ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

A105「チョロギ」にはどのような秘密が隠されているのでしょうか?チョロギが活躍するフラグに感じます - アニメ『アトム ザ・ビギニング』6話「7研壊滅す!」の感想

スポンサーリンク

2017年4月15日土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『アトム ザ・ビギニング』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ「アトム ザ・ビギニング」

atom-tb.com

 

2017年5月20日の放送は第6話「7研壊滅す!」でした。

 

 

イントロダクション

これは、まだ誰も知らない“鉄腕アトム”誕生までの物語(エピソード・ゼロ)
大災害後の日本に、未来を夢見るふたりの天才がいた。ひとりは天馬午太郎。もうひとりはお茶の水博志。天馬はその手で「神」を作り出すことを、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを夢見て、日夜ロボット研究に明け暮れていた。そしてふたりの友情が生み出した1体のロボット、A106(エーテンシックス)。A106は果たして「神」になるのか「友」となるのか。若き天才コンビは、来るべき未来を垣間見る---。

このようなイントロダクションです。私は原作未読。

 

 

6話「7研壊滅す!」

6話は主人公の2人、「天馬午太郎(てんま・うまたろう)」と「お茶の水博志(おちゃのみず・ひろし)」が仲違いをしています。

喧嘩の原因は2人が研究・開発している「A106(えー・てん・しっくす)」です。

前回、便利屋「マルヒゲ」の社長「伴健作(ばん・けんさく)」が営む運送屋「マルヒゲ運送」で、練馬大学のロボット工学科に通う学生「堤茂斗子(つつみ・もとこ)」の引っ越しのアルバイトをした2人と1体、サイバーテロにより新首都高速で暴走したトラックを止めるためにA106がオーバーヒートしてしまいました。

 

A106の修理を巡って2人の考え方の違いが生じています。

午太郎はこれを機にA106の1000馬力から1万馬力へのパワーアップを考え、アームがついている小さな筐体にA106の頭部をはめ込んでいました。一時的な処置です。しかし、博志はA106を友だちだと思っているので心あるロボットそんな仕打ちをするなんて……と反対しているのです。

自我を持つ人工知能「ベヴストザイン」を作ることでは考えが一致していますけど、目指すロボットは午太郎は神のようなロボット、博志は友だちのようなロボットでして、この点は大きく異なります。そのかみ合わせの悪さが露骨に現れたということです。

 

 

茂理也が博志を勧誘?

茂斗子の兄で、練馬大学の主席研究生、ロボット工学科第1研究室に所属する「堤茂理也(つつみ・もりや)」が今回、博志を勧誘していました。

茂理也は午太郎と博志を「クズ」呼ばわりしていて見下してきましたが、心境の変化があったのでしょうか。おそらく彼は午太郎たちの「ベヴストザイン」に興味があるのでしょう。博志を第1研究室に引き込んで彼の研究を奪ってしまおうと目論んでいるのかなと想像します。

午太郎は茂理也を目の敵にしていますから彼の勧誘は考えられず、人の良い博志をターゲットにした、といったところかと思われます。

 

 

茂斗子が一肌脱ぐ?

博志は、A106をそんな目に遭わせている午太郎と一緒にいたくない、でもA106をあのままにしておけない、でも午太郎と一緒でないと何ともできない……というジレンマに駆られています。

それを見かねた茂斗子が一肌脱ぐになりました。念のため一肌脱ぐとは物理的な意味ではありません。

茂斗子はまず直接交渉に乗り出しましたが午太郎は聞く耳を持ちません。午太郎の態度に対して頭にきた茂斗子はお金持ちの家のお嬢様らしく、家政婦たちを使って午太郎を誘惑にかけようとしました。お金で釣ったり、うなぎの匂いで釣ったり、唐突なミュージカルで釣ったり。

食べ物にはかなり揺らいでいたものの、それでも午太郎は応じません。

 

 

A105「チョロギ」が奥の手

相変わらず博志の妹「蘭」はロボットの部品を集めに第7研究室前にある瓦礫の山をあさっていて、困っている茂斗子は蘭に相談すると、蘭はあるアイデアを提示していました。

蘭のアイデアとは「A105」、通称「チョロギ」を使うことです。茂斗子は蘭からもらったチョロギのデータをネットに公開すると午太郎は脅していました。

チョロギは2人の研究の汚点のような存在らしく、午太郎のみならず博志まで動揺しています。これは仲良くせざるを得ないなと。

どうやら蘭がA106のメモリからチョロギのデータを抜いていたようです。

 

 

おわりに

茂斗子と蘭は瓦礫の山にあったコンテナの上に立ち、拡声器を用いて午太郎に声をかけていました。そのコンテナがバランスを崩して倒れ、茂斗子と蘭が落ちそうになったところをA106と午太郎と博志が手を組んで助け、仲直りしたというオチです。

日常が戻ってきたところで、最後、「ロボット・レスリング」の主催者でしょうか、そこから郵便物が届けられていました。ロボレス参加のお誘いと思われます。いよいよ動き出しそうです。

楽しみなのですが、次回は2017年6月3日の放送だそうで、一週休みみたいです。残念。

個人的にこの『アトム ザ・ビギニング』はプラレス的なロボレスになることを楽しみに見続けているのでロボレスが待ち遠しいのです。

ていうかチョロギはそんなに黒歴史だったのですね。ロボット人生が終わるとまで言わしめるチョロギの秘密とは一体……。

確か以前、チョロギの姿が一瞬だけ画面に出ていました。大きな筐体が部屋の隅に追いやられていました。でもそのチョロギが物語の鍵になるのでしょうけど。そういうフラグに見えます。

 

dysdis.hatenablog.com