コーヒー豆の専門店で「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」のコーヒー豆を購入しました。
これがめちゃくちゃ美味しかったです!
豆の状態や、豆を挽いて淹れて飲んだ感想を書いています。
目次
コーヒーを始めた
2018年8月30日の当ブログの記事にドリップコーヒーを始めたことを書いています。
上に貼った記事リンクがそれです。
dysdis.hatenablog.comdysdis.hatenablog.com
このとき使っていたコーヒー豆は『業務スーパー』さんで購入した「ラグジュアリッチ」というコーヒー豆です。
最近ではAmazonから購入した『セイコー珈琲』のコーヒー豆「ホテル・レストラン用コーヒー豆 1kg」をいただき、それを飲んでいました。
1ヶ月超かかってようやく1kgを飲み終えています。
ありがとうございます。
コーヒー豆「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」
今回紹介するコーヒー豆はコーヒー豆のみを販売している専門店と思われるお店で購入しました。
詳しく知らないのですが、個人で経営しておられるようです。
これまでもコーヒー豆を専門に扱っている『南蛮屋』さんで購入した経験はあります。
しかし、今回のように個人で経営されているお店には今回初めて伺いました。
と言っても、お店に行ったのは少し前の話です。
購入直後に記事を書くと色々あれなので記事掲載の時期をあえてずらしています。
画像が購入した商品です。
「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」と書かれています。
エチオピアのイルガチェフェという土地にあるコンガという農場で生産された豆、という意味と理解しています。
私はコーヒーに詳しくないので間違えているかもしれません。
焙煎の度合いは「中深煎り」ほどになるでしょうか。
シールには焙煎した日にちも印字されていました。
私がソフトで消しているだけです。
珈琲豆吉
今回購入したコーヒー豆は「珈琲豆吉」さんです。
先日、鎌倉や藤沢方面に用事があったときに、藤沢駅周辺を散策していたらたまたま見かけたお店です。
上に記事リンクを貼った記事の関係です。
その流れで散策をしていたところ、お店を発見してふら~っと入ってしまいました。
お店は人が5人も入ると余裕がなくなりそうなくらいの面積でした。
そんな店内にはカウンター、カウンターの上に電動コーヒーミル、脇に大きな焙煎機が置かれています。
私が立ち寄ったときはお店に他のお客さんはおらず、店主さんとマンツーマンで会話をさせていただきました。
私は店主さんのろくに目を見ることができず、おどおどしていたかもしれません……人が怖いんです、申し訳ありません。
店主さんに、私のコーヒーの道具や味の好みなどをお話しました。
すると店主さんは冷蔵庫でしょうか、そこから3種類ほどの豆の候補を出してくれました。
それぞれに香りを嗅がせていただき、豆の特徴を教えていただき、最終的に私の香りの好みから選んだのが、先ほどの「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」でした。
店主さんは見た目、話しかけにくそうな方でした(申し訳ありません)。
しかし実際に話をすると話しやすい方で、決して押し付けるでなく、私の好みを聞き出してくださいました。
価格
『珈琲豆吉』さんで購入した「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」の価格です。
価格は1,600円でした。
前回、1キログラムも豆をいただいたので今回は自腹で奮発しました。
量は200グラムを購入しています。
レシートを見ると「2点」と印字されていましたから、100グラム単位で販売しているのでしょうか。
200グラムで1,600円ですから、グラム単価は8円になりますか。
私にとっては超高価です。
豆の特徴
「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」の豆の特徴はどのようなものでしょう。
生豆生産国
生豆生産国名はアフリカの東にある「エチオピア」です。
ザイオン。
ネットで調べてみた限りでは、エチオピアのイルガチェフェ地域で生産されるコーヒー豆は、いわゆる「スペシャリティコーヒー」に該当するのかもしれません。
イルガチェフェの豆にも色々あるのでしょうけど。
いや、私もよくわかっていないので間違えているかもしれません。
特定の農園からの豆のみのものや通常よりも現地での選別を厳しくしたハイクラス品のことをスペシャルティー(スペシャリティー)コーヒーと称する差別化が普及しつつある。
コーヒーのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
要するに、スペシャリティコーヒーとは高品質で美味しいコーヒーのことみたいです。
ざっくりしすぎでしょうか。
ロースト
ローストは「中深煎り」ほどのようです。
パッケージを開封して豆を取り出してみました。
色が均一で、煎りすぎて黒光りもせず、良い焙煎に見えます。
その前に、豆の大きさにバラつきが少ないです。
比べるのもどうかと思いますけど、『業務スーパー』で購入した「ラグジュアリッチ」などは比べると大小様々な豆が混在していました。
ローストも、し過ぎて黒光りしていたこともありました。
やはり高価な豆はかけている手間暇が違いますねぇ……痛感しました。
香りの特徴
香りの特徴です。
豆の香りをかぐと、香ばしさと共に甘味が最初に来ます。
苦味も酸味も来ましたけど甘味がすごいです。
まるでチョコレートのような、とろみのあるフレグランス。
甘味が豊かな香りで、今までかいだことがないレベルの豊かさに感じられます。
すごいぞ、これは。
粒度
豆の粒度(りゅうど)は、抽出の方法によるでしょう。
