ドイツメディアを中心に、メルセデスF1が来季の「キミ・アントネッリ」の起用を決めたと報じているようです。
目次
ルイス・ハミルトン移籍
今年初め、メルセデスF1所属のイギリス人「ルイス・ハミルトン」が、2025年にフェラーリへ移籍することを発表しました。
メルセデスはイギリス人「ジョージ・ラッセル」のチームメイトの探すことになりました。
ライバルで現王者のレッドブルが今年に入ってから、チーム代表「クリスチャン・ホーナー」の女性従業員への不適切行為から端を発して内部抗争が顕在化しました。
メルセデスの代表である「トト・ヴォルフ」はこれを好機と見て、レッドブル所属のオランダ人「マックス・フェルスタッペン」を獲得しようと画策します。
メルセデスが今季まだトップクラスの速さを見せていないこともあるのか、今のところマックスの他チームへの移籍は可能性が低いとされています。
しかしトトは今なお、マックスのために扉を締めてはいないとされます。
先日開催されたカナダGPではラッセルがポールポジションを獲得し、レースでも表彰台を獲得、メルセデスがトップグループに加わる活躍を見せ始めています。
キミ・アントネッリを2025年起用か?
RTLとBILDなどドイツメディアが中心になっているようですが、メルセデスが17歳のイタリア人「キミ・アントネッリ」の2025年の契約を締結したと報じています。
今季はプレマでF2選手権を戦っているアントネッリは、これまでに既にメルセデスの旧型車でテストを担当し、相当数の距離を走っています。
シルバーストンでのテストでは、アントネッリとテストドライバーであるドイツ人「ミック・シューマッハ」、さらにレギュラードライバーのラッセルも参加し、アントネッリはところどころでラッセルを上回っていたとの報道もあります。
トトは先日「我々はただキミに集中したい」ということと、それを「カルロス・サインツ」にも伝えたとドイツメディアに発しました。
サインツも有力なラッセルのチームメイト候補でした。
今回のドイツメディアの報道は、このトトの言葉が「裏付け」になっているようです。
誤役御免。
感想
感想です。
まず記事作成現在、メルセデスから公式発表されていないので、確定ではありません。
あくまで公式が報じるかどうかで判断されますから。
それを踏まえて、この噂はどうなのでしょうね。
仮にアントネッリを2025年に起用したとして、問題はフェルスタッペンが2026年からメルセデスへの移籍を求めた場合です。
アントネッリの2025年の活躍次第ではありますが、仮にアントネッリがラッセルより速かった場合はラッセルをチームから追い出すのでしょうか。
アントネッリが現時点でラッセルより瞬間的に上回る事があったとしても、安定して速いとは到底思えません。
アントネッリがラッセルに大敗した場合は、2026年にアントネッリの代わりにフェルスタッペンを、ということになるでしょう。
その場合はアントネッリはどうなるのか、以前起用の噂のあったウィリアムズへ「降格」されるのか、あるいはミックのようにF1から離れるのかされそうです。
と考えると、ラッセルがそうであったように、2025年にF1に上げるとしてもウィリアムズで修行をさせた方がメルセデスにとってもアントネッリのためにもよさそうに思いますけどね。
起こる可能性の高いシート争いのことまで考えられた報道なのかどうか。
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おわりに
ということで、メルセデスが2025年のキミ・アントネッリの起用を決めた報道について感想を書いた記事でした。