ディスディスブログ

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【平成二十八年秋場所】豪栄道が初優勝で男泣き!優勝争いをした遠藤も高安を破って食い下がりましたが及ばず【大相撲】

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『大相撲 平成二十八年秋場所(2016年9月場所)』、2016年9月24日土曜日は十四日目が行われ、東の大関「豪栄道(ごうえいどう)」が初の幕内優勝を果たしました。

 

 

大関「豪栄道」が悲願の初優勝!!

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平成二十八年秋場所は、2016年9月23日の13日目を終えて、東の大関「豪栄道」が初日から勝ちっ放しの13戦全勝で来ていて、優勝に王手をかけました。

豪栄道は、先場所名古屋場所の覇者で東の横綱「日馬富士(はるまふじ)」との直接対決を制して、初の幕内優勝に大きく前進していました。12日目には同じく横綱「鶴竜(かくりゅう)」も破っているため、大きな山は乗り越えたことになり視界は良好です。

日馬富士と同じく豪栄道と優勝争いをしていたのは、東の関脇「高安(たかやす)」と平幕の東前頭14枚目「遠藤(えんどう)」の2人でしたが、高安は13日目に西前頭5枚目の「御嶽海(みたけうみ)」に敗れたことで優勝争いから後退、13日目を終えて2敗をキープしている遠藤のみがわずかに優勝の可能性を残す状況となっていました。

今日14日目に遠藤が敗けると、14日目の取り組みを前にして豪栄道の優勝が決まるということでしたが、遠藤は今日14日目に高安と対決し寄り切りで勝利したため、この時点での豪栄道の優勝はなくなりました。

14日目の豪栄道は、西前頭6枚目の「玉鷲(たまわし)」との対戦でした。取り組み前から、会場の観客全員が興奮している様子が画面からも伝わってくる異様な雰囲気で、玉鷲はやりにくかったでしょうけど、豪栄道もやりにくかったはずです。

立合いは1度目は両者のタイミングが合わずやり直しがあり、2度目に成立しました。立合いでは、豪栄道が玉鷲に上体を起されそうになりましたが、それをしのぐとと玉鷲の右の下手と左の上手と取って万全の態勢を築き、下から下から攻めて「寄り切り」ました。

13日目の日馬富士戦は、引いてから土俵際の首投げで逆転勝利をしていました。引いてから首投げの流れは豪栄道の悪い癖であり、決まって勝利できたから良かったものの、決して良い相撲内容ではありませんでした。しかし今日の相撲は良い相撲でしたね。

優勝が決まり、行事から勝ち名乗りを受けていた豪栄道の目には涙が浮かんでいました。今場所は角番でしたからそれを脱しただけでもホッとしたでしょうけど、幕内の優勝は彼が相撲を始めてからの夢だったはずですからね……。豪栄道が顔を真っ赤にして涙をこらえている姿は、観ているこちらもこみ上げるものがありました。

会場には豪栄道のお母様も来場していて、周囲の方々から息子さんの初優勝を祝福されていたのでしょう、笑顔で会釈をしていらっしゃいました。

引き上げてきた豪栄道は早速、優勝インタビューを受けていました。そこでも目に涙を浮かべていて、インタビュアーの質問に答えているところで思わず涙が目から溢れていましたね。

 

 

おわりに

いやいや……初優勝というものは観ていて幸せな気持ちになります。でも場所は明日の千秋楽もありますから、どうせなら千秋楽も西の大関「琴奨菊(ことしょうぎく)」に勝ってもらい、全勝優勝といきたいところです。琴奨菊も意地を見せて欲しいですね。

そして来場所は綱取り……にはならないかもしれないです。先場所の成績が7勝8敗と負け越しているので。連続優勝をすれば話は別でしょうか。しかも白鵬が戻ってきても尚優勝、ということになれば。

ちなみに、豪栄道は30歳5ヶ月での初優勝で、大阪府出身の力士が幕内最高優勝をしたのは優勝制度ができて以来、豪栄道で3人目だそうです。大相撲が15日制になってからは豪栄道が初。過去には大錦が大正6-11年から5回と、山錦が昭和5年夏場所に1回しかないとのこと。86年ぶりです。

個人的には遠藤が高安に勝利したこともとても嬉しかったです。遠藤は今場所下位にいることもあって、他の優勝争いをしている面子よりも相手に恵まれていたといえばそうでしたから、今日、終盤まで優勝争いしていた高安にしっかり勝てたことで、今場所の好成績は決して偶然ではないのだよ、と証明できたように思えます。

 

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