ディスディスブログ

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星野が義父・弓岡から再婚を薦められました。アイロンを酷評された古田新太さん演じるアカバネが何か事を起こしそうです - 朝ドラ『とと姉ちゃん』128話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、2016年8月30日放送の128話で星野の家に義父が訪れていました。

 

 

星野の義父が訪問した目的

www.nhk.or.jp

 

ヒロインの小橋常子(高畑充希)の恋のお相手、医療品を扱う『光和医薬品社』の星野武蔵(坂口健太郎)の自宅に訪問客がありました。家政婦さんに呼ばれた星野が玄関まで行くと、そこには男が一人立っており、その男は星野を認めるなり「久し振りだね、武蔵くん」と声をかけてきました。

星野もその男に向かって「お義父さん」と言っています。この男は弓岡柳生という名で、武蔵の亡き妻の父親、星野からすると義理の父にあたる人物でした。弓岡を演じるのは志賀廣太郎さんです。

星野一家と弓岡とは3年ぶりの再会ということで、星野の子供の大樹(荒井雄斗)くんと青葉(白鳥玉季)ちゃん、特に青葉ちゃんは祖父にあたる弓岡のことは覚えていないようでした。星野の背後に隠れて弓岡を警戒しています。居間に上がった弓岡は星野との再会を喜び、孫の成長を見ることもできて嬉しそうです。大樹くんも青葉ちゃんも弓岡からのお土産で遊んでいて警戒も溶けているようです。

弓岡が星野の家に訪問した目的は何なのか、それは「再婚の薦め」でした。「再婚だよ、そろそろ考えてもいいんじゃないか?」と弓岡は言っています。亡くなった星野の妻が、タヒぬ間際に自分がタヒんだ後の星野のことを危惧していたようです。

「あの人は私がタヒんでもずっと一人でいるだろうけど、あんな不器用な人が仕事も家事もなんてできっこない。子供にも母親がいた方が良い。だから、もし数年経ってもあの人が一人だったら、再婚するよう薦めて欲しい」と、そのように言っていたそうです。

義父の言葉というか亡き妻の言葉を聞いて、ようやく星野が前に進もうとしています。

 

 

『アカバネ電器製造』の赤羽根社長がご立腹

常子たちの雑誌「あなたの暮し」の目玉企画「商品試験」は新たに「アイロン」の試験をしています。アイロンは使い慣れた人が試験をした方が良いと、かつてカフェ『浪漫』で「梢」という源氏名だった新沼康恵(佐藤仁美)たち主婦の方に集まってもらい、2ヶ月に及ぶ試験を行っていました。

試験結果は編集長の花山伊三次(唐沢寿明)のもとへ集められ、花山の手により記事が書き上げられました。そうして出来上がった「あなたの暮し」第39号は昭和32年1月に出版され、今回も30万部以上を売り上げ好調のようです。

ところが、アイロンの商品試験の記事で完全な設計ミスだと酷評された『アカバネ電器製造』の社長、赤羽根憲宗 (古田新太)が雑誌を投げ、憎々しげな表情を浮かべていました。何やら大きな事を起こしそうな予感がします。

 

 

おわりに

最後、『あなたの暮し出版』社の常子のもとへ一本の電話がかかってきていました。それは星野の娘の青葉ちゃんからで、彼女は「お兄ちゃんがまた具合が悪いって!」と言っています。電話を切ると会社を飛び出す常子、星野の家へと急行していました。

……が、これは青葉ちゃんの嘘でしょうね。常子は星野の会社の繁忙期だけ星野の家に伺い、大樹くんと青葉ちゃんの面倒を見てきて、星野の会社の繁忙期が過ぎた今、常子は星野家には足を運ばなくなっています。理由は繁忙期だけではなく、それとは無関係に星野家に伺っても良いかと常子は星野にお願いをしていたのですが、星野からは拒否されています。そういった事情を青葉ちゃんたちは知らないですから、突然家に遊びに来てくれなくなった「おばちゃん」に来てもらいたくて、青葉ちゃんは嘘をついているのだと思われます。

星野は以前、常子からのプロポーズとも受け取れる懇願を拒否していますけど、今回の義父である弓岡からの言葉、というか亡き妻からの言葉を受けて、心境の変化が起こっているはずです。星野の家にいる常子を見て、彼はどういう行動に出るのか見ものです。ただ、拒否されたことを受けて常子の心境にも変化が生まれていると思われますから、すれ違いが生じる可能性は大いにあるかなと私は考えています。

アカバネの赤羽根に関しては、先週土曜日の次週予告では、会社や家のガラス窓に石が投げ込まれている様子が映されていましたから、商品試験を妨害するためにそういった嫌がらせが行われるのだろうと考えています。そういうものに屈してはならないという、花山や常子の奮闘が描かれるのでしょう。

 

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