マクラーレンF1の代表「アンドレア・ステラ」が、第7戦「エミリア・ロマーニャGP」後に、レッドブルより自分たちが「有利」である点を明かしています。
目次
第7戦エミリア・ロマーニャGP
F1の2024年シーズン第7戦「エミリア・ロマーニャGP」が2024年5月17日から開催されました。
結果と感想は以前当ブログで記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
アンドレア・ステラ
マクラーレンのチーム代表「アンドレア・ステラ」が、エミリア・ロマーニャGP後に自分たちがレッドブルより有利な点があるとメディアに話しているようです。
ノリスを称賛
その前に、ステラはイモラで惜しくも2位に終わった、所属のイギリス人「ランド・ノリス」を称賛しています。
ランドは第2スティントの大部分でタイヤを温存し、最後に魔法を使うといういい仕事をしたと思うが、同時にルクレールがコース上で最速マシンだった瞬間もあり、その観点から見るととても興味深いレースだった。
本当に惜しかったですし、フェラーリもまたレッドブルに近づいていることを感じさせる走りをしていました。
マクラーレンが有利な点
ステラが考える、マクラーレンがレッドブルより有利な点。
それは「複数で戦えていること」です。
複数の競争力のあるマシンが、様々なシナリオを生み出すことの利点がわかったと思う。
特にファンにはとても面白かったと思う。
ステラはこのように語っています。
誤役御免。
感想
感想です。
つまり、レッドブルはフェルスタッペンだけで戦っているけど、自分たちマクラーレンは2人で戦えている。
フェラーリも次戦でアップデートがあり、そこで追い抜く可能性があります。
自分たちがレッドブルに近づいてきた、あるいはチームとしては追い越した部分もあることで、とりわけレッドブルのメキシコ人「セルジオ・ペレス」にプレッシャーをかけることに成功している。
ステラはそう言いたいようです。
実際にイモラでレッドブルのメキシコ人「セルジオ・ペレスは8位と、今あげた3チームの中で最も下位でした。
FPからコースオフやクラッシュがあり、走りそのものに精彩を欠いています。
まるで、序盤こそ順調でしたがモナコ辺りから唐突なスランプがあった、昨年のリプレイを見ているかのよう。
GPblogでは、いくら有利な点があるとしても、マクラーレンが2024年シーズン中にレッドブルのポイントを上回るには既に遅すぎると言っています。
今回イモラでは、マクラーレンは30ポイントと、レッドブルの29ポイントを1ポイント上回ってみせました。
しかし、コンストラクターズランキングでは両チームは既に100ポイント以上の差があるため、1レースでわずか1ポイント縮めただけでは、残り17レースあっても追い越せないだろうと。
現実問題として、マックス・フェルスタッペンがまだイモラで優勝しているし。
という論調です。
しかし、個人的には遅すぎることはないのではと思っています。
理由はレッドブルがはっきり落ち目にるように見えるからです。
フェルスタッペンはイモラの第2スティントを氷の上を走っているかのようだったと表現しています。
初日も制裁を欠いていました。
ニューウェイの離脱とマシンの不調がしっかりリンクしているように思えます。
今後もマクラーレンやフェラーリがアップデートを投入し続けていけば、あるいは完全にレッドブルを上回れるかもしれません。
そして、ニューウェイ離脱によりレッドブルの開発速度はこれからも鈍化していくでしょうし、ペレスは遅いし壊すしフロアを晒すしで、さらにマシンの秘密をライバルに提供するかもしれません(昨季のモナコのように)。
マクラーレンとフェラーリが明確にレッドブルを逆転するようなことがあれば、4台相手ではさすがのフェルスタッペンでも太刀打ちできなくなるでしょう。
今季もまだ諦める必要はないと思います。
仮に言う通り今季は間に合わなかったとしても、2025年までレギュレーションの大幅な変更がないのですから、来季は面白いことが起こるかもしれません。
その試金石として、今季もまだ諦める段階ではないです。
ペレスを角田裕毅に替えれば、ペレス問題は解決すると思うのですがねぇ。
ホーナーは頑なに拒むのでしょうけど。
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おわりに
ということで、マクラーレンのアンドレア・ステラが自分たちがレッドブルより有利な点を述べている報道について感想を書いた記事でした。