「カルロス・サインツ」が2025年に向けてフェラーリF1から移籍を目指していますが、扉が閉まりかけており、現状アウディかウィリアムズしかなくなっているようです。
そんなサインツに対して、「ラルフ・シューマッハ」がアドバイスを送っています。
目次
カルロス・サインツのフェラーリ離脱
メルセデスF1所属のイギリス人「ルイス・ハミルトン」が2025年からフェラーリへ移籍することが、今年初めに発表されました。
フェラーリはモナコ人「シャルル・ルクレール」が既にチームとの複数年の契約更新が発表されていました。
つまり同僚のスペイン人「カルロス・サインツ」が自動的にチームから押し出される格好です。
カルロス・サインツには、レッドブルやメルセデス、2026年からアウディとなるキックザウバー、ハース、ウィリアムズといったチームが獲得に名乗りを上げていました。
しかし、レッドブルは「セルジオ・ペレス」と契約更新をする方針に固まりつつあり、メルセデスも「キミ・アントネッリ」を抜擢すると上層部で承認されたという噂が流れています。
現状でまだサインツに強い関心を示すチームは、2026年からアウディのワークスになることが決まっているキックザウバー、それとウィリアムズと言われています。
ラルフ・シューマッハからのアドバイス
元F1ドライバーのドイツ人「ラルフ・シューマッハ」が、Formula1.de YouTubeチャンネルのビデオインタビューで、サインツに移籍先のアドバイスを送っています。
私はまず、自分を100%求めてくれる人を優先する。
(レッドブルやメルセデスとは)契約してもらうこともできただろう。
私は今でも、自分の元チームであるウィリアムズ行きに「反対する」ことを強く勧める。
(ウィリアムズは)行き止まりだ。
これまでのところ、ウィリアムズにはとても失望させられている。
(ウィリアムズは)昨季のような走りができていない。
もし本当に怒っているのなら、それは(2022年までチーム代表だった)ヨースト・カピートの手によるものと言えるだろう(注:この一文の訳がわからなかったです)。
それ(カピートの離脱)以降、チームは後退し続けている。
父親とアウディのつながりがあるから、長期的には彼にはアウディでのより良い選択肢やチャンスがあると思う。
とのこと。
誤役御免。
感想
感想です。
ラルフ・シューマッハはアウディにしとけ、ウィリアムズは止めとけという意見のようです。
この二択なら私もアウディを選びます。
アウディには資本がありサラリーが高いはずですし、レース経験も豊富、長期的には成功する可能性がウィリアムズよりは高いと思えるからです。
ウィリアムズは長年下位に沈んでいて、今も再編の道中にあり、不安定です。
現行PU時代に変わった当初、メルセデスPUの性能のおかげもあって、一時期的に上昇していたものの。
2026年の新たなメルセデスPU次第では、以前のように短期的には上位に顔を出せる可能性はあるでしょうけど、長期的な成長はあまり期待できないかなと。
ニューウェイが加入する、みたいなサプライズが起これば話は変わってきますが。
かと言ってアウディがベストな選択肢かというと、それも違うでしょうね。
アウディが参戦初年からホンダやメルセデス、フェラーリと戦えるPUを造れるのか、ザウバーがトップグループのシャーシを造れるのかと考えると、どちらも怪しいです。
トップグループに行けたとしても、それまで数年どころか5年以上かかるのではと、個人的には思っています。
トップグループに行けるまで5年かかるなら、サインツが2025年にアウディに移籍しても、勝てるようになる頃には彼のドライバーとしての旬は過ぎているでしょう。
どちらにしてもリスクが高い移籍先にしか見えないです。
もちろんウィリアムズが急成長をする可能性だってあるでしょうし、アウディが2026年から速い可能性もある訳ですが。
可能性がどんどん狭まってきていて、彼の立場になってみると本当に判断の難しい移籍ですね。
そもそも、ハミルトンよりサインツ・ルクレールのコンビを継続させた方が、フェラーリにとっていいと思うのですが。
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おわりに
ということで、ラルフ・シューマッハがカルロス・サインツの移籍にアドバイスを送っている報道について感想を書いた記事でした。