ディスディスブログ

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公平が学校を休んで授業参観。それを知らない小鳥が不安すぎてパンを早弁している様子が可愛いです - アニメ『甘々と稲妻』8話「明日もおいしいイカと里芋の煮物」の感想

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毎週月曜日01:05(月曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『甘々と稲妻』が放送されています。

 

www.amaama.jp

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年8月23日の放送は第8話「明日もおいしいイカと里芋の煮物」です。

 

 

イントロダクション

ひとり娘と二人でクラス高校教師が、ふとしたきっかけから教え子の女子高生と三人でごはんを作って食べることに。三人とも料理はまったくできないけれど、美味しいごはんはとっても大好き! あったかくって楽しいひとときが、きっとあなたを夢中にさせる!

 

このようなイントロダクションです。本作は漫画が原作だそうです。作者は雨隠ギドさん。掲載雑誌は講談社『good!アフタヌーン』、単行本はアフタヌーンKCから6巻(記事作成現在)まで出版されているとのことです。作品のジャンルは料理になるのでしょうか。

 

 

8話「明日もおいしいイカと里芋の煮物」

8話は、ヒロイン「犬塚つむぎ(いぬづか・つむぎ)」が通う幼稚園の授業参観日でした。高校で教師をしている、つむぎの父親の犬塚公平(いぬづか・こうへい)は午前中を休んで授業参観に足を運んでいます。

このように公平は午前中、学校を止んでいますから、公平の教え子でもある「飯田小鳥(いいだ・ことり)」は公平がいないことを不安に思っていました。事故があったのか不祥事でも起こしたのかつむぎに何かあったのかと、授業中にも関わらず食パンを取り出し涙目で食べててしまうくらいに心配な様子です。豪快な早弁に、代わりの先生も驚いていました。公平が授業参観に行っていることは小鳥には知らされていなかったようですね。

幼稚園では、公平がママ友(と言えば良いのでしょうか)たちの会話から、それぞれが幼稚園バッグ(手提げバッグ、トートバッグ)を毎年新しくしていることを知ります。手作りだったり買ったりして新調しているようで、それぞれのバッグが可愛いと褒め合っています。バッグは毎年変える物らしいことを知った公平は改めてつむぎのバッグを見ると、つむぎの、全体にキルティングの入ったピンク色のバッグの、底に染みが付いていることを発見し、公平はつむぎにバッグを新調しようかと提案するのです。

しかし、つむぎは賛成しませんでした。ピンク色のバッグを大事そうに胸に抱えて「ママのでいい」と言ったのです。つむぎの幼稚園バッグは(物語開始時点の)半年前に亡くなった母親が手作りをしてくれたバッグでした。

 

 

イカと里芋の煮物

参観日には、つむぎはお菓子の箱をつなぎ合わせて大きなイカを作るくらい、つむぎはイカが好きなようです。

 

 

公平がつむぎに料理のリクエストを要求したところ、つむぎからは「イカと里芋の煮物」と返ってきました。渋いチョイスですが、こちらもつむぎの母(公平の妻)がよく作ってくれた料理でした。早速、公平は学校で小鳥にそのことを話し、定期的に行われている小料理屋『恵』での「ごはん会」で作ることになりました。

「イカと里芋の煮物」は上記に貼ったTwitterの画像のうち左下にある料理ですね。犬塚家ではオクラを入れないとのことですが、飯田家では彩りを加えるためにオクラを入れているようで、小鳥の母・恵レシピではオクラも使いました。小鳥はオクラを入れることもそうですが、恵レシピで作られた「イカと里芋の煮物」がつむぎの母の作ったそれと味が違っていたら、つむぎは失望するのではないかと心配しています。

ただ、つむぎの母レシピ通りの「イカと里芋の煮物」を再現することなど、端から公平は望んではいないことのようでしたし、つむぎもオクラ入りの「イカと里芋の煮物」をとても美味しそうに食べていました。小鳥の杞憂でしたね。

一緒に作っていた豆腐と長ネギの味噌汁も美味しそうでした。つむぎに出された煮物のお皿には「王冠」が入っていました。イカの足の付根部分です。つむぎは「カッコイイ」とイカの王冠を大いに気に入っていて、次作るときも入れて欲しいと公平に頼んでいました。

 

 

おわりに

小鳥の、公平が学校を休んだことを知ったときの不安な様子、代替の教師に事情を聞こうとして聞けなかった時の様子、お土産に多めに作っておいた「イカと里芋の煮物」を公平に手渡す時の様子、それらを見るとやはり彼女は公平をとても好きなのだろうと思います。特にタッパーの入ったバッグを手渡す時の優しい表情は完全に恋をする女性のそれに見えます。

つむぎの幼稚園バッグは、後に公平とつむぎとで町の手芸屋に行って、染みができた箇所を覆うようにリンゴのアップリケを縫い付けていました。アップリケやリメイクをして大切に物を使う、良いですね。私も古着を着潰して穴が空いたときはリメイクします。最近はベージュ色のヘリンボーンの帽子が少し破けたのでデニムを貼り付けて色のアクセントにしています。

 

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