ディスディスブログ

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ローゼン・ズールのサイコ・ジャマーを跳ね返す真ユニコーンガンダムの力。リディはマリーダを… - アニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』19話「再び光る宇宙」の感想

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毎週日曜日07:00より、テレビ朝日にてアニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』が放送されています。

 

www.gundam-unicorn.net

 

以下、ネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

2016年8月21日の放送は第19話「再び光る宇宙」です。

 

 

 19話「再び光る宇宙」

主人公のバナージ・リンクスの乗る地球連邦軍の強襲揚陸艦「ネェル・アーガマ」は、フル・フロンタル率いるジオン残党軍「袖付き」との共同戦線を破棄、両者は「ラプラスの箱」の最終座標に示されたインダストリアル7の「メガラニカ」を目指すことになりました。ネェル・アーガマは地球連邦軍からも狙われ孤立状態です。連邦軍は「ラプラスの箱」を手渡し中身が世間へ詳らかになるくらいなら、消滅も止むを得ないと考えているようです。

メガラニカへと向かうバナージの操るフルアーマー・ユニコーンガンダムへ、リディ・マーセナス少尉の乗るユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルンが立ちはだかります。そこへ手負いのマリーダ・クルスが乗るクシャトリヤ・リペアードもやって来て、バンシィ・ノルンを足止めしバナージを先へ送り出します。

前線ヘ向かいネェル・アーガマへ活路を開こうとするバナージに、今度は袖付きのアンジェロ・ザウパーの乗るローゼン・ズールが襲いかかりました。ローゼン・ズールには「サイコ・ジャマー」が搭載されていて、ユニコーンのサイコミュが遮断されてしまうようです。

一方、マリーダと対峙しているリディは宙域に集まる思念の共鳴現象によって混乱(?)し我を失い、クシャトリヤ・リペアードを破壊してしまいます。マリーダタヒ亡。マリーダのタヒの衝撃はバナージにも届き、そのショックからバナージはこれまでにない感応波を発し、それに反応したユニコーンは見たことのない青白い光を帯びた状態へと変化しました。覚醒状態のような、真の姿のような。感応波に魅せられたアンジェロはローゼン・ズールを自壊。アンジェロもタヒ亡。

ユニコーンが活路を開いたことで、ネェル・アーガマはいよいよインダストリアル7宙域へと到達しました。地球の北米シャイアン基地へは地球連邦軍ロンド・ベル隊旗艦、機動戦艦「ラー・カイラム」が乗り込み、艦長のブライト・ノアがローナン・マーセナスやマーサ・ビスト・カーバイン等と対峙します。バナージはネェル・アーガマと合流しミネバ・ラオ・ザビをコクピットに乗せ共にメガラニカへ、行き着いた先にはサイアム・ビストが待っていました。

 

 

ザクⅢとガ・ゾウムとシュツルム・ガルス

19話にも多数のモビルスーツ (MS) が登場しました(私は詳しくはないので間違えたことを書いているかもしれません)。ガザDやズサは18話にも出てきたように思います。19話にはザクⅢとガ・ゾウムの姿も見えました。

「ザクⅢ (ZAKUⅢ) 」は型式番号AMX-011。第一次ネオ・ジオン抗争時にアクシズで開発されたザク系の量産型MSです。作品名で言うと『機動戦士ガンダムZZ』です。ラカン・ダカランが乗っていたようです(失念)。マシュマー・セロが乗っていた気がするのですが、あれはザクⅢ改でしたか。ザクⅢの兵装で印象に残っているのは、フロントスカートのビーム・サーベル兼用型ビーム・キャノンと顎部メガ粒子砲で、19話でもそれらが使われていました。

「ガ・ゾウム (GA-ZOWMN) 」、型式番号AMX-008。説明を調べると、ガザシリーズの発展期なんですね。ガザシリーズはガザCとガザDとあるかと思いますが、ガザEではなくガ・ゾウムとなっていると。それまでと異なるフレーム構造を持っているとのこと。「対艦・対要塞用の戦闘爆撃機として設計されたMA形態への変形機構を有する可変型MS」だそう。ガ・ゾウムもザクⅢと同様にZZの第一次ネオ・ジオン抗争に登場していたようですけど、私は完全にその存在を忘れていました。

「シュツルム・ガルス (SCHUZRUM-GALLUSS) 」、型式番号AMX-101E。第一次ネオ・ジオン抗争にアクシズ側に登場したAMX-101「ガルスJ」のバリエーション機だそうです。シュツルムとはドイツ語で「疾風」的な意味らしいですね。「拠点突破に重点をおいたカスタマイズが施されており、既存装甲の排除など徹底された改修作業によって、ベース機体から50%以上もの軽量化を果たしている」そうで、19話ではジェガンとジェガンと格闘戦を演じていて格好良かったです。最後はあれでしたが。

また、シュツルム・ガルスは『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場したジオンのモビルスーツMS-18E「ケンプファー」の兵装をしていました。チェーン・マインを。

それと、シャイアンでの戦闘でΖガンダムのような機体が登場していましたね。あれは「Zプラス(ゼータプラス)」のようです。私は初見だと思います。ロンド・ベルのジェスタやジェスタ・キャノンにやられていました。

「Zプラス (Z plus) 」は、型式番号MSZ-006A1。「かつて存在したエゥーゴの支援組織カラバによって開発、運用された量産型可変MS」で、Ζガンダムを再設計した機体です。19話で登場したA1型は大気圏内における長距離侵攻を目的とした機体のようです。

 

 

おわりに

調べていたらあの青白い光に包まれたユニコーンガンダムは「真ユニコーンガンダム」と呼ばれているらしいことがわかりました。やはり覚醒状態なのですね。ローゼン・ズールのサイコ・ジャマーはユニコーンのようなサイコミュ搭載機には相当に有効な兵器になりそうです。ユニコーンの「サイコミュ・ジャック」を含めて、私はこれまでに見たことのない発想の兵器で面白さを感じました。本当に戦争をする人が発想しそうな兵器だなぁと感心します。

それにしてもシュツルム・ガルスとジェガンのサシの戦闘は面白かったです。BGMが尺八を使ったもので何だか侍同士の決闘のような様相でした。シュツルム・ガルスは機体の青さも相まって、どこかグフのような趣がありました。宇宙戦用グフ。そう考えるとチェーン・マインがヒート・ロッドのようにも見えます。

 

 

20話は大詰めも大詰めですか。バナージとミネバがサイアム・ビストと邂逅し、そこへフル・フロンタルが現れるようです。ラプラスの箱の正体も明らかになりそうですね。

 

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