F1のレッドブルのチーム代表「クリスチャン・ホーナー」がチーム従業員に不適切な行為をした疑いが報じられた続報です。
ホーナーは2024年2月9日金曜日にヒアリングを受ける予定とのことです。
事と次第では解任もあり得るのでしょう。
レッドブルF1はどうなるのでしょうか。
目次
- 2024年F1ラインナップ
- ホーナーの不適切行為
- 2月9日にヒアリング
- 2月15日新車発表
- ホーナーが解任されればニューウェイも離脱？
- ホーナーはどうなるかの私見
- フォードもやばい？
- ポルシェの動向
- おわりに
2024年F1ラインナップ
2024年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。
以下、敬称略で失礼します。
- チーム (PU) ：ドライバー1、ドライバー2
- レッドブル（ホンダRBPT）：マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
- メルセデス（メルセデス）：ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
- フェラーリ（フェラーリ）：シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
- マクラーレン（メルセデス）：ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
- アストンマーチン（メルセデス）：フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール
- アルピーヌ（ルノー）：ピエール・ガスリー、エステバン・オコン
- ウイリアムズ（メルセデス）：アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
- キックザウバー（フェラーリ）：バルテリ・ボッタス、周冠宇
- ビザ・キャッシュアップ・RB（ホンダRBPT）：ダニエル・リカルド、角田裕毅
- ハース（フェラーリ）：ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン
色を変えたドライバーが新加入です。
オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。
2024年シーズンのドライバーラインナップは2023年から変わりないようです。
ステークF1チーム・キック・ザウバー（キックザウバー）は2023年までアルファロメオ、ビザ・キャッシュアップ・RBは2023年までアルファタウリのチーム名でした。
ホーナーの不適切行為
2024年2月6日ですか、2月5日かもしれませんけど、レッドブルF1に関する大きなニュースがありました。
チーム代表「クリスチャン・ホーナー」が、チーム従業員に不適切な行為をしたとのことです。
これはレッドブル本社からの発表で、既に調査に乗り出しているとのことですので、問題がレッドブルF1内に留まっていないことを示しています。
ホーナーは疑惑を完全否定しているようです。
本件については以前、当ブログで記事にしています。
裏で何が起こっているのか、きっかけはあるのか、誰が仕掛けたのか、解任された場合チームやドライバーたちはどうなるのか、あれこれ妄想した記事です。
2月9日にヒアリング
冒頭でも書いたように、報道を受けて、ホーナーは2024年2月9日金曜日にヒアリングを受ける予定とのことです。
F1 Team Principal Christian Horner is scheduled to face a Red Bull hearing on Friday regarding allegations that have been made against him.
— Autosport (@autosport) 2024年2月6日
The claims are understood to have been made by a female employee, but remain unspecified.#F1 #RedBullRacing pic.twitter.com/pbKhT7AhEn
レッドブル本社は既に独自に調査を開始していて、外部から専門の弁護士を用意しているそうう。
その弁護士が9日にホーナーと面会して、ホーナーから事情説明を受けるということでしょうか。
2月15日新車発表
ヒアリングの結果、ホーナーがどうなるかを私たちが知るのはいつになるか。
可能性が高いのは2月15日に予定されているレッドブルF1の2024年型の新車「RB20」の発表会でしょう。
ホーナーが解任されればニューウェイも離脱？
ホーナーについて気になる情報をネットで見つけました。
It has long been believed that Christian Horner and Adrian Newey have contracts that protect one another. If one leaves the other can as well. This has never been confirmed - but it makes for an interesting dynamic if something was to happen to Horner... @JSBMnewsletter
— Joe Saward (@joesaward) 2024年2月6日
例としてJoe SawardさんのX (Twitter) のポストを載せましたが、同じようなことは他の人も言っているみたいですね。
気になる方は「Christian Horner Adrian Newey」などで検索をかけてみてください。
気になる情報とは、ホーナーとエイドリアン・ニューウェイはお互いが契約で守られているということ。
つまりどちらかがレッドブルを離れることがあれば、もう一方も離れることができる契約になっているそうです。
今回の件で言えば、ホーナーがチーム代表を解任されたら、ニューウェイもチームを離脱するかもしれない。
信憑性の程はわかりません。
ホーナーはどうなるかの私見
結局ホーナーはどうなるか。
私が考えるところでは、ホーナーは「解任されない」と思います。
一定期間の謹慎や減給処分で済まされるのではないかなと、楽観的すぎるでしょうか。
根拠はなし。
マルコが2023年にセルジオ・ペレスに対して発した人種差別でも、彼はチームを解任・通報されませんでした。
今回の不適切行動の報道は、その「意趣返し」であると私は思っているので、仕向けた人（◯コ？）も解任までは望んでいないのではないかと考えています。
ただ、報道が事実だとして、その内容次第では世間が黙っていないので、レッドブル本社としても解任せざるを得なくなる可能性も十分含んでいるようにも思います。
企業イメージを著しく損なうと判断されれば、ニューウェイを失ってでもホーナーの首を切る選択をするかもしれません。
2022年でしたっけ23年でしたっけ、ポルシェへの買収話も進んでいたみたいですから、本件によってレッドブルがF1からの撤退を選択することも十分あり得るのではないでしょうか。
フォードもやばい？
フォードの動きも気になります。
ホーナーの動向は、フォードの意向も絡んでくるはずです。
フォードは勝ちに来ていますので、ホーナーを手放したくはないでしょう。
やはり報道が事実かどうかと、その内容次第ではあるものの。
ただ、フォードに関しては、2023年10〜12月期決算で5億ドルの赤字となり、5四半期ぶりに最終赤字となったというニュースが、6日ですか、ありました。
電気自動車事業の赤字幅も拡大しているそう。
悠長にF1をやっていられるのか、F1事業が本格的に始まる前に終わってしまう危険もありそうですがどうでしょう。
ポルシェの動向
先ほど書いた、一旦経ち消えになったポルシェによるレッドブルF1の買収が、再び動き出す可能性さえ帯びてきたかもしれないなと私は思っています。
ホーナー次第、レッドブル次第、フォード次第ではありますが。
レッドブルがF1撤退してスポンサーとしてだけの活動に縮小する可能性ですね。
全くなくはない状況へ進み始めている気がします。
と考えると、今回の報道を仕向けたのはもしや、レッドブル内でポルシェとの協議を積極的に進めていた人物では？ミン◯ラフ？
さすがに陰謀論すぎますかね、失礼しました。
とにかくまずは9日、それと15日ですね。
おわりに
ということで、レッドブルF1の代表クリスチャン・ホーナーが解任されたら今後チームはどうなるかをあれこれ想像した記事でした。
