F2王者の「テオ・プルシェール」がインディカー『アロー・マクラーレン』を解雇されたようです。
スーパーフォーミュラをわずか1戦で辞め、アメリカへ行きましたが、インディもわずか4戦で終戦しています。
目次
プルシェール解雇
フランス人「テオ・プルシェール」は2023年のF2王者です。
『ARTグランプリ』から出場し、1勝をあげ年間王者になりました。
2024年のF1のシートを得られず、『TEAM IMPUL』からスーパーフォーミュラに参戦を発表していました。
ところが開幕戦のみの出場(レースは18位)で、活動の舞台を日本からアメリカに移します。
インディカー・シリーズでは、開幕戦で怪我をした「デイビッド・マルカス」の代わりとして、『アロー・マクラーレン』からの出場でした。
当初第2戦のみを走る予定でしたが、チームはマルカスの契約を解除、プルシェールがそのまま走り続けることになりました。
ところが、インディ500を除いた4レースを走り終え第8戦ロード・アメリカでのレースを前に、プルシェールはチームから解雇された、という流れのようです。
彼の後任は「ノーラン・シーゲル」なるドライバーが起用されるとのこと。
シーゲルはインディNXTルーキーオブザイヤーを受賞したそう。
ランスとイメージを共有
アロー・マクラーレンのスポーティング・ディレクターである「トニー・カナーン」のコメントです。
誰もその知らせを快く受け止めていない。
私は彼にそれを説明し、私が経験したいくつかの例を挙げた。
まず自分自身に問うべきことは「自分は何をやったのか? 何か間違ったことをしたのか? 」だ。
彼は何も悪いことをしていない。ただ状況が悪かっただけ。我々が下さなければならなかった決断だったんだ。
個人的な問題ではなく、彼のパフォーマンスのせいでもなかった。
彼はできることは何でもやったと思う。彼は満足していなかったが、理解していた。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
インディは4レースで11位、22位、19位、10位だったようです。
お世辞にもいい成績とは言えません。
トニー・カナーンはプルシェールを傷つけないようかなり言葉を選んでいる様子をうかがえるものの、解雇ということなのでしょう。
スーパーフォーミュラでも18位と散々でしたから、これが彼の実力なのだと思います。
残酷ですが仕方ないですね。
彼はF2も王者を取りました。でも確か3年目でしたよね。
F1に行くならF2は1年でクリアしたいところですけど、2年どころか3年もかかっている時点でという。
ただ一応11位や10位という成績は悪くはないので、もしかしたら成績だけでなく素行など走り以外のところで何か問題があったのかもしれません。
F2でチャンピオンになったからスーパーフォーミュラなんて余裕だろうとか、インディも舐めてかかった可能性です。
いや、想像で言っているだけで、事実は知らないですけどね。
そういう走り以外の問題がないと、シーズン途中でわざわざヨーロッパから契約したドライバーを、わずか4戦で解雇はしないのではと思うので。
これからどうするのでしょう?
スーパーフォーミュラに戻ってくるのでしょうか。
それとも耐久やフォーミュラEに乗るのでしょうか。
F1の可能性は、ゼロとは言わないですが、かなり低くなっていそう。
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おわりに
ということで、テオ・プルシェールがインディも解雇された報道について感想を書いた記事でした。