒落(?)を言うほど美味しかったようです。

 

 

長崎ソースは「金鳥ウスターソース」?

choko.co.jp

 

五郎さんが皿うどんや長崎ちゃんぽんにかけていた長崎ソースが気になって調べたところトップに『チョーコー醤油』さんの「金蝶ウスターソース」のページがヒットしました。

商品ページの説明に「皿うどんにかけるソースとして古くから長崎の中華料理店と試行錯誤しながら作りあげてきた味」と書かれていますのでこちらで間違いなさそうです。

私は金蝶ウスターソースなる名前は人生で初めて聞きました。長崎で食べたときに使った可能性がありますよね……失念しています。

金蝶ウスターソースにはリンゴとトマトとタマネギとニンニクといった果物や野菜などが含まれているそうです。

 

 

春巻きの何につけて食べるか?

五郎さんは春巻きを食べるときに、小皿にお酢としょう油と辛子を混ぜて、それを付けて食べていました。

五郎さんはしょう油よりもお酢をかなり多めにかけていたように見えました。皿うどんにもたくさんかけていましたから酸っぱい味が好きなのでしょうか。以前も餃子にもお酢を使っていました。

私はしょう油より多くお酢を入れることはしないですし、そもそもしょう油とお酢を一緒に使わないので少々驚きでした。私は春巻きを食べるときには辛子だけ少し付けて食べることが多いです。しょう油は味に変化をつけたいときにしか使いません。

元から具材に味がついていますからあまり味を加えたいと思わないのです。

 

 

おわりに

五郎さんは春巻きの飾りとして備え付けられていたパセリでしたか、あれを最後デザートとしてひょいパクと食べていました。あれって私は食べないのですが食べるのですね。お酢のかける量も驚き、その点にも驚きました。

漫画原作者の「久住昌之(くすみ・まさゆき)」さんも「皿うどん」を食べていました。おそらく久住さんは五郎さんと違って「硬麺」を選んでいたかと思います。

 正直申し上げると、旅行で食べた皿うどんもちゃんぽんも凄く美味しいとは思わなかったです。でもそれは私がソースやお酢をかけないで食べたからかもしれません。自分好みにアレンジしていたらまた違った印象を持った可能性はあるので、もう一度食べたいです。長崎に行くのは色々とハードルが高いので長崎飯店へ行って食べてみたいです。

 

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