今回は金属フィルターで淹れたこともあるので、やや粗く挽きました。
写真を撮り忘れ……。
挽く前の画像ならありました。
『パール金属』のキャプテンスタッグ「ステンレスハンディーコーヒーミルS」を使って、「10カチ」で挽いていたと思います。
コーヒーを淹れてみた
『珈琲豆吉』さんで購入した「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」を淹れてみました。
私はペーパーフィルターと金属フィルターとネルのハンドドリップ、フレンチプレス、マキネッタ(モカエキスプレス)で淹れられる環境にあります。
金属フィルターのドリップで淹れた
抽出方法は金属フィルターによるハンドドリップです。
金属フィルターは『HARIO』の「カフェオール」です。
淹れ方は「4:6式」です。
道具一式です。
金属フィルター内にコーヒー粉が見えます。
粒度はあのくらい……わからないですよね。
申し訳ありません。
ドリッパーに粉を入れたら、ドリッパーを揺らしたり軽く叩いたりして粉を平らにならします。
使用した粉の量はコーヒー2杯分の「20グラム」です。
まず1投目後の蒸らし中です。
1投目のお湯の投入量は50ミリリットル。
お湯が粉全体に行き渡るように、ポットを回しながら淹れます。
2投目以降より気持ち勢いをつけて淹れた方が行き渡る感覚。
2投目。
70ミリリットル、計120ミリリットル。
左手にコーヒーポット、右手にカメラを持って、淹れながら撮りながら……なのでいつも以上に不安定なお湯の投入です。
言い訳。
3投目。
60ミリリットル、計180ミリリットル。
4投目。
60ミリリットル、計240ミリリットル。
5投目。
60ミリリットル、計300ミリリットル。
これで終わりです。
最後なのでお湯の太さを太くしています。
淹れ終えました。
出来上がったコーヒーを見ると、いつもより色が薄いです。
紅茶を淹れたかのような赤茶色。
湯量を間違えたのかと不安になるレベル。
実際に間違えている可能性もあります。
真上から見ると、薄すぎはしないですか。
カップは『モスバーガー』の景品です。
私が子どもの頃から何十年も使い続けている相棒。
ネルドリップで淹れた
ネルドリップでも淹れてみました。
粒度は画像ほど。
金属フィルターで淹れたときより結構細かいですね。
「7カチ」か「8カチ」だったはず。
20グラム。
膨らんでいます。
この瞬間がたまらない。
淹れ終わり。
やはり粒度を細かくしたためか先ほどより濃い色に見えます。
実際に味が濃いです。
ペーパードリップで淹れた
ペーパードリップでも淹れてみました。
粒度は画像ほど。
こちらも「8カチ」くらいだったはず。
20グラム。
これまでで一番膨らまなかったです。
ネルドリップと同じくらいの濃さでした。
飲んだ感想
珈琲豆吉さんで購入したコーヒー豆「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」で淹れたコーヒーを飲んだ感想です。
ブラックで飲みました。
感想は一言「コーヒーではない」です。
否定的な意味ではなく、私が今まで飲んできたコーヒーとは別の何かに思えました。
私の中のコーヒーの概念が変わるくらいに別物の味でした。
味は爽やかな酸味を一番強く感じます。
柑橘系のフルーティさと甘さがあるため、まるで紅茶、それもレモンティーを飲んでいると錯覚をしてしまう味。
ジャスミンのようなハーブ感もあります。
ボディの軽さがあり、スッキリしています。
コクは私はさほど感じられませんでしたが、後味も爽やかで口の中で長めに残ります。
苦味もあるにはありますけど、私には強く感じられませんでした。
私はコーヒーを始める前や始めた当初、コーヒー=苦味と捉えていました。
それ自体間違えている訳ではないでしょう。
しかし今回、コーヒーには酸味の美味しさもあるのだと知ることができました。
また一つ勉強で、世界が広がった気がします。
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以上は購入した日に金属フィルターで淹れたときの感想です。
2日目以降、ネルドリップでもペーパードリップでもフレンチプレスでもマキネッタでも淹れましたが、初日と同じ感想を抱いたことは一度もありません。
初日のあれは何だったのか……。
焙煎したてでないと味わえないのでしょうか?
2日目以降、ネルドリップとペーパードリップで淹れたコーヒーの味は、苦味だけがあって、あのレモンティーのような酸味が失われてしまいました。
粒度を粗く挽くことで苦味を抑えることはできます。
「11カチ」ほどの粗挽きにした豆を、初日と同じ金属フィルターで、初日よりお湯を投入する時間を短く淹れてみました。
……が、初日のあの上質な酸味は感じられませんでした。
初日だけ奇跡的に上手に淹れられたのでしょうか。
合わせ方
「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」は何と合わせると良いでしょうか。
店主さんはミルクと合うと仰っていたと記憶しています。
砂糖よりもミルクの方が、という意味でしょうか。
この豆で以前、当ブログで紹介した私流カフェラテを淹れると、今まで感じたことがないくらいに美味しいです!!
これは初日に限らず何日経っても美味しい。
甘味もあって苦味もあって、何よりコクがぐっと増します。
苦味は感じられてもしつこくなく、すぐにすっと消えるため飲みやすいです。
コーヒーが苦手な家族も、このカフェラテは大絶賛でした。
店を開けますね、これは(嘘)。
おわりに
ということで藤沢にある『珈琲豆吉』さんで購入したコーヒー豆「エチオピア・イルガチェフェ・コンガ」を購入したので、挽いて淹れて飲んでみた感想を書いた記事でした。
これもコーヒーなのですねぇ。
いや本当にレモンティーでしたよ。
初日は。
2日目以降のあれが普通の味なのでしょうか。
う〜ん、コーヒーは本当に奥が深い……。