毎週月曜日01:05(月曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『甘々と稲妻』が放送されています。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
まもなく25:05より甘々と稲妻9話「うちのおうちカレー」放送!どうぞご覧ください!#甘々と稲妻 pic.twitter.com/NVCq8xhFNm
— アニメ「甘々と稲妻」放送中! (@amaama_anime) 2016年8月29日
2016年8月30日の放送は第9話「うちのおうちカレー」です。
イントロダクション
ひとり娘と二人でクラス高校教師が、ふとしたきっかけから教え子の女子高生と三人でごはんを作って食べることに。三人とも料理はまったくできないけれど、美味しいごはんはとっても大好き! あったかくって楽しいひとときが、きっとあなたを夢中にさせる!
このようなイントロダクションです。本作は漫画が原作だそうです。作者は雨隠ギドさん。掲載雑誌は講談社『good!アフタヌーン』、単行本はアフタヌーンKCから6巻(記事作成現在)まで出版されているとのことです。作品のジャンルは料理になるのでしょうか。
9話「うちのおうちカレー」
9話では、初登場のキャラクターがいました。初登場というと若干語弊があるかもしれませんけど。そのキャラクターは、ヒロイン「犬塚つむぎ(いぬづか・つむぎ)」のお母さん、高校で教師をしている、つむぎの父親の「犬塚公平(いぬづか・こうへい)」の妻です。
つむぎの亡き母「犬塚多恵」
つむぎの母、公平の妻の名前は「犬塚多恵(いぬづか・たえ)」といいます。CVは茅野愛衣さんです。
多恵さんは『甘々と稲妻』の物語が開始された時点で亡くなっています。亡くなって半年ほど経っていたはずです。多恵さんが亡くなった原因はおそらく病気でしょう。事故ならもっと公平やつむぎが多恵さんのタヒに対して苦しむ描写がなされる気がしますので。
犬塚家の家カレーは「ドライカレー」
9話の冒頭では、つむぎの通う幼稚園の「お泊り保育」なるものが開催されていました。私が幼稚園に通っていた時代にはそのような催しは行われていなかったかと思いますけど、現代はどこでも行われる行事なのでしょうか? 楽しそうではありますが、私は大泣きしたでしょうね……幼稚園に通園バスに乗るだけで泣いていたようなので……。
そのお泊り保育の中で、つむぎたち園児は皆で食事を作っていました。つむぎはそこで初めて包丁を使っていたようです。子供用の包丁を。作った料理はカレーライスです。作ったカレーライスを皆で食べていたときに、つむぎはカレーライスのことを「ふつうカレー」と表現しました。
公平はつむぎの「ふつうカレー」の言葉を聞いて、亡き妻が公平やつむぎに作ってくれたカレーは一般的なカレーライスではなく、「ドライカレー」だったことを思い出します。犬塚家の家カレーは「ドライカレー」だったのでした。
本日、25時05分MX-TVにてOAの『甘々と稲妻』犬塚つむぎ役を遠藤璃菜ちゃん演じます。皆さんの自宅のおうちカレーはどんなカレーですか?笑
— ∀マネ (@a1010mane) 2016年8月29日
今日もお楽しみに!
【璃菜ちゃんの家の晩ごはん】
勿論、カレーです。#甘々と稲妻 pic.twitter.com/mMArmc6a65
公平はつむぎのために家カレーを作ることに決め、公平の務める高校の生徒で、毎回、公平とつむぎと一緒に自宅の小料理屋「恵」で「ごはん会」を開いてくれる「飯田小鳥(いいだ・ことり)」に、次のごはん会にドライカレーを作ることを提案しました。
小鳥は犬塚家のドライカレーのレシピを知りたいとし、公平は家の中にレシピが残されていないか探したところ、台所で多恵さんが遺したレシピを見つけました。それまではまさかレシピが台所にあるとは気が付かなかったようです。でも、掃除をするでしょうし、今は毎日つむぎのために料理をしているのですから、気付きそうなものですけど……。
多恵さんが遺したレシピ集といっても3品しか書かれていなかったようですけど、その中にドライカレーがあり、それを元にして「ごはん会」でも「おうちカレー」のレーズン入りの野菜たっぷりドライカレーを作ることになりました。つむぎが苦手のピーマンも入っていましたが、おうちカレーのピーマンなら食べられるようです。ママ最強です。
おわりに
TOKYO MXにて9話をご覧頂きましてありがとうございました!おうちカレーってそれぞれの家庭の味がありますよね。読売テレビは放送時間変更となっており26:04~からとなります!どうぞご覧ください。#甘々と稲妻 pic.twitter.com/Tlfe3AEAsG
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ドライカレーは成功して、皆で美味しく食べていました……が、つむぎの様子はいつもと異なっていました。家に帰る道中で、公平の脚にしがみついたつむぎが涙を流しながら「ママこないし、おとさんつくっちゃうんだもん……」と言うんですね。
ママこないし、という台詞が特にきついですね……まだ多恵さんが亡くなったとわかっていないみたいです。家には仏壇もあるのですが、それがどういうことを意味しているのかがわかっていないのでしょう。いずれ遺された2品のレシピも公平たちによって作られ、そのうちにつむぎも母親のタヒを受け入れていくのかもしれません。
小鳥も多恵のレシピを知った訳ですから、いずれ公平の妻、つむぎの母となるための引き継ぎも進んでいる、とも受け取れます。